コーディー

ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪えのコーディーのレビュー・感想・評価

4.0
パート1&2、完走。

再統一が迫る2025年。教授率いる強盗団が狙うは南北が共同運営する造幣局から4兆ウォン盗む、しかも人道的に!
周到な計画に振り回される警察、人質や世論の揺らぎなど二転三転する中で徐々に見えてくる教授の真の目的…と,盛り盛り展開から目が離せないw
面白い!

強盗チームも南北合同、人質も韓国と北朝鮮両国の人間で形成されてるって事で分断の歴史を絡めながら解決への糸口を模索するような、造幣局内での人間関係の変化も面白かった。
そして〝血を流さない〟という教授が掲げるルールが計画を困難にはするけど、その制約こそが義!やっぱこのチーム大好き!

オリジナル未見なのでどのぐらい端折ってるかは分からないけど人物描写はちょい弱いし、僅かな回想でチームの絆や計画への想いを察し切れない部分も…ま、仕方ないけど。
とは言え錚々たる豪華キャストの共演が眼福だったしwトーキョー、ベルリン、デンバーなど好きなキャラ、熱いシーンも多々。充分!

そして満を持して登場のイム・ジヨンがめちゃんこカッコ良かったからもっと観たかったな〜