ぶみ

ひねくれ女のボッチ飯のぶみのレビュー・感想・評価

ひねくれ女のボッチ飯(2021年製作のドラマ)
3.5
飯豊まりえ主演によるテレビ東京のグルメコメディ。
人付き合いが苦手で友達もいない主人公のひねくれ女、つぐみが孤独の食事「ボッチ飯」に勤しむ姿を描く。
同じくテレビ東京の武田梨奈主演、『ワカコ酒』シリーズ同様、ゲスト参加による一話完結スタイルのドラマであり、これといったストーリーがないのも同じ。
主人公つぐみはひねくれ女らしく、声に出さない独り言で悪態をつくが、飯豊がその声と表情を見事にマッチングさせ、キュートさ全開で好演。
つぐみの勤めるコンビニ店の店長をダンディ坂野、店員を片桐はいり、つぐみが参考にしているインスタグラムの投稿者を柄本時生と、癖強めの個性派が脇を固めている。
つぐみが美味しそうに食べる食事シーンは、もはやテレビ東京のお家芸とも言えるもので、彼女の至福の笑顔に毎回癒されることに。
ひねくれ女とはいうものの、実はそんなにひねくれてはおらず、『ワカコ酒』同様、永遠に見ていられる一作。

コース料理でひねくれる。
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