QI

シークレット・インべージョンのQIのレビュー・感想・評価

3.5
“モヤモヤとワクワクの狭間で”

誰もが思っていること、かつ今更ではありますが、最近のMCUドラマにはそれ単独で楽しむもことを求めるのは無理だとあらためて痛感させられました😥

なのでMCUにあまり触れたことのない人にはかなりきつい作品だと思います

モヤモヤ

マルチバースだけでは物足りず、今後の作品の自由度を増すための“何でもあり”度がさらにパワーアップ

そもそも誰にでも姿を変えられるスクラル人の能力は、物語のちょっとしたアクセントとしてこれまで楽しんできたハズなのにその能力での地球侵略をメインテーマにしてしまうのはいかがなものか

さらにスーパースクラルというチートすぎるキャラの登場でMCUのパワーバランスは完全崩壊

おまけにフューリー周辺の重要キャラを次々と退場させて過去のしがらみを断ち切ってしまうという…

ここまでやればもう怖いものなし😝

ワクワク

そんなことを言いながら、制作側の思う壺と知りつつ今後の映画作品へのつながりを妄想してワクワクしてしまうのがMCUファンの悲しいサガ😅

『ザ・マーベルズ』

クリー人とスクラル人の和平交渉が行われようとしているのは本当か?
プリシラがそれに果たす役割は?
そしてキャロルとはどんな関係に?

『アーマー・ウォーズ』

ローディーがいつからあの様になっていたのかがはたして明かされるのか?

そしてなんと言っても
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』からの『サンダーボルツ』

本作で一番見応えがあったのがMI6捜査官ソーニャの存在感とその活躍

流石はオリビア・コールマン!

🇬🇧ソーニャwithガイア
vs
🇺🇸ヴァルwithサンダーボルツ

これが実現すれば相当見応えがあるはず

さらにそこにハリソン・フォード演じるロス大統領がどう絡んでくるのか?

こうやって考えてみると、本作は今後の展開に向けてかなり重要な作品だったのかもしれないと思いはじめ…🤔

いやいや、過度の期待と油断は禁物

そんな妄想を多少なりとも回収してくれればラッキーぐらいにハードルは下げておかねばw

p.s.
『エージェント・オブ・シールド』キャラ登場の匂わせはいったい何だったんだろうか😤
ほら、言わんこっちゃない😳
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