HBO Maxにて鑑賞。今のところ今年ベスト。
AIDSへの対処が遅れた1980年代のイギリス。ホモフォビアの親、肉親以上に家族であるゲイコミュニティの仲間、印象的に差し込まれる当時の楽曲。
内容が内容だけにツラく苦しい展開も多々あったけれどそれ以上に、初めて『Pose』を観た時並みの多幸感で一杯です…
実際にゲイとして80年代を生きた人たちのレビューを見ていると、このドラマがいかにリアルなのかわかる。放送後、イギリスではHIVの検査数が4倍になったとか。
あと、これは言うまでもないことですがゲイ役を演じているのはゲイの俳優たち。ヘテロの白人俳優がゲイ役を演じることでどれだけの機会をゲイの俳優から奪ってきたか、改めて考えさせられる。もっと前から存在してもよかったはずの作品。