シングルマザーのルイーズは息子アダムと暮らしていた。ある日ルイーズはバーで友達を待っていたがドタキャンされて帰宅しようと席を立ったところで背後にいたデイビッドにお酒をまかしてしまい、それがきっかけで冗談混じりに話していくうちに2人はキスをしてしまう。
翌日ルイーズが職場に行くと、そこには新しく上司となるデイビッドと妻のアデルの姿があり思わず隠れてしまうが日を重ねる内にルイーズとデイビッドは少しずつ惹かれ合い関係を持ってしまう。だが偶然街でアデルとぶつかったルイーズは一緒にジムへ通ったり相談を乗る仲になっていき、アデルが過ごした施設で仲の良かったロブのノートを借りて読んでいく内に身の回りが不穏な空気に包まれていく。
ナイスな脚本で真相が解き明かされていくまで誰も信用できないくらいに、かき回されるような展開。
誰にも同情出来ないなァと思いながらも元凶はコイツかと思わせておきながらなんだかんだみんな結構クレイジーでラストはそう来るかっていう狂いっぷり。
ただこの作品のキーとなる設定がちょっと粗雑というかシナリオを成立させるための強引さが目立つ。
アデル役の表情や不気味な仕草がいい味出している。
