また台湾ドラマを漁ってしまいました。
少女マンガのような王道のBLという感じでした。
「ハートストッパー」で最上級のBoy meets boyを見てるので、どうしてもそれと比べてしまうと、人物の葛藤、悩み、不安などの内面や周辺人物の描き方などの深みはなくて、アッサリと描かれていますが、時間も30分×6話なのでめちゃくちゃサクッと手軽に見れる作品でした。
まあでも、イヤな人も出てこないし、辛いシーンもないので、安心して見れます。
片思いしてる相手の男の子に気持ちを気付かれないようにして、友情を失いたくなくて臆病になったり、ゲイだと知られると相手に嫌われるんじゃないかとか、そういう不安は描かれていますが、付き合いだしてからはオープンだったので、大学生ともなると同性カップルも割と受け入れられてる雰囲気が台湾にはあるのかな…と思って見てました。
同性婚もできるので、2人が結婚の話をしたりするシーンもあって、やっぱり結婚の選択肢が普通にあるって良いな、大事だなってあらためて思いました。
主人公の男の子2人も見てて可愛く微笑ましいかったです。
特にシューイー役のYUは、アイドル風の顔立ちで可愛らしく、また結構な頻度で日本語もしゃべっていて、それがすごく上手なので驚きました。
この方はどうやら日本生まれみたいなので、発音や抑揚も自然で、台湾ドラマを見てるのに聞き慣れた日本語がたびたび出てくるのも楽しかったです。
同性愛を嫌悪するような人も特になくて、シューイーの彼氏のシードーのお母さんがまた素敵な人なんですよね。
息子のありのままを受容し応援してくれる温かさが、すごく安心感があって良かったです。
LGBTQの人は、ドラマや映画の中で死ぬ確率も高く、悲劇的な描かれ方をされる事が多いですが、こういうただただハッピーなのは安心して見ていられました。
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