第一話のオープニングで凛として時雨が流れた瞬間、あ、この世界観絶対好きってガッツポーズでした。
その人の特性を存分に活かせる仕事が自動的に判断され、道を踏み外さない生き方が出来る社会。シビュラシステムが実現する社会は果たして幸せなのか…？
徐々に明らかになるシビュラシステムの正体、槙島が仕掛ける事件の数々と、展開がすごくて目が離せない。
登場キャラクターもそれぞれ魅力的。特に本作の敵である槙島のカリスマ性、そして見えてくる彼の孤独が、善悪って何なのか、幸せって何なのかを問い掛けてくる。
登場するガジェットたちも魅力的です。相手の犯罪係数に応じて威力が変わるドミネーター、情報が3D化されて表示されるApple Watch的な時計、服を自在に変えられる技術などなど。実際の2112年はこれよりももっと進んでるかな？
2023年の今観ても割とタイムリーに感じる作品だと思いました。特にChatGPTも出てきて、シンギュラリティが間近に感じられる現在、AIの在り方、共存の仕方などを考えるきっかけにもなる気がした。
次のシリーズも楽しみ！！
