ヴァイオレット・エヴァーガーデンの7の情報・感想・評価

エピソード07
第7話
拍手:86回
あらすじ
『いつか、きっと見せてあげるね、お父さん』 そう言った娘は、もうここにはいない。 湖畔にぽつりと立つ屋敷に、人気戯曲家のオスカー・ウェブスターは暮らしていた。 オスカーは戯曲の執筆を手伝ってくれる自動手記人形を呼び寄せる。 現れたのは、オスカーが名前すら悲しくて囁けない「あの子」と同じ髪色の少女、 ヴァイオレット・エヴァーガーデンだった。 ヴァイオレットがやって来ても、オスカーは何かを紛らわすように酒を飲み続け、 仕事に向かおうとしない。 それには理由があった。 オスカーには自分の命よりも大切な娘がいた。 お気に入りの日傘を差して湖畔を歩く「あの子」の名前はオリビア。 『わたしもこの湖を渡ってみたい。あの落ち葉の上なら、歩けるかなぁ』 そう言って、オスカーに微笑む。 だが、幼い彼女は病に冒され天国へと旅立った。 ただ一人、オスカーを残して。 大切な人との別れがどれほどつらいことか。 ヴァイオレットはオスカーの深い悲しみに共感する。 オスカーはオリビアに生前聞かせてやった物語を、 子ども向けの戯曲として完成させようとしていた。 物語の終盤、主人公は日傘を使って湖を渡り、父の待つ家に帰らなくてはならない。 その情景が浮かばず、行き詰まるオスカー。 次の瞬間、オスカーの瞳にオリビアの日傘を持って湖に向かって跳躍するヴァイオレットが映る。 ブーツが水面の落ち葉に触れて、風の力でふわりと一瞬浮き上がる。 その姿に亡くなったオリビアを重ねるオスカー。 「死なないで、ほしかったなぁ…」 オスカーにはオリビアが微笑みかけたように見えた。 「君は死んだ娘の『いつかきっと』を叶えてくれた。 ありがとう。ヴァイオレット・エヴァーガーデン」 優しさに満ちた瞳で告げるオスカー。 だが、ヴァイオレットの瞳の奥には悲しみが宿っていた――。
コメント26件
あー

あー

2023/08/14 1番泣いた 2024/03/26 10拍手 泣けるって分かってるのに泣けるとか反則すぎる
えり

えり

鑑賞日:2024年1月22日
いい話👍
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Morikichi

Morikichi

7話から10話までをよく見直すことがある。
湯

お父さんの瞳にうつる娘の姿 「」
さと

さと

このコメントはネタバレを含みます

切り抜きでちょっと見たことがあった回 湖の落ち葉を渡るシーンは迫力あって泣けなかったけど笑 帰りの船で泣いているヴァイオレットちゃんで自分も泣いた
スター

スター

このコメントはネタバレを含みます

劇作家の回想場面で涙腺崩壊。そしてギルベルト少佐に関する情報がヴァイオレットにもたらされる。
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南波六太

南波六太

ヴァイオレット感情豊かになったねえ
miru

miru

😭
平田一

平田一

この話って「共感」と「投影」がテーマっぽい。もう会えない一人娘のための話の代筆依頼。主人公に共感するヴァイオレットと作家のオスカー。一見ここで同じ視点を二人は見てると思わせといて、希望=オスカー、罪=ヴァイオレットなのが手加減無しですね。 ついに自分が燃えてることを自覚したヴァイオレット。ここからしばらく苦しい話が続くがホントに見逃せない。
メモ魔

メモ魔

亡き人の[いつかきっと]に触れたヴァイオレット。その[いつか]を待つ人の愛情に触れたヴァイオレット。そして、、そのいつかを自分が奪ってきたことを理解し、自分が酷く燃えて身を焦がしていることに気付く。 娘を病気で亡くし、その悲しみを消化するため筆を取った劇作家オスカー。物語の執筆を進めていく上で、オスカーは1人娘の[いつかきっと、お父さんに見せてあげるからね]から着想を得る。 亡くなった娘に宛てる感情を、ヴァイオレットが手紙以外の形で昇華してあげるって構想が良かった。 もう帰らない娘の姿を物語の中だけでも描こうとするオスカーの姿に、自分の中だけでも娘をハッピーエンドで終わらせてあげたいという思いを感じた。 このエピソードでは、ヴァイオレットが物語のキャラ、オリーブに自分を重ねて感情移入するシーンがある。娘をモチーフに描いた物語にヴァイオレットが共感する姿は、オスカーにはまるで娘が帰ってきたかの様に見えただろう。そんなヴァイオレットが、娘が元気な頃に残した [いつかきっと、、見せてあげるねお父さん。] を形にしてくれた。オスカーからしたらそれは、そう。物語の最後を締め括ったこの言葉そのものに見えたに違いない。 [神様なんていないと思っていたけど、いるなら君のことだろう。] 父オスカーが、湖を渡るヴァイオレットに娘を重ねて後悔の言葉を連ねるシーンが感動だった。 [いつかきっと、見せてあげるね。お父さん] [何千回だって、そう呼ばれたかった] [生きていて、欲しかった] [もっと、大きく育って、欲しかった] このシーンと共に流れる回想も良い。フラッシュバックする娘の成長。そしてもう絶対に叶うことは無いと思っていた[いつかきっと。]それが今目の前で叶えられた。 そのお父さんに、娘が寄り添ってきて [ほら、いつか見せるっていったでしょ?] って顔でオスカーに微笑んでくれたシーンが特別良かった。 4話が1番と思ってたけど7話も心を強く打ち付ける素晴らしい話だった。 ※素晴らしいとか凄いとか、、そーゆー抽象的な言葉で物事を評価するのはなんか自分好きじゃ無い。もっと語彙を増やして自分だけの角度から作品にを評価する言葉のラベルを貼っていきたい。
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なす

なす

ヴァイオレットの困ったお方ですが好き 物語の登場人物の気持ちで感想を伝えるの素晴らしすぎる... 作家側からしたらこの上なく嬉しい表現やわ 落ち葉の上を歩くところ映像が美しすぎるし、オリビアの回想本当に泣ける、容赦なく命を奪う病が憎い( т т ) 少佐が死んだことを聞かされて最後「 」になってたのなんとも言えん苦しい
lafoi

lafoi

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「飛べるんだ。風の精霊がもう一度だけ現れて言う、『オリーブ、あなたの傘を広げて』 『その傘があなたの翼よ。高く飛ぶと風に流されるから、海では波を、川では岩を、湖では落ち葉を踏んでいきなさい』」
たぐは

たぐは

ヴァイオレットちゃん感情爆発回
うめこ

うめこ

「どんなに辛い冒険をしたとしても最後はハッピーエンドだ。幸せになる。いや してみせる。」
Ri

Ri

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娘を亡くした小説家、水面を歩く有名なシーン
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ココ

ココ

予定調和。薄いなあ全てが……。1話から思ってたけど、社長の呼び方、ちゃん付けにしたの失敗では? ヴァイオレットちゃんって長すぎてすごくテンポが悪い。
アンミカ

アンミカ

ヴァイオレットが自分が犯した罪をようやく自覚するようになった話。 人の気持ちが分かるようになるって辛いものでもあるんだな。
りぃ

りぃ

号泣した
ma

ma

ドイルを背負って水上を走り川を渡った烈海王は凄い、
れな

れな

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2021/05/21 Netflixで視聴 料理に初挑戦のヴァイオレットたん可愛いねぇ……塊になったカルボナーラ作るのも頑張ったんだよねえ……… 心がわからないと言ってたヴァイオレットが、代筆している戯曲の主人公を思ってわくわくしてたり、依頼人の娘さんの話を聞いて涙を流したりするようになるのも感慨深いねぇ…ボロボロ泣いてしまったよ…… ここから誰かの「いつかきっと」を奪ってしまったこととか、少佐のこととか、どうなるんだろ
おーちゃん

おーちゃん

これはヤバいねぇ(T^T)
アニ

アニ

人を殺めたことのあるヴァイオレットが、代筆をしていることで悩むシーンが成長も見えるし、悲しい
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ken

ken

このコメントはネタバレを含みます

水面ダッシュわろた ギルベルトのついに知っちゃったか…
まい

まい

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ヴァイオレットが湖の落ち葉の上を歩くシーン好き
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ぜにげば

ぜにげば

このコメントはネタバレを含みます

公開恋文以来依頼増えたらしい、良かったね。 ゲネトリクス国 ロズウェル地方オスカーという小説家の代筆に。 オスカーの小説に胸を躍らせ、彼の娘の話を聞き涙するヴァイオレット。 どんどん感情が豊かになって行っている。 妻も先になくなり、その後娘も同じく病気で亡くなったらしい。辛すぎる。 娘の名前はオリヴィア、小説の主人公はオリーヴ。 小説の結末に悩んでいた頃、娘との思い出からヴァイオレットに傘を指して枯葉伝いに湖を渡ってと頼む。 さすが戦場経験者ヴァイオレット、3歩程成功する。 その姿を見て涙するオスカー。 いい小説が書け、娘の傘を貰うヴァイオレット。最高じゃん。 娘の「いつかきっと」を叶えてくれてありがとう。 ヴァイオレットは、ディートフリートの言葉もあり、多くの人の「いつかきっと」を奪ったのではと悩み、ティファニーと再会。 ヴァイオレットを見て、ギルベルトも浮かばれるわねと言うティファニー。 とうとう知ってしまった。 インテンス最終決戦でヴァイオレットの姿だけが残されており、ギルベルトはネームプレートのみ。結果、未帰還扱いになっていた。 はぁ…1話1話が映画くらい見応えある…
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