西田千夏

魔法少女まどか☆マギカの西田千夏のレビュー・感想・評価

魔法少女まどか☆マギカ(2011年製作のアニメ)
5.0
Best of episode: #7話


❤︎) 推しキャラ:暁美ほむら


大学のゼミで本アニメを扱ったことがきっかけで見た作品。
当時、あんまアニメを見ない人だったけど神アニメに出会ったような気がした。
なので、ほぼ大学で学んだことがレビューとして書いてありやす。


まず、『まどマギ』の面白い魅力として、物語の基本的な設定の上に科学や哲学のような現実味ある問題が密接に絡み合ってるところだと思う。
もちろん、原作がないから読めない展開には興奮はするけど。

少女5人が、“誰か“を救済するためにキュウべえと契約して魔法少女になるってのが話の中心軸だけど、キュウべえと契約した彼女たちの結果だけ見ていくと…。
ま、中々な運命だよね。


杏子の場合は、自分の父を救うために魔法少女になったけど、結局、杏子の家族は良くない末路を辿るし、救済したかったさやかもまた…。って感じで。

そのさやかは、恭介くんを救うために魔法少女になるものの最終的には魔女へと化身してしまう。
闇堕ちって言っていいのか?

ほむらは、ワルプルギスの夜で戦士するまどかを救うべくいくつものユニバースを横断するし、まどかも全魔法少女を救うために魔法少女になる。
ただし、まどかはほむら以外の人間から記憶が消されてしまう。
ほむらも望んだ結末ではないでしょうし。

マミは、瀕死状態だったところ、キュウべえと契約したという経緯なので、“誰か”の存在があるわけではないけど、まどかとさやかを助ける(?)守る(?)という動きを見せるもお菓子の魔女によって殺されてしまう。
まどマギファンが大好きな「マミる」ってやつね。笑


同じようなシチュエーションなのに、登場人物に対する感じ方は全然違う。
さやかのは、結構衝撃的だったけど…。
でも、あれは怖いわ。
それでも、「救いたい」「何とかしたい」と思ってしまう。

本当に奥が深い作品だよ。

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🎯1話 「夢の中で逢った、ような…」

物語の冒頭から白と黒という色を持たない空間を見せるところから始まる。

では、その色を持たない世界で唯一色を持ってる人物は誰か?
それは、主人公の鹿目まどかです!!

始まりから奥が深いと感じさせられる演出!
しかも直線か交線しかない空間なのよ。

で、エンディング曲が作品の最後で流れるというね。
『まどマギ』見てからKalafinaさんの「Magia」を常に聴いてる気がする。
たまに、MVも見てる。


「夢オチ」←「夢オチでした」で全て解決するから、本来作品で使用するのって好ましくないところだけで、それをあえて使ってまどかに語らせるという演出。

実際、まどかも「夢オチ?」と言ってるけど、モノクロの空間でまどかは「出口」という扉を開けているので、そもそも夢ではないんだよね。


OP曲もまだ全然先の人間関係や服装を出してるし、本編とOPではまどかの顔もちょいと違う。
1話からこの表現をしてるということに違和感を感じるも、ClariSさんの歌う「Connect」に引き込まれる。


洗面所が、ほぼガラスってのもすごい話だよ。
未成年と成人女性が2人並んでガラス張りの洗面所にいる様子は、見せる暴力でもある。
まどかのおかんは、「女は外見で舐められたら終わりだよ」という台詞を吐くわけだが、そのガラス張りの洗面所でまどかのおかんはすっぴん(裸の状態)からメイク(服を着た状態)を施した顔へと変化する。
そういう意味では、“女”を見せに行ってるのは成人女性(まどかのおかん)っていう立場に当たるよね。
けど、でも見せたいのは女性という立場のジェンダー的な部分なんだろうね。
女性は常に見られる対象、見せる対象という立場をアイロニーに表現してるんだと思うけど。


で、まどかん家は、緑に囲まれた家だけどそん中でもトマト(赤)をなぜか全面に映し出す。
しかも、(植物の)お世話を父親がやって、朝遅くまでぐっすり眠っている母親。
一般的な母親と父親の生活とは真反対の立場で描かれている。
恐らく、ここでもつつきたいのはジェンダーについてだと思う。

でも、個人的に注目したいのはそのトマトを食べてる人物。
つまり、まどかの弟なのですが彼は口の周りが赤くなってます。
普通、ケチャップでもない限り、口にはあんなトマトの付き方はしない。
にも関わらず、まどかの弟の口周りにはトマト、いや、言い換えれば口周りが真っ赤になっている。
トマトの“赤”は、「血」や「生命」というイメージを持っているのでここでは、弟くんに何かしらの生命や血につながるものを示唆している。
しかも、家族が4人いる中で弟が1番背の高い椅子に座って弟が皆んなを見下ろすという構図になっている。
これも、ある意味では何かの伏線を張ってるのだとは思いますが。
↑以降も何度か高低差が強調される場面は出てくるけど、恐らく権力というか立場というかそういう何かをはかるものさし的な役割を果たしているのではなうかと見ている。


あと、怖いくらいに食器が多いね。
特にグラスが多い。4人家族のレベルじゃない。笑
多分。


あとパン咥えて女子学生が登校するっていうのは、だいたい女性が主人公の1話でよく展開されるあるあるなので、もう面白い。笑
アニメっぽさが出てて。
いや、アニメなんだけど。


中3のまみかは、大人しすぎる=成熟度を表している(?)

一方のまどかは、「告白されたい」という小学生男子が言いそうな悩みを打ち明けるくらいしょうもない悩みを持っている=まみかとは対象的な性格・立場・状況を表している(?)


まどかの家もだし、先生の目玉焼きの話もだけどジェンダークオリティは達成できてない(?)

学校もガラス張りなのすごいな。
でも、学校でほむらとまどかが話している廊下という空間も交線と直線の世界線なんだよね。

けど、体育する時はせめて髪結んで欲しいな。
女性の体操ズボンがほぼパンツなのも見せる暴力に近いよな。

仁美は、まどかの夢が夢ではないと勘づいてるっぽい。

まみさん、カッコいい。
この、まみさんとほむらに高低差があって、キュウべえを助けてるまどかの後ろには非常口(冒頭で出てきたあの出口)があるという如何にもな表現で1話が終わるんですが1話だけでも情報量といい、奥深さといい濃いエピソードだった!

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🎯2話 「それはとっても嬉しいなって」


前回と同じく、始まりは夢オチから。
でも、よく見るとその夢には(これも前回と同じく)入退室できるための扉がある。
ま、つまり“まどかの見てた夢”ではないってことね。

で、物語の中盤でまどかはノートに絵を描いてるわけだけど、そこでOPでも出てくるまどかのれっきとした変身衣装が出てくる。
いくつか服を描いてる中でも、アニメではまどかがOP映像で着用してるデザインと同じものを大きく映していました。
1話からここまでのまどかを追ってく限り、既に未来が見えてる(本人は夢だと勘違いしてるっぽいけど)とか、視聴者にまどかに降りかかる出来事を暗示しているかのようにも見える。


洗面所のシーンでは、相手の顔が見えず、まどかの顔は見えるという表現。
学校でも、他生徒たちは斜めか下向いてるかで、正面を向いた姿を見せない。
多分、ここでの主要人物やキーパーソンに目が向きやすいよう描いているんだろうね。多分。


けど、何というか夢から始まって回想シーンを行ったり来たりするの大変じゃない?笑

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🎯3話 「もう何も怖くない」


まどかとさやかによるアイドルのポーズ←過剰にティーンエイジャーをさせている
だって、これを男子同士にやらせてたら馬鹿に見えるじゃない。


影の方向←自ら影に入ってくイメージ
シルエットで語るような描写が今回は多かったかな。
影がバッテンのような形になってて、
その中心に人物がいるみたいな感じ

明るめな描写も、どちらかというとまみ色(黄)に寄り添ってるって感じだからマジで3話はまみの話だぜ?

今回は、その影(闇)が全面的に描かれてた印象だった。


で、戦いの地も病院からスイーツの空間へと変わっているわけだが、恐らくさやかからまどかへとキュウべえと契約しようとしてるものが具現化したことを表したのであろう。

だって、まみからまどかは「ケーキを願いにしたら?」的なことを言われてましたから。


あ〜!もう!恭介を見るだけで切なくなるわ。こっちが。
この2人の今後を知ってるからこそ、ヨリね?
来るものがあるよね。
知ってる状態で再度、注目してみると。

まどかのおかん、夜遅くまでお勤めご苦労様です。

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🎯4話 「奇跡も、魔法も、あるんだよ」


マミの家って大体、夕方のタイミングで映し出されることが多いよね。
マミのイメージカラーに近いのが、夕方だからなのかしら?
今回は、目玉焼きも出てきて、目玉焼きの色がまみカラーだから、それが故に涙なのかと思ったけど。


今回は、さやかの視点から。さやかの回想から始まり、未来から語っているという冒頭。

「さやかの視点」と言いつつも、戦いの場面においては誰の視点で物を語ってるかって所に話のキーがあるように感じる。
その視点は、戦いの場に常にいるから。
今回も複数の“視点(目)”が物体として出てきたね。


魔女に異空間へと連れて来られたり、まどかの身体が分離したりする前に、まどかはテレビ画面の前に追い詰められていて、そのテレビ画面から使い魔が現れ、まどかに取り憑く展開。=メディアの悪魔

その後、使い魔に異空間へ連れて来られたまどかは輪郭を持たず、使い魔の好き勝手に身体を操作されてしまう。
つまり、“まどかの身体性が失われる”という分離する肉体表象が描き出されているのだけど、そこに契約して魔法使いとなったさやかが現れる。
敵を倒すと、まどかは輪郭が戻り、身体性を取り戻すことに成功する。
人の力ですけど。笑
失われたまどかの身体性をさやかが持ってくることで、メディアの悪魔も撃破するというこの表現は奥深いと感じた。


異空間といえば、授業では結婚がうんぬんかんぬんの話をしてましたな。
英語の授業なのに、ホワイトボードで書いているのは、教科書に基づいた直説法と仮定法のものなのだろうけど、先生が話しているのは「出産適齢期」や「結婚」「恋愛結婚」の話。
↑流石にここの違和感がすごいです。笑

結婚=契約

その後、さやかとまどかは屋上で「違う国に来たみたい」的なことを囁くわけだが、この授業での先生の話(結婚=契約を暗示している)の後に、このセリフが来るってもはや、ここは儀式の空間でしかない。
からの、自暴自棄で死のうとしている恭介の救済をさやかがするというね。

そう思うと、今回の物語は全て暗示されてて繋がってたんだなと。


でも 言い方は悪いけど被害者ぶる二人。
さやかは、今回、決意を決めて恭介、救済のためにヒーローへと変わるのだけど。
やっぱり、この感じがティーンエイジャーをやらせてる感があって、製作陣の多少のやらしさを感じる。
別に悪口でもなければ、褒め言葉でもないただの感想だけど。

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🎯5話 「後悔なんて、あるわけない」


運命を渡すキュウべえとそれを受け取るさやかの構図でお送りする前半。

そして、死神レベルの長い棒を持った杏子。
対するさやかの構図。
棒が位を示すものなのだろう。
ライトセーバーと似た匂いを感じるぜ。笑


端にかかってた看板が🇳🇬と🇦🇹という音楽を示唆するかのような模様で、すごく意味深だった。
ナイジェリアについては、音楽の印象はあまりないから何か別の視点で物・者を見て欲しいってことを遠回しに伝えているのかもしれないけど。

以降も、意味深で謎で違和感が強い描写は出てくるわけですがまどかがちょいと怖い。


「皆んなで協力すれば安全」的なことを言い張るまどか。
↑力が違うのに、集団に誘おうとするんです。
怖くない?心配にならん?いや、私は怖いと感じたけど。

それに対して、ほむらは断るんだよね。
力が違うって分かってるから、個人で彼女は戦おうとします。
銘々、闘いに対してとか自分に対して思うことはあるだろうけど、んな事は今はどうでもいいのさ。
集団で戦うことを考える少女 vs 個人で闘うことを選んだ少女

この関係性に似てるものと言えば、いわゆる音楽だよね。
演奏者vs指揮者もしくは指導者


同じく、誰も座っていない幾つかの椅子が恭介の方を向いているという不気味な光景。
構図は似ているよね。
演奏者vs指揮者or指導者に。

でも、「鏡が3つ要るか?」と考察した時に、すっと出てきたのは「過去」「現在」「未来」という時間軸。
鏡は自分の姿を明確に映し出すアイテムですから。


戦いが、「星」「クレヨン」「象」とか落書きっぽいもんがある時点で恐らくは、幼稚園とかそういうキッズ系のことを表しているのだと思う。

あ、「現在」を視点に考えるとキッズは「過去」に当たりますね。
「過去」を視点に考えると、恭介の音楽が再び演奏できるようになることは「未来」に当たるね。


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🎯6話 「こんなの絶対おかしいよ」


きょうこ→杏子→強子→強行
↑彼女の名前が、「“きょうこ”な理由はこれか?」と思った私であります。


徐々にダークな展開とさやかが鍵を握る回に。
そんなこともあって、時間帯が大体夜ばかりになってきました。


カメラのアングル(?)も、下から上へと上がってくる表現が増えてきました。
哲学じゃないけど、「生って何?」「死って何?」っていう生死の部分を下から上へと描いているのでだと思われる。
実際、今回、死んだ人の名前が出てきたり、実際に死んだりなどという描写が出てきているので。


それもあって、面白いのは後半から!
4話の伏線がやってくる。

まどかが使い魔に異空間へ連れて来られ、肉体を奪われるという場面が4話の後半で出てくるのだけど、今回の6話ではその逆。
今回は、さやかが肉体を奪われてしまいます。

わー、面白い。

そう思うと、何気、まどかが1番怖い。笑

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🎯7話 「本当気持ちと向き合えない」


“神”回だった。
文字通りの神回じゃなくて、神様っぽい回ってことね。
杏子のきっかけが明かされるシーンは、教会でお送りされている。カトリックのイメージ。
回想シーンは、切絵のようなものを使いながら紙芝居風に描かれている。
ま、ここは直接的にも間接的にも宗教とは関係のないことだけど、個人的に印象的だったので指摘しておく。

「じゃあ、その神って一体何やねん」ってことになるんやけど、この世界における“神”とは恐らくキュウべえだよね。

教会もしくは宗教の世界なら、“魂”もあるんやけど「今度は逆に魂って何?」って所に突き当たる。
この物語における、魂ってキリスト教(な気がする)多分。
じゃあ、魔女界で妊娠は出来るのか?


最後は怖いで〜。
最後も切り絵っぽいけど、動きはアニメ。
もうリスカ状態。
さやかの戦闘シーン、質がちゃう。
泣いてるかのように血の涙が出てるの。
でも、この1個前までのシーンではまどかの肩で人間が流す涙を出しているの。
この対比ね。


杏子とほむらのシーンで生命の樹みたいなのが、出てきて恐らく「栄光」「理解」を示すものなのかと。
あくまで仮定・推論にしか過ぎないけど。


なにはともあれ、通えてよかったよ。恭介が学校にね。

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🎯8話 「あたしって、ほんとバカ」


物語が進めば進むほど、本当に夜。
黄色とか夕方が多かったあの頃が懐かしい。笑

色と言えば、今回は噴水だね。
紫→黄→緑→青という順に自販機のタバコみたいな色の変わり方が印象的。

逆に噴水といえば、今回は水が出てくる描写も多かったすね。
雨に打たれるさやか、涙するまどかやほむら、噴水とかね。笑

ほむらの涙が上に上がっていく。


さやかの闇落ちをホスト使って語らせる(騙らせる)描写は好きやった。
そして、声が飛田さんなの最高でした。
治安の悪い風見を聞いているようで…❤︎笑


で、気になるのはそこだけじゃない!
ほむらん家!
何かちょっと古代っぽい空間を感じるけど、よく見るとロンドンなんだよね。

あと、ファウストって意味では、繋がってそう。
こっちの話ですけど。


真ん中に三日月があって、その後光が割れるみたいなシーンがあります。
キュウべえに、「消えろ」と言って消えたのが黒い闇です。
キュウべえは殺されもするけど、結果的に明かりを新鮮な自分(色)を取り戻します。


色や明暗って意味では、今回のストーリーがの中にすごくヒントみたいな伏線みたいなもんが散りばめられていた気がする。

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🎯9話 「そんなの、あたしが許さない」


あ゛あ゛あ゛あ゛あああああああ。
杏子!!!!!!!!!

って感情で終わったな。
虚無感えぐいな。


ほむら×杏子=色有り
それ以外の組み合わせ、暗めというか闇色多い。

しかも、2人がアップで映ることはなくて下からが多い。
誰かが遠くから覗くかのようなアングルも多い。
その”誰か“は思うに1人しか居ないけど。笑

ぬいぐるみの視線がキュウべえなのが、何かちょっと怖い。笑


でも、今回は何といっても戦い!
主人公は、まどかなのにまどかは全然変身することなく端に寄せられてる感がすごいっす。

戦いの場は、音楽。
さやかと音楽の直接的な関係性がないものの、恭介を助けるために魔法少女になっているので、音楽が戦いだそうで。
だから、途中で恭介っぽいシルエットが出てきたり、大勢のバイオリニストの魔女が登場します。

そして、杏子は「神様」と口に。
神様と言いながら、神様(教会)を壊すかのようにも見える最後。


死ぬ間際(って言い方悪いけど)、さやかと杏子の関係性が、生死を目の当たりにこうも大きく人間関係の変化が見られたことに感動。


『ハイキュー!』の映画っぽい、まどかとほむらの構図が以降の何かを示すのでしょう。きっと。


杏子…。

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🎯10話 「もう誰にも頼らない」



OP(主役はまどか)がエンドに来た!
こういうの好きですぜ!


戦いにおいて「上手い」って何やねん。笑
料理とか裁縫とかとは、訳が違う。戦いは。

物が上に浮いてるかのように見えるのは、単なる私の目の錯覚か?
いや、んなことはないよな。

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    仕事 ←戦いは報酬を得る
   /
契約

   使い方が問題

         (講義内で書いたメモそのまま引用)
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⦅ほむら⦆
・自室で爆弾を作る

・パソコンで左右反転

・「数えるのを諦めるくらい 魔法少女の死を見てきた」
 ↑ここでは4回だけど、もっとループしている

・「全ての魔女は自分が倒す」
 →紫の戦いのシーン
  ≠ マミっぽい魔女を倒していた
   杏子?

         (講義内で書いたメモそのまま引用)
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🎯11話 「最後に残った道しるべ」



ようやく、まどかが心決める良い感じ描写からスタートですが、ここでの始まりは暗いです。

葬儀から始まるんでね。
果たして、魔法少女を描いたアニメでここまで暗いスタートな作品があっただろうか。

まどか以外、黒いシルエットで描かれているこの場面。
居るかどうか知らんけど、恭介も同じ黒いシルエット側にいるのだろう。


何より暗くて重いのが、その次のおかんらの会話さ。
葬儀は、絵だけ描いて語りは親(大人)にさせる。
大人にさやかとか状況を語らせる感じのやり取りって、8話でも出てきたよな。
例の飛田さん!

大人は、大人同士で結構ストレートな会話をするので感情の解説とか状況としては掴みやすいけど、ストレートに語られる分、すごい重く感じてまうね。
やっぱり。


以降、講義内で書いたメモをそのまま文字で打とうと思う。

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ほむらの戦いは、ほむらの色
      ↓
     遊園地
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紫🟣→黒⚫️

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           魔女文字付いてる
          ↙︎
キュウべえの例:家畜
          ↖︎
           肉にされる動物しかいない
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

・まどか、今回、上を向く
        下に居る

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🎯12話 「わたしの、最高のともだち」



光に包まれる演出の多い最終回でしたな。
一気に朝が来た。

ピンクってまどかの色だと思わせときながら、実際は…って感じだね。


主人公だけど、主人公っぽくない。
救世主みたいな感じ。

これ、主人公って分からず見てたり、最終回から話を追っていったら多分”主人公“が変わると思う。
『テネット』方式。笑


一貫して生死を描いた魔法少女ストーリーだったな。
大人も子供も楽しめるやろうけど、大人向けな魔法少女ストーリーって感じやね。
でも、子供で見た時と大人で見た時とで感想とか変わりそうな気がする。


大学でもプライベートでも、良いアニメを見せてもらいました。
『まどマギ』と会わせてくれた大学ゼミに感謝。
『まどマギ』を題材に文学理論を学ぶのは、ホンマに楽しくて勉強になりました!!

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