な、なんだこれは。めちゃくちゃ面白いぢゃないか。
GW中に観れたら良いなぐらいに思ってたらあれよあれよと次から次へと気になって一気見止まらず。
GW終わるまでに1シーズン、サラサラと観終わってしまった。
こうなると第2シーズンが死ぬほど待ち遠しくなってしまった。
ほぼ前情報ナシ。ただ何となく三笘がコラボしてて久しぶりにサッカーアニメ観てみようかと思って。
そしたら、めちゃくちゃ破壊的に盛り上がった。
何なんだこの“ブルーロック”は。
ただの11人対11人の高校青春サッカーマンガではなかった。
300人の無作為に選ばれた才能ある高校生FW。
ストライカーばかりが集められ、この“ブルーロック”で唯一無二の最高のストライカーを目指す蹴落としあいのサッカーバトルロワイヤル。
最新鋭の技術、全てをかなぐり捨ててストイックなまでに。
いや、今の近代組織サッカーからすれば詭弁に近い論理で繰り広げられる“エゴ”と“覚醒”で織りなす熱い、マジでアツいサッカーバトル。
高校生の荒削りから怪物まで揃いも揃うタレント揃いのストライカー勢、、、その序章。
その300人の底辺から始まる主人公。
“ブルーロック”なる妙な閉鎖的な養成所どころか監獄みたいな場所に閉じ込められ、彼らに考える間もなく与えられる試練に次ぐ試練。
友情が芽生えるような、ライバルが増えるような、裏切りが芽生えるような、
その有象無象達が熾烈な争いを繰り広げる中で“エゴ”が“エゴ”を呼び、“化学反応”が“化学反応“を起こし、”“覚醒”が“覚醒”を呼び覚ます。
毎話毎話絶対何かがある。
狂うほどの激情のようなエモさもあれば、高校生らしい清々しさもある。
各地でそれなりの得意分野で名のあるストライカー達だけに、1人1人のキャラの濃さがハンパない。
ここまでキャラが濃くてドラマがあると逆に特に誰かと言うよりも本当に皆が魅力的過ぎて、目のやり場に困る。
そして、個人ランキング形式だが、上位ランカーのヤバさもあれば、下剋上のオンパレードがあり、ランキングがモノを語るのではなくストライカー達が進化を遂げて成果を得た先に結果的にそのランクを獲りにいった感じになってるのが面白い。
さらに、最後の生き残りをかけた個人としてのストライカー道を極める大筋の中に、チーム戦もあって、それぞれの“個”がひしめく中で“チーム”を描き、チーム戦が個を“覚醒”させたり、“化学反応”で個の能力に先を見せていくラインが絶妙。
まさに前途多難で底辺スタートの主人公が揉まれに揉まれて成長、いや、“覚醒”という名の“アップデート”で仲間、強者、食っていく攻めに次ぐ攻めのサッカーバトルアニメ。
絵心なるこの“ブルーロック”の監督。
こいつの論理がなかなか面白い。とことん突き詰めてる。
この場だからこそ活きて生々しくブッ刺さってくる彼の“ストライカー”理論。
観てるこっちも、彼ら高校生ストライカー達も、踊らされながら見事にその“絵心メソッド”にハマりにハマった。どハマり。
絵心、エゴ。とんでもないやつ。こいつが最も“エゴイスト”。
色々書きたいエピソードが山のようにあるけどここでは書ききれない。
とにかく、面白い。コミックも読みたい。
これならもはやサッカーのルール知らなくても存分に楽しめる。
サッカーのルールや、ストライカーたる存在意義、日本サッカー界で長年言われてる“決定力不足”を知ってれば、それにアンチの大技キメ込む怒涛の攻めのサッカーが観れる。
めちゃくちゃアツい亜流のサッカーアニメ。
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TSUTAYA DISCAS運営の映画コミュニティサイト「Discover us」にて同アカウント名でコラムニストをさせて頂くことになりました。
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別視点で色々映画について書いていこうと思います！ご興味ある方は是非お待ちしております！
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