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機動戦士VガンダムのMATAOのレビュー・感想・評価

機動戦士Vガンダム(1993年製作のアニメ)
3.3
舞台は宇宙世紀0153年で、宇宙世紀のガンダム作品では最も後期に当たり、今までのガンダムシリーズと全く関連性がないので過去作を見ていなくても問題ないです。
主人公は13才の少年ウッソで、敵はザンスカール帝国です。

新規ガンダムファンの獲得を目指して主人公の年齢を下げたようですが、子どもが見るには人が死にすぎのようで、結局は昔からのガンダムファンが見ていたようです。
仲間がギロチンで首をはねられたり、母親が無惨に死んだり、仲間がハイペースで次々に死んだり、普通の少年なら精神的におかしくなっているはずです。

全体的につまらないわけではないのですが、作品として気になる点も多かったです。
・ヒロインのシャクティは的確な状況把握ができておらず、無駄な行動により仲間に迷惑をかけることが目立ちました。
・カテジナさんは、終盤一体どうしちゃったんだろう。人が変わったような悪女っぷりでした。
・MSのギミックはVガンダムとV2ガンダムは良かったですが、それ以外は敵味方共にあまりカッコいいとは思えませんでした。

もうちょっとなんとかならなかったのかなぁ、というガンダムでした。
edテーマはどちらもいい曲でした!
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