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新機動戦記ガンダムWのMATAOのレビュー・感想・評価

新機動戦記ガンダムW(1995年製作のアニメ)
3.7
前作のGガンダムは異端の作品でしたが、本作ではガンダムらしい宇宙戦争ものに基軸を戻してきました。主人公は5人のガンダムパイロットで、全員イケメンです。
ハードコアで硬派なガンダムでした!

地球圏統一連合、OZ、ロームフェラ財団、ホワイトファングと次々と攻守交代しながらひたすら戦闘が続いていきます。
そのいずれにも属さないガンダムは立ち位置が非常に難しく、5人それぞれが各自の判断で戦況を判断しながら戦闘に参加していきます。

そんな中で完全平和主義を掲げるリリーナは凛々しくてかっこよかったです。みな平和を望むのに方法論が異なり、なかなか戦闘が終わらないのは見ていてもどかしかったです。
後半のゼクスの決断は理解しがたいものであり、あの冷静なゼクスにしては短絡的な感がありました。

エピオンやトールギスなどMSのギミックは秀逸であり、戦闘シーンの作画も迫力がありました。全体的に真面目に作りすぎている気もしましたが、けっこう楽しめました!
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