オープニングクレジットからもジャケットからも、日本の少女マンガっぽさを感じる。今のはわからないけど、80〜90年代の白泉社の少女マンガの雰囲気(私は集英社派でしたが)。「オールド・ボーイ」も日本のマン>>続きを読む
とある衝撃シーンを「負けるか!見届けてやる!」という謎の頑張りを発揮し、「よし、見届けた…」と思った途端に具合が悪くなってダウン。仕切り直して翌日に続きを鑑賞。
Vol.1で私が疑問に思ったリスクは、>>続きを読む
色情狂を自認するヒロインの武勇伝?につきあうおじさんが、少年のような瞳で「楽しそうだね!君ってすごい技を持ってるんだぁ」とか言って、釣りや数列や音楽なんかの豊富な知識に例えてくるのがおもしろい。
トリ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
評価はイマイチっぽかったけど、せっかくロウ・イエ作品を劇場で観られるんだから、あんまり構えないでエモーショナルな波に身をまかせてこようと思い。前半こそ少しウトウトしたけど、後半の銃撃戦の臨場感はすごか>>続きを読む
この結婚式さあ…、新郎新婦が2時間遅刻したり花嫁が中座したり、よくお客さんたち怒らないで付き合ってるよねってことばっかり考えてしまった。
これは「アンチ・クライスト」を観た時から何となく感じてたことな>>続きを読む
mark数が少なくて評価が高い作品というのは、私のセレクトが間違ってたってことなのかもね。
こういう生き方も良いよね、って言いたい。いろんな生き方を肯定してくれていて優しい。そうは思いますが。そんなに>>続きを読む
退屈さもあるし、ギャハハ面白いって感じでは絶対にないんだけど好きだった。電車や車やバイクに乗っている感覚にだらりと身を委ねると、すごく心地いい。山道のバイクシーンは、青々した木々の匂いやしめった風が感>>続きを読む
的外れかもしれませんが、思いのままに書きます。
トリアー監督って、ただ女を痛めつけて喜ぶ人なのかと思っていたけど、ちょっと印象が変わった。もちろんそういう嗜好はあると思う。でもその裏に、想像を絶するほ>>続きを読む
狂気と滑稽さ、それ以上にどうしようもなく愛を感じた。
現実の空はいつもどんよりと厚い雲が空を覆っているのに対し、ふたりの出会った島の思い出は鮮やか。青くあかるい海、夜の浜辺での焚き火を囲む舞踊、森の中>>続きを読む
ガザのことを少しでも知りたいと思って鑑賞しました。
おしゃれをするってことは、ひとに素敵だと思われたいってことと、自分を好きでいたいってこと。どんな自分に見られたいか、どんな自分でいたいかってこと。>>続きを読む
「現実が私に追いついてないのよ」…確かに。
誰もあなたには追いつけません。ひとりで激動の時代を駆け抜けて砕け散ったマリア・ブラウン。
いや〜すごかった。いろんな思いが湧いてきてまとまらないので、その>>続きを読む
神も悪魔も人間が想像して作ったものだから、神も悪魔もその点では同じもの。だけど何を神として何を悪魔とするかの違いは所属する団体によって違っていて、各団体の中では、ある一定の決まりを作っておくことが秩序>>続きを読む
このジャケットの絵面は素晴らしい。こういう組み合わせを考えたのは発明かも。でも、それ以上のものは私には感じられなかった。
悪者の男たちとガキンチョが小道具にしかなってないように思える。ジーナ・ローラン>>続きを読む
カッコいい女たちが連帯してアホな男どもをやっつける、痛快フェミ娯楽映画。アクションシーンにハラハラは皆無、だけどそれがいい。
主人公のママ、どっかで見たことあると思ったら、GOTのサーセイではないか>>続きを読む
だめだ〜まったく理解できません。えろいシーンも割とみんな似ているのでウトウト。主人公の奥さんは、途中からちょっと嫌々付き合ってる感があって気の毒になってしまいました。まあ、話題作を観たってことで良しと>>続きを読む
つまらなくはないけど、面白くもなかった。私の修行が足りないだけなんでしょうけど。
ヴェロニカ・フォスの細〜い眉毛や「リリーマルレーン」からのおぼろげな記憶でマレーネ・ディートリヒを連想。
タイトルの意>>続きを読む
お茶漬け食べてかない?means “I love you.”
だって、月がとっても青いんだもの。
市井の人々の日常を描き、小津オマージュと言われているこの作品。
小津映画は紀子三部作を観たくらいなん>>続きを読む
オリジナルの猥雑さとちょっとやりすぎのコメディ感を排除していて、こちらの方が洗練されているとは思う。が、人物の描き方が物足りなく、ジョゼとヨンソクがなぜ恋に落ちたのか、なぜ別れたのかが全く伝わってこな>>続きを読む
過去鑑賞。
今回はちょっと流し見。デイジー・ドメルグが血だらけアザだらけの顔でウォーレンにウインクするシーンと、毒入りコーヒーのくだりというお気に入りシーンを選んで再生してみた。あと、「デス・プルーフ>>続きを読む
ひゃ〜面白かった!ずいぶん前に観たからほとんど忘れてたので、初見の感覚で楽しめた。
ガールズのカジュアルでビッチなファッション大好き。仲良しだからこそのエロトークやら貶し合いやらのガールズトークも楽し>>続きを読む
戯曲をもとに作られたとのことで、まるで舞台を観ているよう。それでいて映画的な表現もあり。ペトラ・フォン・カントの暮らす部屋で、女性たちが繰り広げる会話劇。沈黙にも緊張感が漂っていて、一瞬ウトッとするけ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
わかるようでわからない、常識では辻褄が合わないところがリンチ作品の面白さであり肝なんだな。やっぱり夢とか無意識の世界なんだよね。
彼のドキュメンタリーを観てから、作品そのものよりも、リンチが何を思って>>続きを読む
90年代頃、石川美千花のイラストエッセイ「勝手にシネマ」が大好きでした。その中で知ったこの作品を当時観たはずなんだけど、ほとんど覚えておらず。ただ、チューリップが乱れ咲きしている様を見るたびに「ブルー>>続きを読む
デヴィッド・リンチの語る「アートライフ」とは…「煙草を吸い、酒を飲み、絵を描く。創造が最上の喜びである人生」。
映画監督になるまでの人生をリンチ本人が語ったドキュメンタリー。
この作品につけられたタイ>>続きを読む
リンチの映画はそんなに観てないのに、学生時代に「ツイン・ピークス」にハマっていたので、リンチ的なキーワードをたくさん見つけることができたのが嬉しい。「ツイン・ピークス」のseason1は普通にサスペン>>続きを読む
この映画を観た後、なんとなく浮かんできたのが“Smells Like Teen Spirit”、Nirvanaの言わずと知れた名曲のタイトル。これまで歌詞の意味を気にしたことはなかったのだけど、調べて>>続きを読む
今は昔。ほんの数ヶ月のことですが、わたくし、坂上忍のファンでした。当時私は12歳、彼は17歳くらいだったと思う。たしかきっかけはラジオ番組だった。繊細さと反骨心を合わせ持った少年の雰囲気でした。「JD>>続きを読む
これはちょうど映画から離れてた時期の作品で、今回初めて観ました。これでタランティーノ作品はひととおりコンプリート。結末はすでに見聞きしていたので驚きはなかったけど、なるほどこの作品でタラさんは映画で復>>続きを読む
こっちは観てなかったんだ、今回Vol.1から続けて観られて良かった!ハチャメチャなVol.1を受けてのドラマ重視な復讐劇。やっぱりすごく面白くて、あ〜私が欲しかったのこれかも、タランティーノが足らんテ>>続きを読む
やっぱり面白いな〜タランティーノ。敵を見つけた時のあのサイレンみたいな音楽、私はずっと「ウィークエンダー」(昔の日本のテレビ番組)から持ってきたのかと思っていたけど、クインシー・ジョーンズの曲だという>>続きを読む
基本的にヤクザ映画は苦手なんだけど、「スキンレスナイト」がよかったのでこちらも。
相手への尊重?パートナーシップ?…しゃらくせえ、男と女はセックスじゃ!しかも魂のぶつかり合うようなセックスじゃ!
…み>>続きを読む
少し前に「夜間もやってる保育園」というドキュメンタリーを観た。そこの園長先生は、利益度外視で使命感に燃える人だったけど、夫と子供を置いて出奔した過去もあった(どちらかの実家で子供を育てられる環境もあり>>続きを読む
面白いんだけど長いのよね…当時彼氏だった旦那をわりと強引に付き合わせて観に行ったのに寝たし、今回も何度かウトウト…、
ひとりの女がいて、
①これから女となんかありそうな男
②女とは今は利害関係だけど、>>続きを読む
なんとなく眺めていたX(旧Twitter)で昨日知った作品をなんとなく観に行ったのだけど、思いのほか良かった…泣いてしまいました。
感情をあまり出さずに抑揚なく喋るあの感じの男の人っているなあ、意外>>続きを読む
「水のないプール」と聞いたところから「早春」を思わせるけど、好きな女が映画館でデートしてるところを後ろの席から見てる状況なんかもやっぱ「早春」じゃんとか思って、裕也演じる主人公は妻子もいる立派なおっさ>>続きを読む
映画は今まで観たことなかったけど、若い頃、ドヌーブの白襟ワンピースは雑誌や本で見かけて憧れてました。安物の黒ワンピースに白襟をつけて気分だけ真似っこしたこともありましたっけ…
とにかくドヌーブが美し>>続きを読む