稀代の犯罪者、シリアーティ教授が町に現れて悪巧みをする話。
シャーロック・ホームズにどハマりしている母親によれば、モリアーティ教授、モラン大佐、ポーロックをモデルにしたキャラクターや、穴を掘って金庫>>続きを読む
「シリアーティ」を見る前に鑑賞必須なショートアニメ。材料を発注しすぎたので、巨大なスイートポテトを作ろうという内容。おしりたんていがスイートポテトに目を輝かせるのが面白い。
厳しい管理教育に抑圧された中学生たちが廃工場に立てこもり大人たちに反旗を翻す。宮沢りえの女優デビュー作。わりと序盤から立てこもり作戦が水面下で進んでいて、廃工場のシーンが大半を占めている。原作にはなか>>続きを読む
「いつこっちに来るの?」
「なんで僕がアメリカに?」
ソウルに暮らす12歳の少女と少年は互いに淡い恋心を抱いていたが、少女の家族がアメリカに移住することになり離ればなれになってしまう。
12年後、そ>>続きを読む
アクションあり、ミステリーあり、ド派手なCGあり…なのだが、どれも中途半端というか、「面白い」の域に達していないというか…。
正直、昔見た野村萬斎の陰陽師の方がまだ面白かったと思う。
製作の順番と逆の「クラメルカガリ」「クラユカバ」の順で観た。こちらも「クラメルカガリ」同様に大正から昭和初期ごろを思わせるレトロな世界観のアニメーション。この独特な世界観が塚原重義監督の持ち味なんだろ>>続きを読む
箱庭と呼ばれる炭鉱町を舞台に、日々変化する町を書き留める地図屋の少女カガリの冒険と成長を描くアニメーション。約60分という短い時間だが、大正から昭和初期ごろのレトロな町並みや人々、華々しく勃発するドン>>続きを読む
ニコラス・ケイジが自分自身を演じるという興味深い一本。本人役で主演なんて他に例を見ないのでは?劇中には彼の出演作のネタがふんだんに散りばめられており、ニコケイ好きほど楽しめる内容。
もちろん起こる出>>続きを読む
黒川智之監督は一昨年の「ぼくらのよあけ」に続いての漫画原作ファーストコンタクトものなんだな。
すごく後編が気になるところで終わったので、後章を早くくれえええ…という気持ちしかない。
とりあえず前章に>>続きを読む
ゴーストバスターズの孫世代がゴースト退治をするという正統な続編。主役を演じたマッケンナ・グレイスの眼鏡をかけても隠せない美少女っぷりよ…。家族をテーマに、シリーズのファンには堪らないサプライズもあって>>続きを読む
人類と昆虫型エイリアンの戦いを描いた傑作スペース・オペラの続編だが、前作同様のスペクタクルを期待すると裏切られる。
本作は前哨基地で籠城する兵士たちが次々エイリアンに寄生されていくというホラー・サスペ>>続きを読む
リッチな映像とリッチな時間の使い方…!
でも物語自体はシンプルすぎて若干飽きてしまう。
上映時間の大半は主人公の葛藤に割かれる。南へ行き、人々を率いて革命を起こすのが彼の宿命なのに、本人はそれが嫌で>>続きを読む
ダーレン・アロノフスキー監督の長編デビュー作。数字の法則に取り憑かれた男が、コンピューターが吐き出した216桁の数列を巡って混乱と狂気に囚われていく。
画面から湧き出る監督の若い活力。モノクロの世界>>続きを読む
ビクトル・エリセ長編第2作。「ミツバチのささやき」よりも分かりやすかった。何故なら主人公によるモノローグが要所で入るから。
少女の視点から父親の秘めた恋心を描いており、なんとも言えない哀愁の漂う映画>>続きを読む
またバスター・ムーンが後先考えず突っ走る。しかも今度は仲間たちも半ば共犯者。世界が広がり、魅力的な仲間も増え、2作目の面白さで充分に楽しめる。しかし、どん底からの再起があった1作目と比べるとインパクト>>続きを読む
イッヌたちを自在に操るドラァグクイーンの数奇な運命が明かされていく。
とにかくイッヌたちが大活躍。どうやってしつければあんなことやこんなことができるようになるのでしょうか。
言いたいことを言い、やりたいことをやる、わきまえない女性ベラ。赤ん坊の無垢な脳味噌だからこそ、抑圧だらけの世界で彼女は規範から逸脱し自由奔放に生きることができるのかもしれない。ベラを取り巻く世界は相も>>続きを読む
母親と息子の愛憎の物語。
愛情と憎悪は表裏一体。
その残酷な真実にたどり着くまでの奇想天外摩訶不思議なボーの旅。絶対クスリのせいだって!
窓枠がハニカム模様になっており、父親は養蜂をやっている。まるで本作のために建てられたような家だった。
ビクトル・エリセの長編第1作。画面にFinと出た瞬間、「いやさっぱり分からん」と呟いてしまった。>>続きを読む
80年代ウォール街の一流企業に勤めるエリートビジネスマンの虚飾にまみれた日常、心の渇きから猟奇的行為に及んでいく非日常を描いた風刺映画。クリスチャン・ベイルがサイコパスなエリートを怪演。イヤな男を見事>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
予知能力に覚醒した女性が3人の少女に迫る危機を回避するため奮闘するアクション・サスペンス。実はマーベルのヒーロー映画であり、スパイダーマンの世界を下敷きにしている。殺人者に追われる少女たちという構図は>>続きを読む
声変わりに悩む中学生男子が、ヤクザのカラオケレッスンに付き合わされる羽目になるハートフルコメディ。反社の人ってこんな風に人の懐に入ってくるんだー怖ぇーってなりながら観た。
これはフィクションだ、登場す>>続きを読む
映画公開に合わせて研磨と黒尾のフィギュアがクレーンゲームの景品として登場したんだけど、私が行くどこのゲーセンでもクロの方が売れ残ってました…。
でも映画観たらクロにも充分見せ場あるじゃないか…という>>続きを読む
フィリピン映画。マルティカ・ラミレス・エスコバル監督の初長編監督作はとても挑戦的な逸品。
かつて映画人だった老婆レオノールは事故で頭を強打し、半覚醒状態(ヒプナゴジア)に陥ってしまう。レオノールが目覚>>続きを読む
幸福の絶対量は決まっていて、人類は限られたパイを奪い合っている、という考えのもと作られた不条理ホラー。自分たちの幸福のために他人を犠牲にできるか…。そのことで古川琴音演じる主人公が烈しく葛藤する。テー>>続きを読む
有袋類ビルビーをキャラクター化したショートアニメ。過酷な砂漠でフワッフワの雛鳥と出会ったビルビーが奮闘する。
ビルビーははじめて聞く動物だった。オーストラリアの絶滅危惧種だそう。
金ローでは「ペット>>続きを読む
もふもふ系のふわふわ感がよく出ているアニメーション映画。ギジェットが一途で可愛い。あとウサギのスノーボールの吹き替えに中尾隆聖さんをキャスティングしたの大正解だよね。イルミネーションによる安定のファミ>>続きを読む
ChatGPTにレビューを書いてもらいました。
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「スノーデン」は、2016年に公開され、オリバー・ストーンが監督を務めた作品です。この映画は、元NSA(アメリカ国家安全保障局)職員>>続きを読む
敗戦直後の混沌とした時代、誰しも真っ当に生きられない時代で足掻く者たちの物語。
半焼けになった廃屋で春を売る女を趣里が演じる。朝ドラとは全く異なる役柄で、「ブギウギ」が陽の演技なら「ほかげ」は陰の演>>続きを読む
老人と孫と棺のロードムービー。説明は極力省かれ、寡黙な二人の旅で聞こえてくるのはラジオから流れる声や出会う人々の言葉ばかり。老いた男は笑うことも泣くこともなく、黙々と妻の遺体を運んで故郷を目指す。退屈>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
さすがに面白かったけど、ラスト、エスメラルダはイケメンとくっつくんかい!
結局カオかよ、ハッ!
…と、私の中のカジモドが鐘楼に引きこもってしまった。
まあ、カジモドにとっては陽の光の下で民衆から受け>>続きを読む
20年ぶりの新作は怒涛の勢いで2時間を駆け抜ける。セリフもバトルも高速すぎて情報量で圧倒された。2倍速で見ている感覚で、ずっと心拍数が上がったままだった。理解が追いつかず、過去作の復習が全然間に合わな>>続きを読む
前作「ニューヨーク1997」と同じプロットだ…!?恐怖政治に支配されるアメリカ。地殻変動で島となり犯罪者の巣窟として隔離されたロサンゼルスに潜入する主人公スネーク。24時間の時間制限。出会う奇妙な人々>>続きを読む
アクション、ユーモア、兄弟ドラマ、いろいろ盛り込まれていてとても楽しかった。いつも陽気で余裕かましてるアクアマンは、王座についてもチャラかった。しかし新米パパとして奮闘中だったりするところは好感もてた>>続きを読む
アクションはさすがに素晴らしいものの、物語に漂うダイジェスト感がもったいない。あとロン毛のドニー・イェンに慣れない。
有名な児童向けホラー小説『グースバンプス』シリーズの映画化作品。ジャック・ブラックがシリーズの著者R・L・スタインを演じ、スタインが書いた様々なモンスターたちが本から飛び出すという、映画ならではのスト>>続きを読む