最初から最後までずっと汗びっしょりのスリラー。見終わったあとはフィリップス船長のように呆然としちゃうくらいに疲れる。実話ではあるものの、ワンシチュエーションにならずいくつかのスリラー要素が詰め込まれ>>続きを読む
ロバート・ロドリゲス監督の出世作。ギターケースを武器にするアクション映画でお馴染みの作品。
出来の良いB級映画を目指し続けるタランティーノとロバート・ロドリゲス。復讐を誓う渋めのウエスタンな物語だ>>続きを読む
評判はあまりよくないが個人的には大好きな一作。強烈な存在感を見せるアン・ハサウェイの演技力とホームビデオのようなチープさとドキュメンタリーチックな演出が強烈な没入感を与え、家族の抱える問題をリアルに>>続きを読む
シーザートリロジーはルパート・ワイアット監督の完璧なスタートに始まり、その後マット・リーヴス監督が極めて手堅く、それでいて素晴らしい作品に仕上げてハリウッド超大作のなかでも抜きん出たクオリティのシリ>>続きを読む
独身男性とその代理母の奇妙な絆を描いたコメディドラマ。
ドキュメンタリーチックで淡々とした作風のコメディドラマ。ほとんどが二人の会話劇で構成されていて地味さはあるものの、話が進むにつれてその二人の>>続きを読む
死霊のはらわたのリメイクでフェデ・アルバレス監督のデビュー作。グロすぎて批判されて、その反動で一切グロくないドント・ブリーズを作って一気に有名になったとの話。
そんな話を聞いたので期待していたが、>>続きを読む
二万年前のヨーロッパを舞台に狩りの途中で仲間たちと離れ離れになった少年ケダの険しき帰還の旅路を描いたアドベンチャー。
ワンちゃんLOVE映画案件。正確には狼ですが。人間と狼の言語不要の絆を描いたフ>>続きを読む
これだから野球にはロマンがある
貧乏で弱小球団だったオークランド・アスレチックスを統計で勝利へと導いたGMとその右腕の実話を描いたドラマ。
逆説で野球の魅力を語る映画。根性や情熱ではなくビジネス>>続きを読む
チャーリーズ・エンジェルの再映画化作品。
エリザベス・バンクスの丁寧ながらふざけたい欲が滲み出てくる作りが物凄く良い。エンタメに徹しながらもフェミニズム色全開で芯が通っており、現在におけるチャーリ>>続きを読む
少年院の少年たちにアメフトを教え、善き道に導こうとした実話を描いたロック様主演のスポ根ドラマ。
王道のベタなスポ根ドラマではあるものの、実話がベースという要素に裏打ちされた感動と今でも変わらない黒>>続きを読む
長年愛されてきたトークショー番組のホストを務めるキャサリンニューバリーは、時代の変化に置いていかれて視聴率の低迷に陥っていた。タカをくくっている彼女は部下に適当に任せて採用した未経験の女性モリーをラ>>続きを読む
アメコミ原作のSFアクション。最強無敵になったドミニク・トレットが暴れまわる。ターミネーターとロボコップを足したような映画で非常にポップコーンムービー的な物語に仕上がっていた。
開幕白のタンクトッ>>続きを読む
命懸けの脱出ゲームに挑むスリラー。
ティーンに向けて作られたかのようなゲームっぽい映画。最後の展開が子ども臭くて小っ恥ずかしい。謎を解かせる猶予を見る人には与えてくれないので、参加型というよりかは>>続きを読む
モンスターバースによるゴジラとコングのクロスオーバー2作目
70年代音楽に怪獣プロレスとおっさん喜ばせ映画の本作、ゴリゴリの古臭いアメリカンカルチャー臭さを感じさせるブロックバスターに仕上がってい>>続きを読む
最初はくっだらねえコメディ映画なのかなって思って見てたけど、わりと高度なことをサラッとアホっぽくやってる映画だということに気付いて凄いなと感じる映画だった。
処女を捨てたと嘘をついたのが広まって、>>続きを読む
学生たちのために無償で楽器を修理する倉庫で働く人たち、そしてそれを受け取る人たちの人生を語っていく短編ドキュメンタリー。アカデミー賞受賞作品。
人間の温かみに触れる作品だった。かつて自分が苦労した>>続きを読む
サンダンス映画祭で称賛を浴びた注目作。サーチライト・ピクチャーズ作品。脳がんを患い寝たきりの兄をもつ妹ドリスの苦悩を描いたローラチン監督脚本の半自伝的青春ドラマ。
全く告知してないから配信作品に目>>続きを読む
鉄の爪一族、または呪われた一族と呼ばれたプロレス一家の栄光と悲劇を描いた伝記映画。
不謹慎ながら悲劇が好きなので最も楽しみにしていた作品。A24作品らしく抑えに抑えた演出で、家族を想うがために破滅>>続きを読む
家族旅行がてら殺し屋に追われるアクション・コメディ、ファミリー映画。
Ghosted然り、Appleとスカイダンスが組むとすんごいIQ低いコメディ映画になるのなぜだろう。殺し屋に追われるアクション>>続きを読む
25年の時を経てセルフリメイクの形で復活した続編。メタ的な視点でオリジナルのキングダムを見つめつつも、新たなキングダム病院でのオカルトコメディが繰り広げられる。
基本的にテイストは何も変わっていな>>続きを読む
2回目鑑賞 ドルビーシネマにて (2024.04.18)
IMAX向け映画ではありながら、画角がコロコロ変わらないおかげで皮肉にも物語に集中できた。音はIMAX以上の迫力。初見はIMAX GT、2回>>続きを読む
ケリーフレモン監督作品。本国で絶賛されていたのにもかかわらず、ビデオスルーでひっそりとリリースされたせいで注目度が低いが絶対に見るべき素晴らしい青春映画。
生物学的女性の性の目覚め、父方と母方の家>>続きを読む
コカインでラリった熊に襲われる映画として話題となったホラーコメディ。
最近のブラムハウスみたいにレーティング下げてティーンの観客を多く寄せることはせずに、ちゃんとグロくて笑えて話題性もある作品。コ>>続きを読む
ジェニファー・ローレンスが製作主演でおくるラブコメ。
Jlawらしさが詰まった作品と形容するのが一番良いかもしれない。本年度アカデミー賞の授賞式でのあの無礼な感じ、あのヤンチャっぽさが彼女なんだろ>>続きを読む
死霊のはらわたの2度目のリブート。
リブートなため焼き直しな物語だが、ホンテッドマンションみたいなビルに舞台が変わり、痛々しいグロ描写やエッジの効いたホラー演出、ジェットコースターのように矢継ぎ早>>続きを読む
シルベスター・スタローンの人生をロッキー、ランボー、エクスペンダブルズの3大シリーズを軸として振り返っていくドキュメンタリー。
素晴らしかった。彼が映画の中で語るすべての言葉が嘘偽りのないことを証>>続きを読む
ブレイキング・バッドやチェルノブイリのヨハン・レンク監督とアダム・サンドラー主演のSFドラマ。
アド・アストラやインターステラー、メッセージを彷彿とさせるドラマ。マックス・リヒターを起用してるので>>続きを読む
現世に残してきた大切な人に思いを馳せるという話。日本映画らしく静かに感動を呼び寄せる。
少し長くは感じたけど、ゆっくり丁寧にそれぞれの生きた痕跡を辿っていく真面目さが良くて、変に盛った演出もなくて>>続きを読む
ミリボビ主演の中世ファンタジー映画
エンタメ的には今ひとつ…だがストーリーは好き。序盤の不穏を煽りながら物語の土台を作り上げていく退屈させないテンポの良さと、適度に捻られつつ着地の良い展開も良かっ>>続きを読む
スコセッシ監督最新作。200Mドルもの予算をかけた超大作クライムドラマ。(100Mくらいの規模感で予算ほどのリッチさは感じられない)
ギャング映画の文脈で語られる大量の殺人事件。これを前提に見てお>>続きを読む
作家性の強いドゥニ・ヴィルヌーヴ監督とブロックバスタープロダクションのレジェンダリーピクチャーズのタッグ作品デューン3部作の2作目。海外では超絶賛で現時点で歴代10位の評価。
前作に引き続き、ハリ>>続きを読む
アカデミー賞ノミネート作品
笑って泣けるハートフルなコメディドラマでありながら、社会風刺と皮肉がたっぷり効いた不思議な映画。毒気はありつつも、終始ものすごく爽やかで気持ちよく終わる。そのうえめちゃ>>続きを読む
パルムドール受賞作、アカデミー賞5ノミネート作品。
海外では絶賛多めだが、日本ではわりと賛否が分かれている本作。自分は最高だった。言葉をここまで冷淡に残酷に静かに人を傷つける暴力的なものにするシチ>>続きを読む
ホームレス・ワールドカップに、問題を起こして謹慎中のサッカー選手と訳アリホームレスたちのポンコツチームが挑む実話を基にしたスポーツコメディ。
ホームレス・ワールドカップというのが存在していたことに>>続きを読む
チョン・ジョンソ主演によるリベンジアクション映画。
チョン・ジョンソの魅力は爆発しているしシスターフッドの物語は良いが、カッコつけすぎて逆にダサくなっていて、おまけにテンポを凄く悪くしていた。>>続きを読む
あらすじ読んでもよくわからないし、雰囲気も不可思議かつ古臭くて見る前の印象は個人的にはあまり良くなかったが、見ていくとなんだか面白い風刺コメディ。
明らかにブラックスプロイテーション映画にオマージ>>続きを読む