月影さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

月影

月影

映画(179)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 179Marks
  • 21Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

グリード(1924年製作の映画)

4.2

レンタルや動画を見つけることができなかったのでDVDを購入した。
あまりの長さに編集でいっぱいカットさせられたそうだが、十分楽しめた。
人間の欲とはどういうものか、時代が変わっても本質は変わらない。
>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

4.0

ランボーのサバイバル術に感心した。
いつまでもつのかハラハラしたが、結局は上司に止められた。
そもそも不正逮捕がなかったら何も起きてはいない。

原作ではラストが違うらしい。
胸糞悪い結末だが、これで
>>続きを読む

ウィークエンド(1976年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

水曜ロードショーでやっていたのをたまたま観た。
楽しみにしていた週末がごろつきたちの侵入でめちゃくちゃに。
恋人を殺された女が知恵を使ってごろつきをやっつけて最後は助かるのだが、とにかく当時は暴力シー
>>続きを読む

日本の悪霊(1970年製作の映画)

3.5

顔がそっくりの人間が入れ替わって相手になりすます。
ところが最後の方はどっちがどっちかわからなくなってしまった。
結末もよくわからない。
時々登場する岡林信康はめっちゃ素の感じだが、何の意味があったの
>>続きを読む

鬼婆(1964年製作の映画)

4.2

新藤兼人監督の作品では3本の指に入る。
吉村実子のヌードはわかるが、乙羽信子まで脱いでるのでびっくりした。
最後のオチが寓話っぽくて面白かった。

鬼畜(1978年製作の映画)

4.0

岩下志麻が怖い。
無理矢理ご飯を口に入れるシーンは本当にやっており、子どもも演技ではなく、本当に泣いている。

夜の診察室(1971年製作の映画)

3.5

松坂慶子がどんなエロいことをするのかと思ったら、そういうシーンはほとんどなかった。
それよりそれまでの映画で真面目な役をしていた人たちが夫婦生活の相談するからおかしかった。
峰岸徹が若くてイケメン。

海と毒薬(1986年製作の映画)

3.8

手術シーンがリアル。
白い巨塔でいい役だった田村高廣が財前のような役をやっていた。
どちらの映画も患者より出世、である。
その点は今の医学界も同じなんだろうと思いながら観た。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.0

ゾンビ映画の二番煎じって感じがした。
新鮮味はなかった。

ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.0

公開時、映画館で観た。何の予備知識もなくただスクリーム3の併映というだけで。しかしインパクトが半端なかった。

ホラーというよりコメディである。
後にロード•オブ•ザ・リングの監督だと知り、さらに最近
>>続きを読む

レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ(1976年製作の映画)

4.0

LPを持っていたが手放した。

DVDにはジミー・ペイジやロバート・プラントの若い姿に感動した。

RRR(2022年製作の映画)

5.0

エンタメの全てが詰まった映画。
映画館で複数回観たが、全く新鮮だった。

DVDレンタルが始まったので日本語吹き替え版を観た。吹き替え版の悪いのは、ビームが英語を理解できず、通訳してもらわなければなら
>>続きを読む

女が階段を上る時(1960年製作の映画)

4.0

この時代に生きた女性を生々しく描いた作品。
この作品はキネマ旬報のベストテンに入っていない。
当時、映画評論家は新しいことを求めていたそうだ。成瀬監督はもう古いという認識だったのだろう。
ところが年が
>>続きを読む

生血を吸う女(1961年製作の映画)

3.5

黒沢清監督が絶賛していたので、探したら字幕が英語の動画を発見した。
だからはっきりした会話のやり取りを理解できてはいないけど、大体のストーリーはわかった。
古い作品であるが、マネキン人形がとにかく不気
>>続きを読む

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

1.0

これ当時のベストテンで2位になってたりするんで、昔深夜映画を録画して見たんですが、全く面白くなかった。
時間の無駄だと感じた作品の一つ。
皆さん結構褒めてるので、すごいなぁと思う。

俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

3.9

フィギュアスケートファンなので、実際のスケーターが出演していることに大興奮してしまった。

ウィルフェレルはよくこんな役ができたね。シングルがダメならペアだという発想も面白かったけど、何といっても技の
>>続きを読む

ラルジャン(1983年製作の映画)

3.6

偽金をつかまされたところから全てが狂う。

どうして最後まで救われることなく終わるのか。

トーチソング・トリロジー(1988年製作の映画)

4.3

同性愛映画のベスト3に入る映画。
辛い場面はあるけど、登場人物が常に前向き。
ビデオを持っていたけどデッキが壊れてしまい、その後DVDさえも高額で買えない。再販を願う。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.3

同性愛映画のベスト3に入る映画。

あとは「トーチソングトリロジー」と「モーリス」

三つの恋の物語(1953年製作の映画)

3.8

オミニバス映画で、40年以上前にNHK総合で観た。
ストーリーは全く覚えていないが、面白かった記憶があるのでこの点数。

ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画の存在を知ったのはパリで同性愛の映画展の中にこれがあったからだ。日本映画ではもう一本「御法度」があった。
Youtubeで検索したら、出てきた。

幼少期から祖母に育てられ、クラスの男子に興味
>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.2

どんどん人から人へ乗り移って行く気持ち悪い物体。
最後まで誰がどうなるのかわからない展開で一気に観ることができる。

観た時期は公開から数年後のテレビだったが、その頃ジョンカーペンターを知らなかった。
>>続きを読む

卒業(1967年製作の映画)

3.3

学生の頃観た。
サイモン&ガーファンクルの音楽が好きで観たようなもの。
花嫁の掠奪というラストが話題だったけど、今見たらそんなにすごく面白い映画ではない。

マタンゴ(1963年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

黒沢清の対談本でこの作品のことを知り、観たくなった。
仲のよさそうなグループが、極限状態では分裂し、食べてはいけないとわかっていても食欲に負けて食べてしまう。
人間の姿をよく描いた作品。
禁断の食物を
>>続きを読む

座頭市血煙り街道(1967年製作の映画)

3.8

これは近衛十四郎と座頭市の対決を見るための映画。
今ではこのような殺陣のできる人はいない。近衛十四郎は松方弘樹の実父。

レスラー(2008年製作の映画)

4.0

ミッキーロークの落ちぶれたレスラーが満身創痍でリングに上がる。
昔の面影のない本人とも重なって見える。
おそらく最後はリングで亡くなったと想像するが、そこまで見せないところがよかった。
マリサトメイの
>>続きを読む

いとこ同志(1959年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

こういう要領のいい奴っている。逆に努力しても報われない人もいる。
しかし、この映画に出てくるのは正に善と悪の両極端。
性格の悪いのがうまく行くと思ったら大間違いで、最後とんでもないことになってしまうと
>>続きを読む

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これは怖い映画だ。
2人の女と1人の男の一見幸せそうな日常が続く。
夫は浮気をしているのに、悪いという自覚がない。2人とも好きなんだと。
しかもわざわざ奥さんにそのことを教えて、直後に奥さんが池から死
>>続きを読む

イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.5

理想と現実は違っている。
現代文明の中で生きている者が、自然の中でしかも単独で生きていく厳しさ。
植物の知識だって必要だ。

最後はどうなるんだと思いながら観た記憶があるんだけど、虚しくなった。

黒い牡牛(1956年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

DVDレンタルをリサーチしていたら、たまたま見つけた。
とにかく子役の子どもが牛を怖がりもせず、愛情たっぷりと扱っていることにまず驚いた。牛の耳標の代わりに昔は焼印を入れていたことに驚いた。
オス牛が
>>続きを読む

子連れ狼 三途の川の乳母車(1972年製作の映画)

4.0

三隅研次監督の話を聞いて観てみたいと思った。
子連れ狼といえば萬屋錦之介かと思っていたが、映画の方が先なんだと知った。
このシリーズは一作目から見ないとちょっとわからない点がある(どうして命を狙われて
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

モリコーネから繋がってこの映画にたどり着いた。
イタリアギャングの幼少期から現在に至る物語。ギャングと言えば暗いイメージだが、決してそうではなく青春群像を描いている。

最後の方の展開は謎である。
>>続きを読む

越前竹人形(1963年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

素朴な映画かなと思っていたけど、だんだんと嫌な雰囲気が漂ってきて、最悪の結末を迎えてしまう。
夫婦生活がなかった上には強姦魔の餌食になった妻が気の毒でたまらない。

水上勉原作でその通りに描いたようだ
>>続きを読む

清作の妻(1965年製作の映画)

4.0

映画は明治時代。田舎とか古い時代の因習をまざまざと感じてしまう。

年老いた男の妾として生きていた女が本当の愛を見つけ、失いかけるとわかれば決して失いたくない一心で捨て身の行動に出た女の物語。

釘を
>>続きを読む