TENさんの映画レビュー・感想・評価

TEN

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猿の惑星(1968年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

新作に伴い観てみようと始めた猿の惑星。アイデアと構想、脚本の描く人間性や生物性、社会性がしっかり組み上げられすぎててビックリした。そして最後のオチ。何も知らずに観た自分としては、この映画の作りの精度に>>続きを読む

シックス・センス(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大どんでん返し、鬼のびっくり仰天展開待ち受け映画として有名になりすぎた事が悔しい。そのせいで色んなサイトや記事、小説、漫画、映画内のセリフなどでシックスセンスの大ネタバレ喰らってるし、最初からそういう>>続きを読む

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

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ついでにアニエスヴァルダ作品もU-NEXTに増えてて最高。

絵作り力半端なかった。画面の中にある物の置き方と動かし方、光と影の映し方や構図が普通な場面がない。なんかちょっとこのショット画がカッコいい
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

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何もわかろうとしてくれない大人に段々諦めを宿していく少年の瞳。生きるための非行、一瞬の幸せ。関心が示されないシーンを見るたびに人への光が失われていく感じがして止めたかった。物語が進むのを止めたかった。>>続きを読む

あこがれ(1958年製作の映画)

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TSUTAYAにもなくてTSUTAYAも無くなって、配信系にも一切来なかったから、この先長いこと観れないんじゃないかと思ってたトリュフォー作品がちらほらU-NEXTに来始めて最高です。(案件じゃないけ>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

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帰り道に何かが終わる時みたいな涼しげな寂しげな風が吹いててしかも徳永の壊れかけのradioを聴きながら帰ったもんだから、軽くウェルテル効果喰らってダウンしかけたけど、家族の愛と希望の光は確かに確固とし>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

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説明出来ず更新出来ず戻ることも出来ない運命。人生の出会いの輝きを夢の中に見る。通り過ぎてしまった過去を鮮明に焼き付けながら、今もなお現実の夢の様に浮かび続ける思いに、なんか凄く胸がジュクジュクする。し>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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伊坂幸太郎大好きだけどマリアビートルは読んでなくて、でも気分的に久しぶりに伊坂幸太郎の世界観に浸りたかったから観たら伊坂幸太郎じゃなくてデビッドリーチの世界観が鬼で、コーラとかエナジードリンクとかの味>>続きを読む

i ai(2022年製作の映画)

5.0

自然からの純度があって、ずっと拳握り締めながら観てた。観終わった後は手に汗がびしょびしょになってた。

この映画をラストまで観終えた時に自分が感じた気持ちを感じさせるような物をこれから作っていきたい。
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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もしあの時こんな事になってたら、あんなふうに出会っていたら、もしあそこで関係が変わっていたら、そんな運命やら過去回想やらが観てるこっちまで頭の中に沢山思い浮かんでくる、ロストエモーションな映画だった。>>続きを読む

ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

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来るのか来ないのか噂なのか真実なのか何が行われているのか何も行われていないのか惑わされているのか戸惑っているのかわからないこの臨場感だけで終わりまで観れた。魔女って不可思議♪

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

5.0

IMAXにて。

前日楽しみすぎて寝れなかったのに、観てる途中はあくびも姿勢を変えることも3時間一切せずしかも観終わった後に脳みそすらも映画の中から出てこようとしないしパラダイムシフト起きるしやっぱり
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キャリー(1976年製作の映画)

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思春期症候群真真っ只中で公私共に外部から極端に大きいストレスを与えられたら、その子のマインドは爆発して現実と幻聴、人々の思惑まで見境なくなり自他共に終わらせようとしてしまうかもしれないからそういう事す>>続きを読む

バブル(2022年製作の映画)

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アニメなのに実写のような、まるで俊敏な高性能追尾機能付きドローンでランナーを360度自由自在に撮っているかのようなカメラワークがすごくて、流石進撃の巨人のwit studio作画担当さんと言わんばかり>>続きを読む

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

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おばあちゃんで始まるウイルスパンデミックパニックホラー前半の方はテンポ良くてスピード感あってドキドキひゃーでグロくてひゃーだったけど、後半の方はストーリーに広がりがなくて急すぎたように感じたのと細部に>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

IMAX上映にて。

しっかり寄り添って作られた物語も、ハンスジマーの映画に入るために作られたかのような劇伴も、スケール大きく美しい砂漠星デューンの世界観造型映像美も、数多いキャラクターの存在感を強く
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傷物語Ⅲ 冷血篇(2017年製作の映画)

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立体的に平面的な合わせアニメーションもむちゃくちゃ最高にクリエイティブでかっこいい傑作な戦闘作画も静かにエロに歩み寄る阿良々木も羽川のある意味の怖さも観れたので物語の全ての始まり傷物語、大満足の終幕で>>続きを読む

傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

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各3人とのバトルシーン作画個性出しまくりで映像の作り方が面白いと共に激アツむちゃくちゃカッコいいし、羽川可愛すぎて羽川と阿良々木の絡み可愛すぎてしっかりエロもたんまり描いてきてどうしよう今まで貝木泥舟>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

5.0

痛くて繊細な青春の日常とゾクゾクする世界(物語)の真実的要素ミステリー要素が同時に存在してるあのディストピア空気感最高。日常ギャグも面白いのに、SFとして好奇心がゾクゾクさせられる謎と展開と真実の断片>>続きを読む

傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

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劇場版だからか明らかにアニメ物語シリーズの世界観空気感と映像がいつもの数倍本気が感じられる作りで最高の始まりでしかない。作画がカッコ良すぎるのもあるけど、この作画の工夫と背景や色味から出る世界観の作り>>続きを読む

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

5.0

PTA2作品目。

物語とキャラクターとセリフと映像と音楽、ん?ってなるズレが全くなくこの映画を観ている事が心地よく楽しく焦りが生まれそして落ち着く。劇的かもしれないし劇的ではないかもしれない。メッセ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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アリアスターが映画作りにおいて映像と物語の細部の細部まで自分のこだわりを縮小化せずに投影出来るようになったんだなっていう到達感と、明確さを提示しない脳みそフワフワアイデア重視解放でありながらどこか原始>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

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狂乱に熱された貧富の暴走も新旧すげ替わっただけの私欲なオーダーも何もかもが胸糞でしかなくて落ちるだけ落ちた。実際に起きた出来事だと勘違いして見てたから現実の救いのなさに絶望しそうになりながら観てて後で>>続きを読む

生きてこそ(1993年製作の映画)

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生きる力。明日を迎えるための意思。先へ進み続ける勇気。話し合い動き合い愛と友情を持って保ち続けるチーム。なんでも可能だけど諦めない事はとても難しい。それでも諦めなければ先に何かがあるのかもしれない。自>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

うん、メジャーでもヨルゴスランティモスはヨルゴスランティモスやってる。なんか安心、が、吹っ飛んで猛烈最高。爆わら

#生きている(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ユアインとパクシネの2人の感じが可愛い。なーんか漂う孤独感と寂しげな空気感が気持ちよくて、ユアインとパクシネの距離の近づき方はTVシリーズとかで長々と永遠にゆっくり観てたくなるホワホワ感。パクシネ可愛>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

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車のハシャギ具合は確かに韓国ゾンビ版マッドマックスだけど、ライトを消したりわざと点けたりするブラインドアタックとかドラテク半端ないのにしっかり運転する所を魅せる感じは絶対に頭文字Dからインスパイアされ>>続きを読む

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

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いつでもマイペースなコメディヒーローとティーンの自由なエネルギー。歴史も立場も敵も味方も怖さも気にしすぎないオッス✋な感じの馴れ馴れしコミュニケーション。このテンション感でいれば部屋は汚くなるだろうけ>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

whatever it takes🍂とワンちゃん🐕=❤️のホンワカユーモアラブコメディ❤️

戦争が始まっちゃうこんな世の中で嫌なことばっかりだと薬漬けアル中ヘビースモーカーになったり大怪我死ぬ目を見
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

刺激物が溢れた今のこの時代に、この物語をこんな風にPerfect Daysなんてタイトルで描けるって美しいし流石「映画」を作るのが上手だなと思います。

光と影。流れる時と空気。暖かい幸せとふと現れる
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

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ジェシカチャステインが綺麗だった。アクションにリアリティがないのがわかってしまった。なんかすごく、あぁアクションを撮影してるんだなぁって見えてしまった。キャラクターの描き方にメリハリがなくて上手に視点>>続きを読む

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

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コーエン兄弟監督作品。

観終わった後にこの物語が一体何を展開させていたのかわからなくてモヤモヤしつつでもどこか身に覚えがあるような感覚を覚えて考えていたら、この映画の中で起こる少し不可思議な違和感な
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シークレット・ランナー(2020年製作の映画)

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邦題と邦ポスキャッチコピー付けた人この映画未鑑賞だと思う。サマラで集客するにも流石に内容別すぎると思う。

サマラウィーヴィングのファン必見。前半は展開の転び方にドキドキしてたけどネタバラシからは一転
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ディーパンの闘い(2015年製作の映画)

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カンヌパルムドール作品。

廻り続ける連鎖は止められないのかな。断ち切るための生き方行動って逃亡なのか適応なのか反発なのか。ディーパンの演技、圧巻でした。

ベアリー・リーサル(2014年製作の映画)

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一応A24!

絶対この映画の監督オタクだ。色んな映画だったりの元ネタたっくさん入れてパロしながらセリフとして組み込んだりひたすらツッコミで元ネタ言ってくるあたりちゃんとオタクだ。この愛と尊敬を感じる
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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

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1984とReady or Notが混ざったかのような!!しかも主役の女優がアニャから尖りと個性を取っ払ったみたいな顔の個性しててスリラーな雰囲気凄い似合う😍主演女優の演技をどストレートで写す感じの演>>続きを読む

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