Kotaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.7

DOLBY 3Dにて。物語も10年後の話になっており、冒頭のダイジェストが丁寧な事もありわりかしスッとこのパンドラの世界に戻れる。素晴らしい映像美、王道の起承転結、3時間超という時間が気にならないほど>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

5.0

こんにちは2023年。そして記念すべきFilmarks2,000本目のレビューです。節目には自分の大好きな映画を再再々…鑑賞しました。思えば幼い頃この映画を金曜ロードショーで見たことが自分のその後の人>>続きを読む

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

2.8

“家族ってやつはデマの温床だ。”

2022年映画締めはこれで(年の瀬にみる作品では無かったかもしれない…)。ある街の郊外で有毒物質が漏れた事により、避難を用余儀なくされた家族と、身近にある“死”とい
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.5

“真実は見えているようで、実は何層にも重なっている。”

探偵ブノワが招待されたのは、億万長者マイルズ(エドワード・ノートン)のホーム“アイランド”パーティ。そこにはマイルズの旧友であるお金持ち達が集
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.8

“ありのままの君を愛している、”

ギレルモ・デルトロが描くピノキオ。ゼペット叔父さんがピノキオを造ってなんやかんやでクジラに食べられるところ“以外は”ほぼオリジナルストーリー。“星に願いを”は流れま
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その道の向こうに(2022年製作の映画)

3.5

“私は、大丈夫。”

アフガン戦争にてPTSDを負ったリンジー(ジェニファー・ローレンス)は、実家での療養を余儀なくされた。母とも兄とも関係が良好ではない彼女はすぐにでも故郷を離れたがっていたが、心に
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チャチャ・リアル・スムース(2022年製作の映画)

4.1

“大人になるって、つらいよね。”

サンダンス映画祭で観客賞を勝ち取りappleTVに世界配給権が決まったビターなドラマ。22歳で定職についていないアンドリューは弟の同級生で自閉症のローラと、その母親
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史上最高のカンパイ!〜戦地にビールを届けた男〜(2022年製作の映画)

3.6

“あのアホは殺しても死なない。”

ベトナム戦争下、戦地に出兵した友人を元気づけるためアメリカのビールを届けに行った男の実話をベースにした物語。愛すべきアホ野郎であるキッチーをザック・エフロンが好演。
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ムカデ人間3(2014年製作の映画)

2.1

友人に誘われて1も2も観ていないのに3から観た。そして、1も2も観る日は永遠に来ないと悟ったのであった。完。

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.0

“水が緑色なの。”

なんだこれ…。とんでもないこと起きてるけど描き方がドライすぎて一瞬ついていけない。終わった後に起こったことを思い出すとほんと胸糞なんだけど、良スリラー映画はあえて抑揚を作り出して
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ジュリアン(2017年製作の映画)

4.0

“もう、嘘は辞めろ。”

両親の離婚調停により隔週に一度だけ父親との時間を過ごすことになった11歳のジュリアン。彼の母親は父親と会う事すら拒否しており、送迎の際もいつも母親は不在だと嘘をつく。電話番号
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ラン・スイートハート・ラン(2019年製作の映画)

3.9

“行こうか、お嬢さん。”

コロナ禍で撮影遅れて、なんやかんやでAmazonオリジナルの劇場スルーというのが勿体ないほど面白いスリラー。知らずに観たから冒頭ブラムハウスのロゴ出てきた時にもう既に面白さ
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僕の巡査(2022年製作の映画)

4.2

“どうしたらその生き方ができる。”

50年代イギリスで恋に落ちたトム(ハリー・スタイルズ)とパトリック(デヴィッド・ドーソン)。当時同性愛は犯罪であり、巡査であるトムは女性と結婚し、パトリックとの関
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13人の命(2022年製作の映画)

2.9

実際に2018年にタイで起こった洞窟冠水で閉じ込められたサッカーチームのコーチとメンバー13名。彼らの壮絶な救出劇を“バックドラフト”などで有名なロン・ハワード監督が描く。コリン・ファレル、ヴィゴ・モ>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.4

“これもメニューの一部です。”

脚本家のウィル・トレイシーが実際に離島の高級レストランを訪れた時に、料理を食べ終わるまでこの島に“囚われている”と感じた事から着想を得て、スタジオサーチライトと共に映
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ノット・オッケー!(2022年製作の映画)

3.5

“有名になりたいと願ったことは?”

20代のダニーは、単調な生活の中SNSのインフルエンサーに憧れていた。彼女はパリで仕事だと嘘をつきフォトショで加工した写真をアップしていたが、同時期にパリで爆発テ
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.8

“あの家に入ってはいけない。”

面接の為にデトロイトの郊外の家をレンタルしたテス。しかし、仲介の手違いのせいでその家には既にキースというイケメンがいた。戸惑うテスだったが他に行くあてもなく、キースの
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Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

3.8

“大丈夫、私たちの中身は完璧。”

ルームシェアでその日暮らしを送るアンジェラとジェシー。二人は一週間後のジェシー17歳の誕生日を祝うためにビーチに旅行する計画を立てるが、その一週間でテレビ盗まれたり
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.9

“ならばお前の首を貰おう。”

「ガウェイン卿と緑の騎士」を原作に“ア・ゴースト・ストーリー”のデヴィッド・ローリーが映画化。アーサー王の甥ガウェイン卿が緑の騎士を探す。A24製作の初のピリオドファン
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

“もし、間違っていたら…?”

致死性の毒ガスの嵐により生命が次々と死に絶える世界にて、イギリスでは政府より支給された“薬”を飲んで痛みなく死ぬことが推奨されていた。そんな中あるイギリスの家族は最後の
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.8

“みんな絶望的に毎日を過ごしているのに、なぜ。”

1996年オーストラリアで実際に起こった銃乱射事件を加害者の目線で描く。ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの底知れない狂気が凄まじく、この演技で彼は2
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.2

“空腹で死にそうだ。”

[グロレベル2/5]ブランドン・クローネンバーグ監督のニ作品目。他人の意識を乗っ取り殺人を請け負う組織で働くタシャ(アンドレア・ライズボロー)は、自分が乗っ取った男の意識が抵
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.1

“その電話は壊れている。”

[恐さレベル1/5]ある街で立て続けに起こる少年誘拐事件。そんな最中、父親、妹と三人暮らしのフィニーも犯人“グラバー”に捕まってしまう。監禁された部屋の中、壊れた黒電話か
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ラスト・デイズ(2013年製作の映画)

3.3

“何かが起きてる、でも誰も気づいてない。”

スペイン産シチュエーションディザスター。ある日突然“広場恐怖症”のような症状で外に出る事が出来ない人が発生。瞬く間に世界現象となり人々は分断される。オフィ
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.7

“あなたは、私のもの”

死体安置所から女性の死体が消えた。このプロットだけでここまで二転三転させて面白いのは凄い。スペイン発マインドファックスリラー。“ゴーン・ガール”や“ノクターナル・アニマルズ”
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マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

3.5

“人間を描くのが何より難しい。”

“マジカル・ガール”のカルロス・ベルムト監督最新作。東京国際映画祭2022コンペ作品。ゲームのモンスタークリエイターの男性が、隣の家での火事で少年を助けた事から奇妙
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スクール・フォー・グッド・アンド・イービル(2022年製作の映画)

2.3

なにこのコミコン会場みたいな映画…。魔法学校設定って一歩間違えるとこんなことになるんだ。劇場公開じゃなくて本当に良かった(笑)

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.4

“誰も、止めなかった。”

9つの病院を転々とし、彼が居る病院は患者の突然死が急増したという実話をベースに素晴らしいキャストと監督で映画化。とにかく全てが暗い作品。画面のトーンも役者の顔色もストーリー
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.3

[グロレベル3/5]ハッピーハロウィン🎃“悪魔のいけにえ”のリメイクでもスピンオフでもなく、正統続編、らしい。もはや正統な続編とは?ってかんじだけど(笑)。前作の唯一の生き残りハーデスティも出てくるけ>>続きを読む

ホステル3(2011年製作の映画)

3.0

[グロレベル3/5]イーライ・ロスの系譜は完全に失われてしまったけど、B級ホラーとしては悪くないんじゃないかな。これを観るとただグロいだけじゃ前作ほどまで面白くならないって実感するよね。そこに繋がるま>>続きを読む

ホステル2(2007年製作の映画)

3.8

[グロレベル4/5]イーライ・ロス監督が撮る正統続編。やっとNetflixに…!前作のエンディングからそのまま始まり、舞台は同じで被害者は女性三人に。ゴア描写はさすがのこと、それまでの何ともないシーン>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

3.8

[グロレベル5/5]続編に向けて再鑑賞。初めて見た時はグロ過ぎて殆ど見られず最低点をつけていた今作も、時を経て沢山のホラー映画を見た後だと素晴らしさに拍手。目が離せないのに目を瞑りたくなるまじで訳わか>>続きを読む

オールドピープル(2022年製作の映画)

3.7

“老人を敬え。お前たちもいずれそうなる。”

[グロレベル3/5]人口の過半数が老人の街に結婚式を祝うために帰ってきた親子。その夜突如として老人達が連なって人々を襲い出し、大量虐殺が始まる。親子はその
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

3.2

“死ぬ時は、空のポケットで”

スティーブン・キング原作、アカデミー監督ジョン・リー・ハンコックが映画化。亡くなったハリガン氏のポケットにスマホを入れて埋葬してしまったクレイグ(ジェイデン・マーテル)
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.9

“ナルシストは、他人の悪意に気づかない。”

青春という戦場の負傷者へ。名門私立高校のエゴが蔓延する環境の中で、裏切られ陥れられた二人が、お互いの敵にリベンジする事で結託する爽快学園コメディ。ビジュア
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.3

もう何回目の再鑑賞。ロビン・ウィリアムズの魅力が詰まってる。生まれた年に公開され、小さい頃に金曜ロードショーで見て、大学生でリスニングの授業で見て、そして今…。いつ見ても元気がでるし笑顔になれる。成長>>続きを読む