りーんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.7

幼い頃に観たきりだった指輪シリーズ、IMAX上映を機に観てきた!
想像を超えるスケールのファンタジーで圧倒された。森の中や地下の世界観がどれも魅力的。
旅を共にする仲間たちって、王道だけどわくわくする
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.7

劇を包む静けさの中に激情を見つけた。
観ているこちらにも絵を描かせるのかってくらいゆったりと静か。そしてどこまでも美しい。
見つめる瞳、陶器みたいな肌、シワまで綺麗なドレス、海と火…切り取りたくなるシ
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プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.0

命懸けの時計台のシーンにはハイスコアしかないじゃん!
たぶん人生で10回以上観てると思う。幼い頃に「プロジェクトA」とマジックで書かれたビデオでよく観てた。ジャッキーの真似して虚空にキックしてた。
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

汽車ぽっぽートーマス
頭空っぽにして乗れる片道切符の旅だった。
ハリウッドが描く日本、相変わらずクセあるし刀好きだしで面白い。
いろんな殺し屋たちがいて、それぞれ魅せ場があって楽しかった。すべてはレモ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

ビビリだから迷ってたけど観に行ってよかった!終盤ワクワクした。
何が起きたのか、何が起きるのかわからない不穏な雰囲気にビクビクする。
怖くて何度も目を細めてた。GORDYがいちばん目細めた。
ちょっと
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.7

「戦争は熱病のようだ。」
ドイツのリメイク版が配信決定になったので初代を鑑賞してみた。
戦争がテーマの作品では自分が観た中でいちばん古いかも。CGとかないのにスケールの大きさにびっくり。
扇動された若
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.7

戦争が終わってから20年ほど経って、若い世代だとあの収容所を知らない人もいたことに驚いた。忘れようとしていたんだ。
戦争の時代だったから、関わった人は挙げたらキリがないのかもしれない。だけど、平然と社
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

観逃してたのすっかり忘れてた。
想像以上にファンタジーでびっくりした。いやでもみんな宇宙規模のファンタジーは持ってるから普通なのかな?
輪はあるけども、人間の身体がもつバネとかしなやかさを活かしたアク
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タイタンの戦い(2010年製作の映画)

3.5

絵画か神話の本で読んだ伝説の一部が見たくて鑑賞したけど、想像以上にスケール大きくて映像も綺麗で楽しかった。
半神の「英雄」って響きからワクワクする。
神様の身に纏うキラキラが気になる…
怪物というか幻
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劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最終章、山盛りのメッセージと走り抜ける展開に感情のジェットコースターだった。
普段みんな明るくて元気な子たちだから、戦場で青ざめたり動揺してる姿を見ると辛い。
武器についた名前は付けた人の希望でしかな
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劇場版 Gのレコンギスタ IV 激闘に叫ぶ愛(2022年製作の映画)

3.7

なんじゃとて?!
テレビ版で観た覚えのない恐ろしい兵器が出てきて唖然としちゃった。怖かったって泣いてるの可哀想だった...
正直、個人的にあと3周くらいしないと全体の勢力図とか情勢とか掴めなそう。
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劇場版 Gのレコンギスタ III 宇宙からの遺産(2021年製作の映画)

3.7

ガンダム好きの父と観てきた。
戦闘シーンで楽しい会話のオンパレードでこれが富野節っていうやつか!とテンション上がる。
今回もクリムとミックが最高。ミックの荒々しい言葉遣い好き。「やはり馬鹿だ!」は笑っ
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劇場版 Gのレコンギスタ II ベルリ撃進(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ベルリとアイーダがちょっとずつ心の中のわだかまりを乗り越えようとしてるかんじ。
Gセルフにでっかい装備付いた!と思ったらあっという間に投げつけてて笑った。
クリム・ニックときたら隣にミック・ジャック!
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劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ I 行け!コア・ファイター(2019年製作の映画)

3.6

せっかく観てたのだから記録!

高校生の頃にTVシリーズ観てたけどついていけてなかった記憶。
あらためて劇場版で今観ると、ベルリけっこうしんどかったんだなと再確認。
会話劇とか「やめなさいよ」とか、富
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潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

3.7

あの子の目に映り記憶に残ったものは何だったんだろう。
ヴィンターベタ監督は静を多く捉えるイメージがあるけど、これもまた静かで重々しく沁みた。
画面の幅が変わるのと、音楽の入りが印象的。
舞い降りた希望
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.5

ゾンビ出てくる映画は苦手だけど、楽しそうなジャケだったのとマティアスさん目当てに鑑賞。
オープニングの見応えすごい。
ヴァンデルローエとディーターの2人が見てて楽しかった。
軽快でギャグっぽいのかと勝
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

''Love and Thunder'' なお話だった。
クイルの「何も感じないよりマシ」って考え方がいいなって。
雷のごとく話がぐんぐん進んでテンポが早かった。時々のギャグに笑う。
多くを失ったソー
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.0

おバカ系かと思ってたら想像以上に真面目だった。あの服でジャングルはキツい。
水は痕跡を残さない って勉強になった。スパンコールがなければ。
サンドラ・ブロックさん久々に観たかも。へんてこなことしてても
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犬王(2021年製作の映画)

3.5

平家をロックに弔う琵琶法師と犬王。
諸行無常のファンタジー。
漂うは平家の「赤」
QUEENみたいだった。想像以上にロックでびっくり。斬新。本当にあの時代にああいった芸能があったらウケてたのかな、なん
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.5

花火。
勝手に悲しいお話だと記憶してたけど、戦禍の中で優しさに包まれたお話だった。
ククルス・ドアンの背景をもっと掘り下げてほしかったなんて思ったり。
これは安彦良和さんのガンダム って解釈しました。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観てよかった〜 と久々に熱くなれた。
オープニングとかちょっとした台詞とか、前作リスペクトを感じる。
前の内容ほとんど覚えてなかったけど、ルースターがピアノ弾いた瞬間にパパじゃん!そっくりじゃ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

お酒飲んで気持ちが上向きになって何かプラスになることができるならいいけど、そんな一筋縄じゃいかない。
かなり薬と毒の紙一重だと思う。
おじさん4人が飲んで酔って楽しそうにしてるのは見ていて和む。
逆に
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.7

彼らはまだ子どもで、愚かで無知で、だけど一人前になったような気で風をきっている。
間違えた価値観も繰り返す汚い言葉も、みんな青くて脆いものだ。
それらをどこか愛おしく思えてしまうのは、監督の魔法なのか
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

お洒落で可愛くてウェス・アンダーソンワールド全快だった。
雑誌をめくってそれぞれの記事を見ているような。
物や人の配置にこだわり感じる。たまにこちらへぐるりと振り向くの好き。
線を引いた画面で撮ってん
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ワンダ推しのわたしは泣きました。
ずっと悲しそうで見ててしんどかった。
あの家の瓦礫の下にいたのも、本のせいか手が黒くなっているのも切ない。
前回のスパイダーマンでマルチバースの可能性に胸が躍っていた
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.5

絵画のオークションのお話。
シナモンロールとか街並みとかが素敵。
ピアノを弾く手、口笛がサントラと重なる演出がいいなって。
そこまでお金の話をしてほしくなかった。それだけどうも気持ちが下がってしまった
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プロメア(2019年製作の映画)

3.6

澤野弘之さんの音楽聴きたさに鑑賞。
全快だった。ボーカル曲多めだった。

シンプルで真っ直ぐなお話に感じた。
ただ火消しの仕事を全うするんじゃなくて、逆に…って面白い。
想像以上にロボットアニメだった
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大してコナン知らないくせに神奈さんが出てるから…って我ながらオタクみたいな理由で観てきた。神奈さんのことも大して知らないのに。
本当にたまーに、アニメ好きだった頃のこういう衝動がくる。
最近の演技が聴
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.8

タイトルどおり妻が大活躍!
サルマ・ハエックさん出てるから観に行ったけど、期待以上にはっちゃけてて最高だった。
テンポのいいシーンとか夢とか幻覚とか、アクションもカーチェイスも盛りだくさんで終始楽しか
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.7

静寂の中に激動を感じた。
溢れそうなコップの水を見ているような危うい雰囲気。
何が悪くてとか、何が引き金でとか、そんなのはきっとないのだと思う。
寄せては返す波が大きくなっていくような。
時折すごく怖
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アウトポスト(2020年製作の映画)

3.7

無知なわたしでも、あの基地の立地は愕然としてしまった。
毎日のように突然降ってくる攻撃、次々と代わる上官、釈然としない任務…ストレスがすごそう。
兵士たちの日常と状況の非情さがかわるがわる映されて、落
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

ヒーローなのに度々瞳が死んでるのがとっても好みでした。
ロバート・パティンソンさん、影のあるブルース・ウェインってかんじがした。
🦇ですよ、🐈‍⬛ですよ、お馴染みのアレですよ…って観客に対する人物の気
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テラビシアにかける橋(2007年製作の映画)

3.5

ファンタジーかと思ったら、あの子たちだけのファンタジーだった。
想像で自分たちだけの世界を創る遊び、楽しかったなあと懐かしくなった。
日々の困難が敵となって襲ってくるけど、世界の力で迎え撃つ。そうする
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劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Paladin; Agateram(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

作画すごかった!
決戦だから戦闘シーン多くて、どれも魅せ場と迫力あって楽しかった。
キャラクターの不意の驚きや闘いに歪んだ表情が観れたのもよかった。吐く息までも印象的。
個人的にいちばんの目当てだった
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劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- Wandering; Agateram(2020年製作の映画)

3.3

友達に激推しされ唯一やってるゲーム FGO。
最近急にガウェインを強化しはじめ、ふと思い立って映画を観てみた。

話がギュッッと詰められてて、退場シーンも含め、ゲームで印象的だった場面がサラッとしてる
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作で特に好きだったこの巻。
映画に話をまとめるのって大変だなあと感じた。
キャスト一新は寂しいけど、モーナやノッポのゴードンがいたり、アサドの砂糖どっさりシーンがあったりしたの嬉しかった。
ちょっと
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