unkoさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

とても面白かったです。

ロンドンのSOHOを舞台としたサイコスリラー。
当時この地域はパブを中心とした文化人の交流場としての役割を担っていたらしい。
当然服飾もストリートから、サイケデリックなものま
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初代を踏襲したゴジラの迫力と加減なきぶっ壊しは満足感高い。

神木隆之介ショーの今作は賛否あるとは思いますが、個人的には許容できました。
ただゴジラへの対策を穴だらけだとキャラクターに言わせるのはどう
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

劇場公開版を観てから、ディレクターズカット版を少しだけ掻い摘んでみました。結構すっきりしたので、カットなくそのまま観たかったかな~。

作品全体の感想ですが、結構爽やかに観ることができました。
やっぱ
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流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

中国のSF大作。

太陽が膨張して危険なので太陽系から遠く離れようというのが、ざっくりした内容。地球の片側に謎エネルギー噴射口をたくさん作って宇宙船みたいに移動しているのを見せられてのタイトルは、結構
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宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

3.9

中国で過去大流行した「宇宙探索」という雑誌の編集長をしているタン(ヤン・ハオユー)、30年前はイケイケだったが廃刊間近。
デマか本当か、地方に宇宙人が出たという噂を聴き、真相を確かめるべく仲間を集め、
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.2

94分の映画で、気軽に観るにはちょうどいい作品と思う。

物語の進行とともに徐々にHypnotic(意味としては、催眠だがもはや念力を加えた何か)を画と言葉で説明してくれるので、違和感なく設定に入り込
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

1度で2度楽しめる感じで面白かった。

サプライズは全くなく、気味悪い雰囲気が続いていく。
ターニングポイントとなる事故後の行動はそうなるよね〜と。その後のインパクトある画もいい。
一方角度を変えて食
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N号棟(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

岐阜県の団地で起こったとされている心霊現象/ポルターガイストを元ネタに脚色して映像化。(実際現在も存在しており、住民も気にせず?知らず住んでいるらしい。)

卒業制作でホラー映画の撮影するために幽霊が
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黒い下着の女 雷魚(1997年製作の映画)

3.8

「札幌テレクラ殺人事件」「日野ol放火殺人事件」を元ネタにうまく融合させた作品。

男に捨てられ殺人へと至る女(佐倉萌)、女に恨まれ子供を焼き殺された男(伊藤猛)、その地域でテレクラ不倫現在進行中の男
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DOG STAR/ドッグ・スター(2002年製作の映画)

3.3

Primevideoの日本映画 Netチャンネルにて、
10月いっぱいまでとなっていたのを機に視聴。

盲導犬の感動映画かなぐらいに思っていたら、結構面白い。
なかなかの内容でびっくりして掘り出しもの
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.3

原作既読。

3時間半堪能してきました。
原作がノンフィクション小説なので、規模感が数十年レベルの話かつ3世代ぐらいをまたぐため、登場人物の数が半端じゃない。
本作を観た感想としては、その膨大な情報を
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Winny(2023年製作の映画)

3.3

ファイル共有ソフトWinny開発者の裁判を描いた映画。

作品内にも登場するが、当時「はじめてでもできる!超初心者のためのWinny」みたいなムック本が本屋やコンビニに行けばすぐ手に取ることができ、ど
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

とても面白かったです。

思い返せば、意外とAIをテーマにした作品にあまり触れたことがなくて、「アイ・ロボット」や「A.I.」ぐらいまで遡らないと思いつかない。
ゲーム作品だと「Detroit:Bec
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リゾートバイト(2023年製作の映画)

3.0

2chオカルト板の「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない」が元ネタ。
だが、肝の部分が異なるので、シチュエーション以外ほぼ別の話。

「きさらぎ駅」より個人的に楽しめました。
幽霊ギャグやオチは好
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8日で死んだ怪獣の12日の物語(2020年製作の映画)

2.8

2020年コロナの緊急事態宣言下による外出自粛期間中に『カプセル怪獣計画』というリレー形式で動画を投稿しようと呼びかけた運動があり、その番外編として制作された。
岩井俊二/斎藤工/武井壮/樋口真嗣でY
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.7

178分という長時間に尻込みしていましたが、
楽しく観ることができました。

少年期/青年期/壮年期と3つの時代を組み合わせて構成されています。
エピソード毎に並べ替えられていて、それに合わせて物語も
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回転(1961年製作の映画)

3.9

家庭教師として住み込みで兄妹を教えることになったギデンス。
手紙の件から、妙なことが起き始め、ついには霊もしくは不審者らしきものを発見してしまう。
屋敷の過去を探っていくと前家庭教師と下男が愛し合って
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ダーティハリー2(1973年製作の映画)

3.3

前作ヒットから監督も代り、第二作。
警察バッジ復活はご愛嬌ということで。

警察内グループVSキャラハンになり、設定的には面白そう…。
しかし、キャラハンの魅力がパワーダウン。モテおやじになってカッコ
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.1

キャラハン刑事に主軸が置かれていた物語で、名の通りダーティな活躍面とちょっとエッチなお惚け要素が相反し、
これが俗にいうギャップ萌えというやつ?とても愛着がわく。

作品全体の構造も要素毎にサンドイッ
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オクス駅お化け(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

2016年ぐらいから企画していて、完成まで紆余曲折だったらしい。
当初は監督に清水崇/脚本高橋洋でスタートしたが、韓国では企画理解を得られず出資にGOが出ないので、最終的な脚本は高橋が6割ソヨンが4割
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邪願霊(1988年製作の映画)

2.8

1987年(にはできていたらしい)のモキュメンタリー作品。
脚本演出は小中さん。

スポンサーの令嬢を主役とする以外は比較的自由にできたみたい。またディックスミス氏に従事していた若狭 新一も携わってい
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

-

思春期に観て、多大な影響を受けた自分にとっての大切な作品。
義務教育で見せればいいんじゃないかまで思っている笑

ちなみにノートンが付け加えたエンディングは肯定派です。
モノクロのトイレシーンは画のパ
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アナログ(2023年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

北野武原作の恋愛小説を映画化。

アラフォーのサトル(二宮)と出自が不明のみゆき(波留)との恋愛を描く本作。
波留演じるみゆきに、もちろん秘密が隠されているのだが、超丁寧に映画が作られているので、先が
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「X」で登場した老婆(パール)がどうしてこうなったか描く前日譚。
結構面白かったし、怖かった。
殺し方自体はシンプルなんだけど、不快感はあまりないので、スプラッター映画が苦手な人でも大丈夫だと思う。
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X エックス(2022年製作の映画)

3.1

テキサスの田舎に映画撮影しにきたヤングカップルたちが襲われる話。

THEアメリカ的ホラー映画。
若者が片田舎でカップルでいちゃいちゃして、襲われる定番のネタをこれでもかと詰め込んでくるので、懐かしい
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.0

舞台装置コロコロと流動的で視覚的に面白かった。
特に言及している人が多くいると思うが、空中浮遊時の演出。
背景色に合わせた箱を使用するアイデアがよかった。
また「白鳥」「ねずみ取りの男」「毒」と比べ、
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.1

前作みて、面白かったのでレンタルしました。
思った以上!十分すぎるほど元が取れました!!!!

前作を超える表現とクオリティ。
2時間20分長いけど、見ごたえありました。

サムライミ版スパイダーマン
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

余分なシーンがなくすっきり100分。
カッコいいシーン/ギャグシーンが10分に1度ぐらいのペースで展開されるのでスピーディ。

ビジュアルの動きは手書き風で滑らかで違和感なし、2Dの切り絵が動いている
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スウィートホーム(1989年製作の映画)

3.1

黒沢監督がアメリカに寄せて撮った作品。

影の演出、幽霊等、歴史からの踏襲で素晴らしい。
sfxにいたっては、ディックスミスが担当してるとかすごすぎるんですけど!!?

笑えて怖くて、グロくて満足する
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

前作で馬に乗れる男になったジョンウィック。
今作ではついにゲームデビューです!敵の気持ちいい倒し方はやっぱり重火器だよな!
バァン・バァン・ファイア!最高かよ!
このアングルで重火器ぶっ放してる映
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DOOR III(1996年製作の映画)

2.8

脚本、小中/監督、黒沢のコンビ。

DOOR、DOOR2は未観賞。
今作はスリラーというより、完全にSFホラー。
黒沢監督はDOORを悪魔のいけにえにしたようで、観ていて楽しかった。
ただ意図的かわか
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リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

3.0

原作未読

結構面白かった。

現実と意識の境を曖昧に。しかし、よく見ればはっきりわかる演出をしてくれる丁寧さは流石。作品自体が監督と相性よさげ。
ただCGVFXをみるに、予算がない分、割食った印象。
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

車と子犬の件がここまで大きくなりました。
パート1ではJホラーさながら車に轢かれ続けても絶対殺すマンと化していたジョンウィックですが、最近は比較的言葉を覚え、コミュニケーションもとれるようになりました
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.5

巨大ロボットものを予算潤沢に製作しましたギレルモデルトロ監督。

テレビで観ても初っ端の戦闘から気合の入り方が違った。
途中の説明パートも、この戦闘をみるためなら我慢できる。

タンカーで戦うシーンは
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.5

轟音シアターで観てきました。
ちなみに普段モータースポーツも観ません。
グランツーリスモも数回触ったことがある程度。

面白かったです。
轟音で観たこともあり、臨場感最高でした!


「この映画は事実
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ザ・ミソジニー(2022年製作の映画)

-

一言、意味不明笑
だけど、実験的な企みを含有しているのはほんのりわかるが、こちらの知識がないため、理解できず残念。
なので、スコアは付けていません。

魔女っぽくて、異界とつながっていて、オカルトを支
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