愚禿観照さんの映画レビュー・感想・評価

愚禿観照

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奇跡の人(1962年製作の映画)

3.1

ヘレンケラーの大人になってからの話が知りたかったけど、最初から最後まで子供の頃の話だった。
実話を元にした上での話とはいえ少し丁寧すぎるかな。
ほとんど室内から動かなかったから、目が見えない耳が聞こえ
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マルドゥック・スクランブル 排気(2012年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ルーン=バロットが可愛いだけの作品。
声優は林原めぐみ。
ラスト10分、おっぱい片側出ながら戦ってる。
毎回冒頭でクレジットが流れるんだけど、その文字のフォントと色使いがイチイチカッコいい。あのフォン
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マルドゥック・スクランブル 燃焼(2011年製作の映画)

2.9

三部作の第ニ作目なので、最終作にてまとめて感想を書くが、話的にも画的にも動きがなく、中弛みし過ぎて、他二作も微妙なのだが、最も見応えがない。

マルドゥック・スクランブル 圧縮(2010年製作の映画)

3.0

三部作の一作目なので、最終作にてまとめて感想を書くが、作品を知った経緯だけ言うと、pinterestで見かけた、海外の人が二次創作で描かれたルーン=バロットという女の子のキャラクターのイラストが自分好>>続きを読む

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

もうssuはわざわざ映画館まで足運んで観なくてもいいかな^_^;
それくらい退屈な内容で、ストーリーも陳腐で地味。

これといったヒーロームービーらしさもなく、謳い文句のサスペンスムービーらしさもなく
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.3

史実だからこその作られた話感がなくて、実に戦争らしい、殺伐とした空気感が常に漂っているのが良かった。

けど、自分は話に一本の筋が通っていて、起承転結のある、または観る者に向けた監督の伝えたい意図がハ
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

登場人物みんなバカというか少しお間抜けなのが、作品全体を通して柔らかな雰囲気をつくり上げていて、観ていてなんだか和んでくる。

一言でこの映画の感想を言うなら、「優しい映画」

でもどんちゃん騒ぎもあ
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アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

何かの本で読んで、書かれている内容に興味を惹かれたので観てみた作品。

実験と称してひたすらトリップしてるの斬新

この手の映画って大体どうしようもない依存者が浮遊感の気持ちよさを求めて沼に嵌っていく
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃ過ぎてバカ笑った
何年も前から気にはなってたのに、何でもっと早く観なかったんだ?って本気で思ったくらい超自分好み。

ダサカッコいいとシュールの掛け合わせが全然チープにならないどころか洗練
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

2.8

何かの本で読んで、興味を惹かれたので観てみたけど、流石に古過ぎるかな、ストーリーも演出も小道具も何から何まで陳腐で観ていて苦痛だった。

怒りを題材にした映画は個人的に好みなんだけど、これは全然ダメ。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


フライヤーのぱっと見のヴィジュアルが自分好みだったのと、主演がエマ・ストーンと知って観に行った。

奇想天外で、ストーリーなどあってないような、俗に言うアートフィルムかと思いきや、仰々しい内容に思わ
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

シアターで全編モノクロ作品を観れるのは貴重だと思い、重い腰を上げ映画館へ。

幼少の頃、ゴジラが好きだったので、ゴジラを題材にした作品というだけでも密かに気にはなっていたが、時代設定が終戦直後という事
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.4

國分功一郎先生の著書『暇と退屈の論理学』を読んだことがきっかけで、数年ぶりに鑑賞。

1度目の鑑賞時には気付けなかった、この作品の最も伝えたいであろうテーマが手に取るように分かる。

作品を通して、デ
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