Coordiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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マレフィセント(2014年製作の映画)

3.7

消えかけていたメロディに突如として炎をまきちらす。
ほんの瞬間の出会いが灼熱のように燃えたぎる情熱を呼び起こすのだ。
綺麗に大空を今日も羽ばたく。
優雅なリズムに静かに身をよせるだけ。
セクシャルの身
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アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン(2018年製作の映画)

4.2

上映されて15分もしないうちに、アレサの美事な歌声に圧倒され涙した。
彼女の力強いバンドクラップ。
汚れた魂に清らかな癒しを与えるのだ。
今時を超えた現代こそ、希望の叫びが必要とされているのではなかろ
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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年製作の映画)

3.9

ふかくにも涙。胸がふっくらと膨らむ感覚があり。

去年の今頃天国にいったおばあちゃんを思い出した。

おばあちゃんへ。

俺は今でも音楽を続けているよ。
おばあちゃんがいてくれたから、願ってくれたから
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

3.8

翻訳が忠実な感じでよかった。
やっぱり映画は楽しいね。
映画の世界は素晴らしい。
この先、自分の人生でどれだけの人々との出会いがあるのだろう。
わくわくするよ。

NANA2(2006年製作の映画)

3.3

夢をもちましょう。実現させるために地道に一歩をまず踏んでみましょう。
恐れることはありません。

私の今年の目標は、英会話にとりくむこと。イラスト制作、動画制作、ゲーム実況、ギター練習、ラジオ制作です
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ウルトラミラクルラブストーリー(2009年製作の映画)

3.5

''チクタクチクタクギュイーン''

時は無情に刻んでいく。
人工知能、動物、人間。
えくぼを刻むことを可能とする人間のチカラ。
いまこそ、ムスタングをかき鳴らせ。
それがたとえ人知れずの夜明け時だと
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

3.5

''信頼''

今にもはち切れそうな綱渡りをこころみる。
いつかは切れて両足を地面に着くことになるかもしれない。
はたまた、挫いて痛みを背負うことになることもあるだろう。

未来は時として残酷だ。
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.7

''ever free''

自由を求めて大空へむかって。
思いっきり両手を広げて、自分の気持ちに正直に歌を歌ってみよう。
高鳴る胸に気がつけたなら、新しい航海が近づいている。
あらゆる迫り来る対象物
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.8

''Flower''

夕陽が照らす広大な大地。
あの太陽は一つ。夜空に輝く満月も一つ。
私はなんてちっぽけなんだろう。
君と出会えた瞬間、新しい道が開けたような気がしたんだ。
明日こそ咲くかもしれな
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.6

''老人と海''

狭し世界に平穏をオペラによって得る美しさ。
時を超えたいという衝動感を満たすことを望むのならば、リズムを感じとる瞬間と共に足の底を地面を踏みつけるのだ。
ゴッホは狂人的な扱いを受け
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手紙(2006年製作の映画)

3.9

''20 of minutes''

今にもつながれている糸はきれそうだった。
それはちょうど壮大なシンフォニーが場内を喜びの世界へと誘う瞬間だった。
ぽつねんと、ただ1人、両手を動かし土をいじってい
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おとうと(2009年製作の映画)

3.8

『鐘とさくら』

散っていく桜。
一枚だけ、散っていく。
ゆらゆらと。
五線譜に記された風。
きっとそうにちがいない。
去年、私の祖母は異国の世界に旅立った。

その瞬間、散った桜が新しく芽をだしたの
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GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

3.4

''Why''

忘却の必然性。
時が重なるごとに、ジェンガのごとく。
壊れたときこそ、味わえる美し見このうえない。
極上のサイコパス。
朽ちた廃墟化の間に、妥協感をいだいては、これこそが"明らか''
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GANTZ(2010年製作の映画)

3.4

''New mission''

デュオトーンとはならなかった街。
どれだけの言葉が沈んでは、妥協と共に生きては未来へと彷徨っていたことだろう。
どれだけの言葉が溢れては一個人を追い詰めていたのだろう
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マザー!(2017年製作の映画)

3.5

金色と共に揺れる風がいずれ誕生することになる音階はしずかに始まろうとしていた。
思考を一度停止し、記憶が示す方角はブラー化されて自ら彷徨う果て。
次第にみえてきた紫外線の強度が高い国を目指すべきか。
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.8

''モンスター''

誰にも胸の奥底に潜むモンスター。
それを宇宙へと解き放つ時、あらたな野望の展望が瞬く間に広がりはじめる多彩な色彩。
いずれ旅支度をはじめ、トランクの中には若干やぶれたオーバーオー
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

3.8

''ゴースト''

実体性のない言葉が世間にただよっている。
いつはまにか、幼さのめんこさは廃れている。
なにをもって画面に睨みをきかす。
カラフルな液体を指でぬらして、
そう。お金がなければ筆を買わ
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.9

山の頂点に登り、人知れず蒸したタバコの煙は、因果を忘れ揺らぎ始めてはアインシュタインが法則の解読を試みた宇宙へとただよっていく姿。

振り子のような音階の流れに、ソナタの心底は見えず、恐れは一寸の側に
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.7

久しぶりに映画鑑賞しました。
映画ってほんとに素晴らしいですね。