前作は「犬神家の一族」を思わせる本格ミステリーで、しかもダニエル・クレイグだけでなく、アナ・デ・アルマスの強烈な魅力も相まって、傑作に仕上がっていました。
そして3年ぶりの続編だったわけですが、今回も>>続きを読む
少なくとも前半は楽しめました。作画の綺麗さと「夏休みの冒険」的なワクワクさがあったのと、個性溢れる登場人物たちが魅力的に見えました。
ところが、後半に至るにつれ、どんどんパワーダウン。ヒロインの言動に>>続きを読む
歴史的な大コケを記録したディズニー映画ということで、ちょっとどんなものだろうか?と興味本位で見てみましたが…(笑)
別に駄作というわけでもなく、かといってすごく面白いかというと疑問という…毒にも薬にも>>続きを読む
中身は完全に今後放送する4期をくっつけた内容になっていましたが、未だに4期の放送時期が未発表な上、原作でも賛否両論だった「氷かぐや編」が3期の終了から半年で映像化されるというのだから、原作ファンにはか>>続きを読む
ストーリーは正直、難病物のフォーマットで作られている印象は否めませんが、これが実話である以上、逆に言えばそれに精一杯向き合っているという言い方も出来るのではないかと思います。特に主演二人の演技が素晴ら>>続きを読む
本人たちもネタにしていましたが斎藤工&西島秀俊の「シン・ウルトラマン」コンビが、今度はヤクザの世界で活躍するというわけですから、期待も膨らみます。
冒頭の現金奪取のシークエンスは、そんな期待に応えてく>>続きを読む
イーストウッドの作品は毎回「これが最後か…」なんて覚悟しながら見るのですが、それにしても、御年91歳で監督・主演を務めてしまう(しかもパンデミックの最中に)のだから、驚きです。
しかも、「マッチョっ>>続きを読む
オリジナルは腹を抱えて笑った覚えがありますが、このリメイク版もなかなか笑わせてもらいました。オリジナルを完コピする必要があったのかは疑問ですが、リスペクトが伝わってきて良かったです。竹原さんと通訳さん>>続きを読む
あらすじと映画の始まり方から見て、ドンパチや、かなり悲惨なシーンが続くのかと思ったら…そういうわけではなく、淡々と日常を描いた作品でした。
印象としては「この世界の片隅に」に近いかなあ…日常の隣にこう>>続きを読む
とにかく頭からお尻までギレルモ・デル・トロ節が全開!といった印象で、これは彼にしか作れないな…と感じるわけですから、さすがです。
「パンズ・ラビリンス」のようなキモかわいさもありつつ、「パシフィック>>続きを読む
白石和彌監督の特徴である、徹底的なゴア描写が今回も炸裂していて、画面から目を背けたくなる瞬間がたくさんありました。だからこそ、阿部サダヲさんの怪演が相乗効果になって、彼の魅力を引き出していたと思います>>続きを読む
前作は魅力的なキャラクターと、楽曲の素晴らしさで楽しみはしたのですが、個人的にはそれほど印象には残っていませんでした。
本作にもさほど期待はしていなかったのですが、前作よりもキャラクターの立ち位置がシ>>続きを読む
日本生まれのキャラクターなのにも関わらず、前作は緊急事態宣言直後だったからか興収が振るわず、今回もワンピやジュラシックワールドなどの強豪に敗れ、初登場10位という…。なんとも寂しい結果になってる実写「>>続きを読む
劇場公開作としては「トランスフォーマー/最後の騎士王」以来5年ぶりのマイケル・ベイ作品…ってことで、ちょっと楽しみにはしてたんですが、これが結構な秀作に仕上がっていました。
マイケル・ベイ作品は破壊>>続きを読む
蜷川実花作品は、ビジュアル重視で脚本はそっちのけ、という印象が強いのですが、本作も例に漏れずといった感じでした。
なので、蜷川作品に魅力を感じる人には、本作も受け入れられると思います。少なくともキャス>>続きを読む
役者の演技が…とか色々言われてますが、自主制作でここまでのクオリティですよ!と、まず言いたいです。
自主制作の劣悪な環境でこれだけの破壊に次ぐ破壊を描いたことに驚き。さらに怪獣の見せ方一つとっても、>>続きを読む
記念すべきシリーズ30作目でしたが、変に気合を入れることもなく(笑)いつものクレしんワールドを展開してくれたのが、まず嬉しかったです。
中盤までは少し中弛みする部分もあるのですが、クライマックスの畳み>>続きを読む
ホラーにしたいのかサスペンスにしたいのか…まあ、ホラーにしたいんでしょうけど、どっちつかずのこの感じに、真相が分かった瞬間には少し面食らってしまいました。
南沙良ちゃんはキレイに撮れてるし、玉木宏のサ>>続きを読む
サンドラ・ブロックやチャイニング・テイタムを始め、とにかく豪華なキャストを揃えた本作は、それだけでも楽しめます。
最近のアクション映画は重厚なものが多かったような気がするのですが、本作の金曜ロードショ>>続きを読む
ミッキーマウスの歴史を紐解くドキュメンタリー。世界中のミッキー大好きな人たちが集まってきて彼の魅力を十二分に語る…
そんな側面も、もちろんあるんですが、彼の歴史の負の部分もしっかり扱っている(もしかし>>続きを読む
これはかなり厳しい…。
橋本環奈のアクションはかなり頑張っているのですが、編集とCGがそれを殺してしまっています。
そして何より、脚本と演出が酷すぎます。シリアスをやりたいのかギャグをやりたいのか、ど>>続きを読む
新海作品の個人的印象は「君の名は。」「天気の子」と右肩上がりに良くなっていると思っていて、今回はその集大成だったのではないでしょうか。
新海作品に人々が期待する画の美しさは偉業の域に達していますし、台>>続きを読む
ミリー・ボビー・ブラウンといえば、超能力少女だったり、キングギドラに追いかけられたり…とスペクタクルな魅力に溢れている印象ですが、そんな彼女の等身大の演技を堪能できる前作が大好きでした。
今回もミリー>>続きを読む
MCU30作目。
…の記念すべき作品でしたが、「チャドウィックの不在を世界中みんなで乗り越えよう」そんなメッセージが伝わってくる作品でした。
彼の逝去に伴い、ティ・チャラの不在をどのように扱うのだろ>>続きを読む
個人的に、超がつくほど大好きな「ちはやふる」3部作の小泉監督作品なので、いやが上にも期待は高まりました。
水墨画というあまり馴染みのない世界が舞台でしたが、その魅力が十二分に伝わってくる出来だったと思>>続きを読む
前2作はリアルタイムで見た世代ではありませんが、子供の頃に何度もテレビ放映しているのを観て、「ヤヤヤ、ケッタイな」の歌詞がこびりついておりました(笑)
そして本作はあの時のメンバーが総登場するというこ>>続きを読む
9年ぶりの「ガリレオ」でしたが、「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」よりもドラマ時代に作風を近づけた感じがしました。特に前2作ではエンディングでしか流れなかった「知覚と快楽の螺旋」を劇中で流したのには少>>続きを読む
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の公開前、恐らく「アントマン」の撮影中あたりの、MCUが最盛期を迎える少し前のドキュメンタリー。この時も大ヒットはしていましたが、現在の盛り上がり具合を鑑み>>続きを読む