ゆきえいさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゆきえい

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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

ホアキン・フェニックス、演技という一言では片付けられない、彼の魂に震える。
色んなジョーカーを見てきて、ジャック・ニコルソンからヒース・レジャーまで、どのジョーカーにもほんとに魅了されるけど、こんなに
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

うううう。。
ポン・ジュノ。ううううう。。。
何一つ救われない。
知的障がい者を息子にもつ母の思い、
忘却のツボ、躍り狂うあの場面。
同じ母として、もう胸が苦しくて。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

お久しぶりの探偵もの。
立体的な構成がおもしろく、キャストも豪華で◎。
けっこう早い段階で謎が解けてから、一度睡魔に襲われてしまったけど、そこを耐えて見逃さなければ味わい深さも増す。
豪華キャストのキ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

正と悪、決していい母親とは言えないミルドレッド、娘への愛情はあの抑えきれない怒りの感情からひしと伝わる、でもそのやり方は正か、
署長はとてもいい父親、でも警察としては、でもあの手紙は、正か、
ディクソ
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.7

こういう類いの映画を久しぶりに見ると、その映像技術とスピードと世界観に感動するし、映画ってほんとにいいもんだと再実感する。
フルCGのモーションキャプチャももちろんだけど、漫画原作なだけあって、世界観
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奴が嘲笑う(2015年製作の映画)

3.4

敏腕弁護士が担当する遺体なき殺人事件が、二転三転していく様が面白い。
イ・ソンギュンのキャラもいいし、展開も飽きず、楽しめる。
けども終盤読めてくるのと、若干の無理くり解決感がちょっと残念かな。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.4

シャロンテート事件を予習して見ましょう、という誰かのレビューを見て、
しっかりその背景から予習した上で観賞。
ちゃんと書いてくれていたレビューの方々ありがとう。

現実を基にした中のタランティーノのユ
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イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.5

パク・チャヌク監督がミア・ワシコウスカとニコール・キッドマンを撮る、となったら、そりゃ見るよね。
サイコスリラーなんだけど、とにかく映像が美しく、おしゃれ。靴や手紙や鍵、色々な存在を存分に引き立てる。
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荊棘の秘密(2016年製作の映画)

3.5

行方不明になった娘を必死に探す母親を描く。パク・チャヌク脚本だったから、期待しての観賞。
行方不明事件を主軸にしつつ、それに絡ませた政治家の旦那の攻防や、子供たちの世界の描写など、ストーリーがてんこ盛
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

黒人のピアニストとイタリア系用心棒運転手の8週間のツアー旅。
南部の根強い人種差別を目の当たりにし、少しずつ変わっていくトニーリップと、彼の粗暴さにはじめは戸惑いつつも、徐々に心を開くドクターシャーリ
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

4.2

お母さんの恋人の別荘でひと夏を過ごす少年ダンカンの、家族との葛藤と出会いと成長を描く。
とにかくお母さんの恋人がヤな奴すぎてムカつく!けどもウォーターパークでの出会いをきっかけに居場所を見つけ成長して
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

4.1

ライアンゴズリングと、ブラッドリークーパーと、その息子たちの親子の宿命。
ライアンゴズリングがね、ラ・ラ・ランドとは全然うってかわってのワイルド感。冒頭のバイクのケージに入るまでのワンカットのシーンか
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箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.6

韓国の古典会談、薔花紅蓮伝を基に作られた姉妹を中心とした家族に崩壊していく様を描いたホラー。
1度見てもさっぱり。淡々と暗々とじめっと、何か嫌なじっとりした感じで進んでいき、時間系列の前後や妄想が相成
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サニー/32(2018年製作の映画)

2.4

凶悪がよかったから、白石監督&リリーフランキー&ピエール瀧、と揃えば期待もしちゃう。
中学で同級生を殺した犯人の信者たちが、14年後にその犯人を拉致して、、、みたいな話なんだけど、
色々盛り込まれてる
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.1

もぉ、ムーニーたち子役のスーパー自然すぎるこの描写。可愛いったらありゃしない。これを演出できた監督たちがまずすごい。
なのになのに、こんな可愛いのに純粋無垢であどけないのに、なんだろう、このどんどん切
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ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.8

プラダを着た悪魔のモチーフとなったアメリカVOGUEのアナウィンターを取りまくドキュメンタリー。
もうほんとアナウィンター様よ。
女子なら誰しもが憧れる華やかなファッションの世界で、そのスピードと行動
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不能犯(2018年製作の映画)

2.8

うーん、さくっとさらっと流れて終わる感じ。
テレビの連ドラとかなら面白かったんかも。映画にはちょっと。
松坂桃李と間宮祥太朗はよかった。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.7

淡々と進んでいく中で、ロバートデニーロが魅せる狂気。
大袈裟な感情表現があるわけでもなく、目で魅せる演技は、デニーロだからこそ。
で、若い!

この正と悪の紙一重。別に誰でもよかったのであろう対象者の
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.1

ストーリーはそんな特別感はないものの、音楽に頼りすぎてる部分があるものの、色んなメッセージが散らばりすぎてたりはするものの、
個人的にミュージカルの音楽は好きだし、その魅せ方がほんと好き。
バーの掛け
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

映画館で号泣してから何回見たことか。エアロスミス何回聞いたことか。
リブタイラーに何回涙したことか。
キャストもほんと最高。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.7

当時映画館で見て絶句して、一緒にいた友達とずーんってなった思い出。
再見しても、やっぱ救われないこの切なさ憂鬱さ行き場のないこの感情。
ビョークの歌は最高だし、このCDもってるし、ビョークだから出せる
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.1

この世界観とあの魚感とグロッと具合に
引き込まれる。
曲はどれもいい感じなんだけど、イマイチこの世界観のミュージカルにのれなくて、置いてけぼりになっちゃう自分がいたり。
でも最後10分がほんと切なくて
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.3

そもそもの設定がぶっ飛びすぎてるからか、三谷監督の面白さに心底のっかれないというか。
西田敏行落武者はツボなんだけどな、
深津絵里も相変わらずかわいんだけどな、
裁判ものならもうちょい心捕まれてもよか
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.4

世のお父さんお母さんたちは涙なく見られないな、これ。
子供にとっての最善の選択とは。
見てよかった、ほんと。主人と一緒に見てよかった。
メアリーが、もう可愛くて可愛くて。泣いて笑って怒って笑って。
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.2

光に向かうアリーと、光から闇へと堕ちていくジャック。その対比が魅力的であり、切なく、歌とともに心に刺さる。
リメイクとはいえ、レディー・ガガ様々な映画なのかと思いきや、彼女の歌唱力はもちろん、音楽も光
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アラジン(2019年製作の映画)

4.2

やっぱこの世界観を実写で表現するってそーとーなもんよ。
それを実写ならではの美しさに、歌とダンスを更にちりばめ、ジーニーをウィル・スミスが自分のものにしちゃう。
アニメはもちろんそれはそれで最高だけど
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.5

実写、しかも美女と野獣のあのキャラたちを…
とまぁ、半信半疑なまま、
テレビでやってたからなんとなく見始めたらさ。
なんだこの世界観。
衣装も舞台もとにかく美しい。
CGもまったくもって気にならず、
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

このライブ感の心地よい衝撃たるや。
映画館で見たかったなぁ。
QUEENの曲は有名どころはよく聞いていたものの、彼のことを一切知るよしもなく、
この映画を通じてはじめてQUEENという伝説を知る。
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

ピアノと弦の旋律と、ドレスと縫製の映し方の美しさ。うっとり。
セリフ少なくとも狂気なほどのキャラクターの個性がしっかりと軸になり、この二人の愛の行方に引き込まれていく…
けどけど、
いやーこわい。いや
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

当時のドイツの時代背景に、色んな諜報機関に、気抜いたらもうついていけなくなってしまう(気抜かなくても半ばついていてない…)けど、そこをクリアすればがんばれる!
話の展開は面白いし、シャーリーズセロンの
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

校舎の中のすごい短い期間のただの日常なのに、シーンや時間を丁寧に重ねることで、大袈裟なむだなセリフを入れずとも、学校のヒエラルキーや個々のキャラクターからその背景までがしっかり伝わってくるところが、こ>>続きを読む

フォーカス(2015年製作の映画)

3.4

最初テンポよくて出だし好調だったんだけど、後半戦失速気味で残念。
最後にはもうなにがリアルでなにがフェイクなのかさっぱり。
ハーレイクインのときもそうだったけど、とにかくひたすらマーゴットロビーが可愛
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渇き。(2013年製作の映画)

3.0

狂気狂気狂気の連続で、もう見てらんない感じなんだけど、中島哲也監督の独特なPOPな演出が重なって、なんかうまく調合されてるから不思議。
過去と現在が行き来して、小松菜奈が具現化されていく様は面白く、で
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.7

よくあるストーリー、でてくる人がみんないい人で、もうとんとん拍子で進んでいくから、何も考えずにただただ楽しめる。
料理がとても美味しそうに描かれていて、なんだか料理をもうちょいがんばってみようかななん
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

3つの交錯するストーリーに絡まった愛情と疑念、感情が大渋滞で、見終わったあとぎゅーってなる。すべてが素晴らしい。キャストも最高。

私の男(2013年製作の映画)

3.0

これはいけんわー。はまる人にははまるのかも。うちは生理的に無理だった。いろいろなんか悲しく切なくなる。うーん、、、うーん、、、
二階堂ふみがとにかくすごい、それはもうすごい。でもでもでもでも、やっぱり
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