ゆきえいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゆきえい

ゆきえい

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友罪(2017年製作の映画)

3.6

町工場で一緒に働きはじめた同僚が、もしかしたら連続殺人犯の少年だったのでは?と気づいていっちゃう話。

原作も昔読んでいて、気づいちゃう元ジャーナリスト側の葛藤みたいな色が強かった気がするけど、
この
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

半地下の家族がお金持ち家族に寄生していく話。

半地下なんて言葉聞いたこともないし、
そんな韓国の社会背景なんて知らないのに、
シーンそれぞれが計算されつくされていて無駄がなく、かつ魅力的に撮されて、
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.8

時間を逆行して世界滅亡を阻止する話。

すごいけど難解、難解けどすごい、と回りに言われ、
とはいえとはいえ、大丈夫だろ私!なんて思っていた自分を恥じたい。

わからん、ほぼわからんで終わった1回目。
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.7

一流美術品鑑定士と、屋敷の資産を鑑定してほしいという姿を見せない依頼人女性の話。

ジェフリー・ラッシュ演じる鑑定士の描き方がまず美しくて。
丁寧にそこを魅せることで、どれだけ一流で潔癖で鑑定士に人生
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脳男(2013年製作の映画)

3.2

人間として感情を持たない謎の男と、精神鑑定医の周りで起こる爆破事件の話。

要素要素がいい。
舌を抜かれ子供が爆破される容赦ない事件、
感情を持たない生田斗真がいい感じに無機質さを際立たせ、
爆弾魔の
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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.2

普通に生きたい15歳の男の子、愛する人に守り守られたい15歳の女の子、両親に恵まれず悲惨な環境を生きる二人の話。

染谷将太と二階堂ふみ、二人がいい。
この環境下で耐えて生きる姿が生々しくて。
ただ、
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

売れないミュージシャンが事故って目覚めると、ビートルズが存在しない世界になってて、ミュージシャン人生が激変する話。

ビートルズの世代を越えた名曲たちと、
エドシーランが心地よく絡み合って、
音楽って
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

冴えない清掃員バイトと喫茶店で働くかわいい女の子と、その子のストーカーたちの話。
サイコスリラーもの。

濱田岳の普通加減が絶妙で、
だからこその森田剛の異常さが際立ってぞっとする。
いつもは濃すぎる
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.7

時効を迎えた22年前の連続殺人事件の犯人が、手記を大々的に出版し、刑事やマスコミと対峙する話。

韓国版も日本版もそれぞれよき。
日本版のほうがキレイにまとめ上がってる感があって、
うち的には韓国版の
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チャッピー(2015年製作の映画)

3.8

天才エンジニアが開発したAI搭載の感情を持つロボットが、ギャングの拉致られ育てられる話。

うん、チャッピーがめちゃかわいい。
もう心を鷲掴みにされます。
ロボットなんだけど、ロボットってわかってんだ
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クルードさんちのはじめての冒険(2013年製作の映画)

3.7

洞窟生活を送り新しいものは一切受け付けない原始人一家クルード家が、洞窟を出て青年ガイと安住の地を探しに旅に出る冒険もの。

いちいちシュールでいちいち可愛くいちいち美しい。
洞窟の中のほんと原始時代の
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127時間(2010年製作の映画)

3.7

すんごい広大な渓谷が続く公園で滑落し、壁と岩に手が挟まれる話。

オープニングから滑落までのまずテンポの良さとセンスよ。
そこから滑落してからはほぼジェームスフランコのみで、ただ挟まれて何十時間も奮闘
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

第2次世界大戦下のドイツ。ヒトラーがイマジナリーフレンドになるほどナチスドイツに夢中な10歳の男の子のお話。

こんなにこんなに重たい世界、
子供がナイフをの使い方を教わりユダヤ人を罵倒し死体が吊るさ
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ラストベガス(2013年製作の映画)

4.4

親友おじいちゃん4人がラスベガスで週末はじけ楽しむ話。

もー最高。やっぱこの名優おじいちゃまたちが最高。
いちいち笑けるしキュンてなるし感動すらする。
幼なじみ4人のそれぞれの思いや人生がしっかり絡
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マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

3.6

リストラ勧告のため飛行機でアメリカ中をマイル貯めながら飛び回るジョージ・クルーニーが、二人の女性に出会って。。みたいな話。

超スマートに恐ろしく魅力的なジョージ・クルーニーが、ライアンと上手くシンク
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

小さな島で駆け落ちした12歳の少年少女と、その子達を追うまわりの大人たちのコメディ。

もう、ザ・ウェス・アンダーソンワールド。横流しのカメラワークに、一秒一秒切り取って絵になりそうな美しい世界観。カ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.7

爆弾を発見した警備員が爆弾犯の容疑者にされちゃう話。実話。
FBIの対応にもメディアにももうマジかとショックでしかない、これが実話だなんて。何がしんどいって、別になんの証拠もないのに、リチャードジュエ
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.8

ザ・キング・オブ・サクセスストーリーって感じだから、
別に展開を期待して見るものじゃないんだけど、
でもやっぱスカってなる、なーんも気にせず見れる。
ヴィンスボーンとオーウェン・ウィルソンがさすがでね
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

なんの前情報もなしに見たら、
途中3回くらい、えぇぇぇ〰️!?ってなったよね。
ほんま監督の思うツボ😂
けっこうな尺があるし、でも主要キャストは限られている中で、
まんまと翻弄されながらがっつり楽しめ
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ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

3.5

旦那さんオススメで一緒に観賞。
一人だと絶対選ばなかっただろう系。

もうエディーマーフィーひさっしぶりに見て、なんだかもうエディーマーフィーがルディ・レイ・ムーアに憑依してるというかエディーマーフィ
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犬猿(2017年製作の映画)

3.9

兄弟姉妹の話。
この4人を配役した監督がさすが。もー4人ともリアルすぎて。
新井浩文なんて、もうそういう人にしか見えない、こわすぎるリアルすぎる。

兄弟姉妹だから言えること言えないこと、目につくこと
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.1

誘拐された娘を探す父親と警官の話。
ヒュー・ジャックマンもジェイク・ギレンホールもいい、さすが。
シャワーの蛇口をひねりながら涙を頬に流すヒュー・ジャックマンの顔、同じ年頃の娘を持つ親として、心がまじ
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.6

アルツハイマーになった元連続殺人犯が、記憶の病と戦いながら別の連続殺人犯を追う。
細かく考え始めると、アルツハイマーを都合よく使っているというか、若干粗めというか、辻褄あうか?それいいんだっけ?って部
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.9

養護施設を脱走したダウン症の少年ザックと、孤独な漁師のロードムービー。

初めは粗暴なタイラーが垣間見せる優しさに、
ザックの純粋無垢な思いにやりとりに、
とっても心が温まる。

ザック・ゴッツァーゲ
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パピヨン(2017年製作の映画)

3.9

1930年代のフランス、無実の罪で終身刑を言い渡され、島の流刑地に投獄された金庫破りの脱獄もの。

流刑地のリアルが、泥臭さが、人間臭さが、ほんとによく撮せていて、生命が目に焼き付いて見飽きない。
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

3.7

子供番組の司会者ロジャースの取材に訪れた記者ロイドが、ロジャースとの出会いを通じて、心が解かれていく話。

トム・ハンクスはさすがだね、ロジャースという人間の深みをほっこり画面を通じて伝えてくる。
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.6

クリスマスが近づくと必ずちらつくホームアローン。
今年は初めて子供たちと鑑賞。

小学生の娘たちがケラケラ笑いながら見てるのをみて、
こっちもすんごいほっこりなる。
なんだか娘たちの成長も感じるし、
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.7

韓国のゾンビもの、期待値をやっぱ越えてくるところがさすが。
このスピードに、
各々の人物描写と的確にちゃんと描き、
あのアロハオエ。

マ・ドンソクにまじで惚れる。

父娘も姉妹も妊婦夫婦も
高校生カ
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.0

LAで奮闘する警察ものなんだけど、
密着24時みたいな撮り方がリアルすぎて、
なんだか超リアルで、やっぱジェイク・ギレンホールさすがすぎて、途中映画なこと忘れちゃいそうになったり。

平和な家族やプラ
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.8

わけあり家族のロードムービー。
オリーブがかわいくてかわいくて。
車やダンスやおじいちゃんやそれぞれの背負ってるものや、もう色んなことがクセがありすぎるんだけど、
別にサクセスストーリー的なものでもな
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.6

すんごい前にテレビでやってて、録画一覧にずーっと残っていたやつ。
あんまり期待しないで見てみたら、いやー案外よかった。
キムタクと長澤まさみもよかったし、キャストもやっぱ豪華で、それだけでも楽しめる。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.8

このワンカットの編集技術がえげつない。もうこのフレームのまわり、カメラの導線が気になって仕方ない。
色んな技術や編集が駆使されてるとはいえ、この計算されつくされた世界観にただただ魅了される。
戦争映画
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.3

アンハサウェイが安定の美しさ。
ロバートデニーロの安定の存在感。
若き女社長と老紳士インターンのほっこり成長ムービー。
もう何も考えんで見れる、
ただただ優しくほっこりなれる。
明日からもう少し人に優
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

ホラーが苦手な旦那さんの背中を押して、意を決して二人で観賞。
ん?これはホラーなのか?
タイムループものなんだけど、まぁ怖いといえば怖いのかもしれないけど、
色々なんだか新鮮でさくっと見れた。
だんだ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.7

いつもキラッキラな笑顔が可愛すぎる吉岡里帆が、こんな役もこなすなんて。
盲目の演技、必見。

普通に面白かった。
韓国映画のリメイクという前情報に期待してみちゃったから、邦画にしては頑張っているけれど
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.1

安藤サクラの存在が、もう映画そのものも一子自身もを何倍も味わい深いものにしてくれる。ほんと大好き。いくら体重増やしてもここまで自堕落な女にどっぷりつかれる人は、なかなかいないはず。

自堕落で見ててな
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