"何があっても日は昇りまた沈む"
一見同じ生活の中に少しずつ変化があって、そんな毎日を流れるままにゆっくり進んでいると、小さな幸せや心情の変化に敏感になっていくのかなと思った。
素敵な表現や描写に>>続きを読む
パールバックの、民衆の生活に対する理解や愛が感じられた。
尚且つ自然主義的。
桃の木を植えた妻が"母なる大地"ってこと?
作品全体を通したスローさと、映像や音楽の美しさがマッチしててとても綺麗な作品。
このレビューはネタバレを含みます
物質主義・拝金主義に対するアンチテーゼのような作品に感じられた。
・子供が持つ純粋な審美眼に対する、大人の凝り固まったプライドとコンプレックス
・粗雑に固められた理想の崩壊の容易さ
・"導き"(>>続きを読む
日常においても、映画においても、煙草は感情の起伏のメタファーのように感じる。
煙に包まれた乾いた雰囲気と、多くを語らない優しい物語の調和がとても温かかった。
旅の人生は永久の休暇であり、永久の孤独でもある。
サックスが印象的。
三作目『大砲の街』が好み。
戦時下の日常への風刺が効いてる。
何より作画が好き!
ティムバートンが描く死後の世界はどれも独創的で鮮やかでポップでクール。
ファッション含めデザインがダークだけど軽快でかっけー。
映像作品としても観れる。
小道具や衣装、部屋の内観や色使い、全てが調和されていて、しかしどこか不調和にも感じられて、とても美しい。
同じシーン、同じ環境にそれぞれ違う視点や感情があって、見る人によっても感じ方が違うのかなと思った。
すげーシンプルな王道プロットなのに、こういうのはどうしても熱くなってしまう
狂気性と映像美
理性から生まれる"狂気"(或いはその他諸々の感情・感覚的な変動)と、本能的な"美"の感覚がこうも直結するとある種のカタルシス(快感・浄化)を感じる。かもしれない。
現代都市の生活は忙しく寂しいからこそ、こんな一時休止が必要だと思う。
句読点のある文章の方が読みやすい、的なやつ。
映像使い、音使いが内容とマッチしていて表現が上手い。映画としては勿論、映像作品としても秀逸。