ねむさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

朝10時の映画祭で観てたのにレビューあげるの忘れてた。

少しずつ書く。

エンディングノート(2011年製作の映画)

4.8

『上手に死ねるだろうか』

何かの折に割と高い頻度で考えることがある。
自分がいつ死ぬのか、どんな理由で?
上手な生き死にって、どんな風?

ありふれた人生なんて、本当はどこにも存在しないんじゃないか
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.7

『誰よりも自分を信じ、疑え』

色んな劇場で上映していないせいかメインの客席は満員でした。
おじさん一人で、とか年上の方も多かった。キングダム観た時くらいお客さん入ってた。

とにかく観応えがすごい…
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卒業(1967年製作の映画)

3.9

今まで観た古めの映画の中で1番面白かった!
もっと古典的なシリアス一色の作品だとばかり思ってたのに!違う!!コメディじゃないよね??

夫人に誘惑されるくだりとか『40歳の童貞男』という映画みたいだけ
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ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)

3.3

ウェズネイルの瞳が透き通りすぎて怖かった。

『私のことを傷つけてもいいんだ』って思ったり、言えたりする??
もう別荘着いた辺りからちょいちょい笑っちゃうんだけど、この言葉だけは笑えなかったよ、マジで
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天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

3.8

勧められなければ観なかった類の作品。

フェリーニの『道』を観た時もそうだったけど、作品の時代が古すぎてその世界の中の娯楽がいまいち楽しく感じられなかった。パントマイムの凄さをちっともわかっていない私
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.7

あれっ、なんかちょいちょい微笑ましいシーンあってニコニコしてしまった🤗

若侍たち、ミーアキャットみたいだったよ笑
照れたら頭をポリポリするのね!
そんなベタな演出、実写で観たことあったかな!笑

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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

思ってたんと違った。
アマチュアボクシングとか殴り屋的な話だとばかり。全然違う。
敢えて観ることを選ばなかった作品だったのに…なんだよ、これ…めっちゃ面白い。

なんか独特の美意識を感じた。
生きてい
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メメント(2000年製作の映画)

4.0

観応えが凄い。
ノーラン監督の作品はよそ見させない。

過去から未来、未来から過去、二手に分かれたものが果てと果てから中央に少しずつ歩み寄っていくみたい。
この人一体誰なの、と色んな人にずーっと問いか
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トラベラー(1974年製作の映画)

3.7

自分が男の子だったらどんな子どもだったんだろう??
私が近所の空き地で友達と遊んで夕方に帰る頃、弟は3つも4つも遠くの街から汗だくの自転車をこいで帰ってきていた。

男の子はどうしてあんなに遠くまで行
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.2

冒頭、子どもの騒ぐ高い声が何故かつらくてボリューム下げてしまった。

ノートを忘れた子どもを追求する教師、地獄か。
いつの時代もどこの国でも、子どもは子どもということで大人から待ってもらえず降伏させら
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スティング(1973年製作の映画)

3.7

音楽が耳馴染みのある曲ばかりでビックリ!

差し込まれる絵や街並みのレトロ可愛さがすごい。
(あのスーツにあの帽子がアリなのか全然わかんないけど

途中、事務所と脇役の雰囲気が似通っていて『え、このシ
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.5

サングラスって、目を閉じるより心の内を隠せる?
波打った襟のラインが次に映った街並みのビルのラインと重なって見えて美しかった。

ここに出てくる人達はあまり笑わない。物思いにふける時期を切り取って見て
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.0

あまりコンディション良くないまま観てきました。
前半少しウト…としてしまったシーンあったけど、本気度凄かった。
チラホラ知ってる俳優さんが出ていて、昔の日本人って結構鼻が高かったり彫りが深い人もいたん
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ディセンダント2(2017年製作の映画)

3.2

ミュージカルの鉄則をバチバチに踏んでいるように見える👀(ミュージカル🔰の勝手なイメージ

追記
一番好きだったカルロス役の男の子、亡くなった…ショックだ…

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.3

『汚れた血』『ボーイミーツガール』でドニ・ラヴァンに対して感じた違和感がこの作品では全くなかった。

没頭出来るものを求める心が誰にでもあって、その対象が気になる人だとこうなるんだよねって思った。
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悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.3

ジャケットの日本人形が怖すぎて生涯観ることはないだろうと思っていた作品。
邦画好きの友人からゴリ押し無理強いされ口をへの字に曲げたまま鑑賞しました。不本意…。
つかれた…。

もうオープニングのキスシ
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ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

3.1

シュールな演出が多いなと感じた。
違和感。
『変なの。なんか変なの。』ってこちらに思わせることで、じゃあどんなことを自分は『変じゃない』って思ってるのかなー?なんて所々考えた。
叶わないこと自体の美し
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汚れた血(1986年製作の映画)

3.2

『自分の中の1番美しいものを引き出される』
そんな誰かは誰なのかな。

勝手なイメージでブレードランナーのほの暗さと、惑星ソラリスの無限地獄的な沈黙を感じられる作品でした。

主人公の情熱や恋に少しの
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

4.0

ここ数年で1番好きな本が原作。
だから公開前からとても楽しみにしていたんだけど、山崎賢人さんがやたら原作物映画に出ていたのでちょっと観るのをためらっていた…(ほんとごめん
キングダム観てその考えが変わ
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.5

ときめきって、こんなに瑞々しくてきらめくものなのかって思い出した。レンタルしたけど返したくなかった!
Blu-ray買おうそうする。

所々でジブリ『思い出ぽろぽろ』で大人のタエコが好きだった男の子思
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わからないブタ(2010年製作の映画)

3.0

わっかんない!!
全然わっかんない!!!
こんなにわけわからんの初めて!

これより『ダムキーパー』の方が好みでした👀

ザ・ブラック・ホール(原題)(2008年製作の映画)

3.3

ショートフィルム。
極限状態で頭をもたげるのは日頃押し込めている罪悪感なのか??

なんかマルコヴィッチ的な…!!

カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

3.7

ちょっと前に観てたのにレビュー忘れてた😵

真魚ちゃんみたいな女性のハスキー好きだな!!
内容はスピンオフらしく、本来なら観客の知り得ない角度から攻めていてワクワクした。
(何より酔わなかったのが大き
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.6

なんにも悲しくない日の朝方に、うまく説明できない最後だけちょっと怖い夢見た時 みたいな映画。
オバケとかの怖いじゃなくて、初めてのことに対峙した時の答えを知らない怖さ。
場面がどんどん変わっていく、居
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キングダム(2019年製作の映画)

4.0

令和のfirst movie!!
すっごく面白い漫画あるよ!!と再三勧められていて存在は知っていたけれど絵が少し苦手で実は原作未読…🙇

ストーリーも何も知らないまっさらで鑑賞しました。

こういう歴
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.9

ハンソロの若い頃にちゃんと見えた派👀
(何気に平成 last movie🎦✨)

台詞でちょいちょい好みの感じがあった。
『やるべきことをやれると思うか?』とか結構好き。
それを発する人物はバラバラな
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E.T.(1982年製作の映画)

4.5

え、めっちゃ良かったです。。!!(語彙が…
随分前にながら観したくらいの記憶しかなくて朝10時の映画祭で遂に再鑑賞!

なんかもうなんかもう…(言葉が追いつかない)
エンターテイメントとして完全体に見
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.5

ふふふ😄
出だしの演出がどれもこれもあざとい…😄

私にはちょっと こそばゆかった!
言われてみたい言葉や受けとったら嬉しい気持ちが感じられてニヤニヤしてしまう。
恋するとほんとに舞い上がってしまうし
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.6

ゲド戦記観た時みたいな絶妙な違和感。
口がムニュムニュなっちゃう前半🙄

おじいさんおばあさんの声が見た目のイメージより若く感じた。
魔女の宅急便、ラピュタ、トトロ、ハウル、もののけ姫などなど。色んな
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紙ひこうき(2012年製作の映画)

4.0

シュガーラッシュに入ってた短編!

これもある意味お手紙映画!!
届けって思う気持ち、なんてなんて素敵なんだ。

こういうモノクロに1色だけ鮮明なカラーの作品好きだな。😃

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.8

happyじゃないことってどうしても必要かな~
無いなら無いで通過出来たらな~って思ってしまうけど、そういう実感を経験しないと、誰かの寂しさとか痛みに寄り添えないんだよな。

ヒーローになりたかった人
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

ワカンダ!ヴィプラニウム!
(言いたいだけ
MCU作品、という単語を色んなとこで見かけるけどイマイチなんのことかわかっていないレベルで鑑賞…

どうしたのかな?めっちゃ面白かったのに言葉がうまく出てこ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

『世界は(思ったより)複雑だ』ということを知っていても言わないで生きてるんだな、人って。

お手紙映画です。ということは来ました間違いない。
品と知性って物静かで控えめなものなのに、そこにあることを隠
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.3

先ずお手紙映画ということで加点入ります。
郵便配達のパパ、職人気質なとこ好き。
自分のために沢山の手紙をくれた人からまだ届いていないものがもしあるのなら、私だって必ず読みたい。

個人的には写真と見ま
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新・座頭市物語(1963年製作の映画)

3.6

もう一人で生きていくんだろうなぁと腹をくくった頃にぐらりと揺らぐ出会いってあると思う。
決め手に欠けると去ること出来るんだけど、この人ならもしかしてと光が一筋見えたような気がする人。

気の迷いみたい
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