なおさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

なおさん

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さよなら、退屈なレオニー(2018年製作の映画)

3.5

THE モラトリアムを感じた。自分を通したいけれど結局自分自身が分からない、というか。
彼女が触れたものと優しいギターが遠い未来の彼女を作ってくれたらいいなと思う。
服とか建物とかがとてもおしゃれで好
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

こういう絆をシスターフッドというのだろうか。(違ってるのかもしれない…)
心を折りながら、迷いながら、でも分かりあおうとする登場人物がみんな好き。
教会のシーンがひっそりしてて好き。

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

4.0

ラストのセリフで落とす、その後に想像する余白と余韻が残ってふふっとなる。
こういうの好き。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

リバイバル上映。
痛かった…けどストーリー展開がとても好きだった。登場人物それぞれが生きてた。

アイスクリームフィーバー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

主題歌の吉澤嘉代子さんがとても好きで鑑賞。
小説がもとなだけあって多くを語らない感じ。色彩と表情が印象的だった。夕立の多い季節によく似合う気がする。

菜摘が佐保のことを手帳に記録する場面の語りがよか
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

偶然京都映画その②

もうちょっと前後の話が見たかった…
レイカちゃんかわいい。
ちょっと違うけれどわたしも名前で損してる族だったのでもしかしたら貯金が貯まっているかもしれない。笑
『わたしがよく知っ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

偶然の京都映画その①
みんなが記憶を持って繰り返しているというシチュエーションはあんまり見たことがなくて面白かった。大きなストーリー性はなかったと思うけど小気味よくてくすくすしていた。
初期位置という
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.5

親にも過去があり、現在がある。わたしにも過去があり、現在がある。
ホームビデオとそうじゃないところとをふわふわ漂うような映像が色彩豊かでよい。映像と表情と空気で無限に想像と深淵が膨らんで余韻が長く残る
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

4.2

気になっていた手仕事映画。
脈々と注がれてきたプライドと、殻を破る勢い。
思ったより仕事のシーンがたくさんあって、無心で頭と手を使うリズミカルさが小気味よかった。

彼女とTGV(2016年製作の映画)

3.9

短いけど感情の動きがある。
エリスのひたむきさが空回っていたのが最後周りと噛み合って前に進みだす感じがよかった。

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

景色が美しい。パリって意外と(当たり前なんだけど)都会なんだなって思った。
イライラしない。笑顔がいいことを連れてくる。自分までおばあちゃんに引っ張られてた気分だった。そんな人になれるだろうか。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.9

何もない、けど信念はある。フランシスかっこよい。
身体感覚薄い民としてはダンスとか舞台とか余計眩しいなぁという気持ち。
そしてラストはちょびっとハッピーになれる。

マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

4.0

映像って物語がよりリアルに感じられて没頭してしまう。文字はもっともっと自由で別の没頭がある。原作も読みたいな。
子どもの心情が思ったより生々しく伝わる。音楽よい。

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.3

最初はちょっとミステリっぽく、どんどん痛快に。最後はずっと笑ってた。痛いのは基本苦手だけどこういうのは好き。
出てくる事件でもストーリー展開でもいろんな伏線もあり推理っぽくもあり、そういう面でも楽しか
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.2

言葉にならない…
けど観れてよかった。いろんな人の目が印象的。

みんな間違ってる。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.8

筋の通った人はかっこよい。
コワくてジェントルで寂しいなんて素敵じゃないか。。

タイトルが全てを表している。笑

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.3

原作でもそうだったけれど、ちひろさんにはなにがあったんだろう。何があったとかじゃなく、それが『ちひろさん』なんだろうか。
劇的なものはないんだろうけど、いろんな人の物語をもうちょっと見たかったなぁ。

ジョーイ(2020年製作の映画)

3.8

すっきりした筋書きで笑えてびっくりできて好き。違いに寄り添える自分でありたい。

そばかす(2022年製作の映画)

3.5

人のきもちは想像するほかない。人のきもちは否定したくない。
シンデレラ、最後はどんなだったんだろう。

最後は何かに向かって走ってるよねっていう同行者の気づきになーるーほーど!ってなった。

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.5

とても好きなのだが、ラストをリベンジしてから書き直す。

それぞれが人間臭い。自分ってなんじゃろう。リョーハは何者なんじゃろう。


ーーー
最後まで鑑賞。
2回観て登場人物の心の動きが自分に染み込ん
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

いろんなことを考えた作品。
ひとりひとりの正義、やわらかに生きる術。おじいちゃんおばあちゃんの言葉が沁みる。

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

4.0

表現者のプライドと"ファミリー"の結束。ウェスアンダーソン作品何度か観たおかげで、ワールドにどっぷり浸かれたきがする。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

世界観よき。痛快に見れてじんわりあったかくなれる。

RRR(2022年製作の映画)

4.5

意外と社会派。予告編を超える面白さ。
なんでやねーーんってとこもいっぱいあったけど、アクション、ダンス、伏線回収(?)、爽快で3時間あっという間だった。痛い場面はちょっと辛かったけど、でかいスクリーン
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.5

危ういバランスの関係って崩したくないよなーーという気持ち。けど周りは変えてしまえって言う。主観と客観では見え方が全然違うなって思った。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

手仕事というものが個人的にとても好きで、そこかしこにある丁寧な仕事や営みがとても好きだった。世界観が素敵なだけじゃなくて心情や境遇がリアルだった。登場人物がみんなチャーミングでその人の信じるものが表れ>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

映像が綺麗で圧倒された。風景と登場人物の中のイメージとの緩急で息が詰まった。
なぜ好きなのかとか考える隙もないくらい魅了されたものがあるっていいなと思った。

怪盗クイーンはサーカスがお好き(2022年製作の映画)

4.5

年をとってなんとなく離れてしまったけど大好きな作品。世界を丁寧にサービス満点で描いてくれて感激だった。大人になったからこそ見えるものもあって、なんだかしみじみしてしまう。
あと布教というものをあまりし
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音楽(2019年製作の映画)

4.5

純粋で音楽で青春だなぁと思った。
森田くんの土壌が豊かでとても好きだった。
音楽詳しい人ならさらに楽しいんだろうな。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

たしかむかーしにも観たことがあったけど、ラストは全然覚えてなかった。
『人が変わったように』ってよくあるけど、その奥にある本人を信じられる強さって素敵だなと思う。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

最後、ストーリーと重ねながら主題歌をなぞれたのがよかった。いろんな要素を織り込んで丁寧に編まれた物語だなぁと思う。

つらつらと。
ちょびっとだけステージの裏方をやっていた身からすると照明のシーンはな
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