さしすせさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

TENET テネット(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

話題作を観逃していたため配信で鑑賞。

ワーナー・ブラザーズのロゴが赤いのは巡行時間の始まりを示していたのか。
言われてみれば、シンコピー・フィルムズのロゴは青で音も逆転しているように聞こえる。

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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

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「ジュラシック・パーク」シリーズ第6弾。
「ジュラシック・ワールド」3部作の最終作。

前作「ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018)」でメイジーが恐竜たちを解放した影響か、今作では地球各地で人類
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

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「トップガン(1986)」から四半世紀を過ぎ、コロナ禍を乗り越えての新作公開。
戦闘機、鳴り響くジェット音、夕暮れ時、「Danger Zone/Kenny Loggins」。
前作の伝説的オープニング
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

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2001年に1作目が公開された「ワイルド・スピード」シリーズも遂に最終章に突入。

ここに来てファミリーの集いドミニクの祖母であるアブエリタが初登場。リタ・モレノの説得力。
シリーズ終末も近い中での登
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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世界的ジャズピアニスト 上原ひろみさんが作中音楽を手掛け、ピアノ演奏も担当したという今作。
YouTubeで上原ひろみさんの演奏動画を観漁っていた学生時代を思い出し、鑑賞。

初カットの雪がとてもきれ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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ニンテンドーDS Lite「New スーパーマリオブラザーズ」で慣れ親しんだキャラクターたちがゲーム機から飛び出て自由自在に動いている高揚感。

ミニオンによるスタートダッシュの失敗も、ハテナボックス
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

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「エスター(2009)」 から13年という月日を経ての前日譚。
公開前から楽しみにしていたが映画館での鑑賞は勇気が出ずに配信を待っての鑑賞。

ブラックライト下で文字が浮かび上がるのはもう前作のラスト
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ブラックナイトパレード(2022年製作の映画)

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中川大志さんが「最初、絵なのかなと思いました。」「漫画から飛び出してきたような感じ。」と評したピンク髪のツインテール橋本環奈さんを一目みたくて鑑賞。

案の定の福田雄一監督。
良くも悪くも、案の定。
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

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タイムループにハマってしまった17歳のマーク。
文字通り「変わり映えしない日々を繰り返す」中でついに同じくタイムリーパーであるマーガレットと出会う。

知り得る奇跡の見せ合い。
全速力で疾走した挙げ句
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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

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前作「映画 賭ケグルイ(2019)」も観ていたため今作も鑑賞。

色とりどりのキャラクターがいる中で敢えて言及するほどでもないが、視鬼神のキャラクターが濃い。
藤井流星さんも衣を何重にもしたような演技
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

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「We Margiela マルジェラと私たち(2017)」を踏まえての鑑賞。
マルジェラ氏本人と、当時深く関わっていた近しい人々からの言葉。時系列順で追いやすい。

"かつての憧れの対象は
全部過去
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

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離婚歴があり子持ちのなおこ。
"お母ちゃん"が経営する田舎町の美容院"パーマネント野ばら"に出戻り、手伝いながら暮らす日々。

サロン化している"パーマネント野ばら"は地元の女性常連客たちの憩いの場で
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街の風景(1931年製作の映画)

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アメリカ ニューヨーク、マンハッタンのアパート。

ほぼ全編がこのアパート前の階段での展開。
舞台の映画化だと知り納得。

場面転換がほぼなくても、奥行きと生活を感じた。
いつの時代も人々は、井戸端会
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

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イベント会社に勤める田母神と、伸び悩むYouTuberの"ゆりちゃん"。
飲み会で出会った2人によるハートフル成長劇かと思いきや。

まるで闇鍋。
ムロツヨシさんの雁字搦めになっていく様、岸井ゆきのさ
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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「喜劇と格言シリーズ」の第3作。
"言葉多きものは災いの元/クレチアン・ド・トロワ"

ノルマンディーの避暑地、海辺の別荘。
紫陽花が咲いて、枯れるまでのひと夏の出来事。
門と車、入りと終わりがとても
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エコール(2004年製作の映画)

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長らくクリップしていたが配信系での取り扱いがなく、療養中に思い切って課金したprimeビデオで鑑賞。

森の奥地にひっそりと佇む(であろう)女子寄宿学校、7人1組が最小単位。それぞれのグループが5つの
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整形水(2020年製作の映画)

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ウェブ漫画「奇々怪々」の人気エピソードが原作。

幼少期から外見に強いコンプレックスを抱いていたイェジ。
現在はメイクアップアーティストとして働いていたが、急遽代役としてTV出演したことでインターネッ
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ブルーサーマル(2022年製作の映画)

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キラキラした大学生活を夢見て長崎県から上京した都留たまきは、ある事故がきっかけで体育会系航空部に入部することに。

好きなバンドの1つであるSHE'Sが主題歌を担当していたため鑑賞。

ブルーサーマル
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愛なのに(2021年製作の映画)

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城定秀夫監督と今泉力哉監督によるコラボレーション企画「L/R15」の1作。

片想い相手 一花のことが忘れられない古本屋店主の多田。
その一花の婚約者である亮介は担当のウェディングプランナーと浮気中で
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

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「遊園地で老人が罵られ、大変な目にあう。」というあらすじそのまま。

まるでドキュメンタリー映像のはじまりかのようにテーマ説明から入るのが少々説教じみている。
高齢者による啓発動画のように捉えられかね
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

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母親を交通事故で亡くした9歳の少女 アディ。
その母親の恋人(の1人)だった詐欺師 モーゼ。
アディを唯一の身寄りである叔母が住むミズーリ州に送り届けることになったところから奇妙な2人旅が始まる。
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

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フレッチャー・リードは敏腕弁護士。
立板に水のごとく詭弁を並べ幾多もの裁判で勝ちを収めている。
その口八丁な姿勢は業務内だけでなく私生活にまで及び、愛息子マックスはいつも悲しい思いをしてきた。
5歳の
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

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ガイ・リッチー監督初作品。
白紙から構想しているという恐ろしさ。1作目にしてこの完成度。
事件が複数起こっているようでそれが絶妙なバランスで絡み合っている、無駄な人物や演出が一切ない。本当に。
音楽が
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アンティークの祝祭(2019年製作の映画)

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北フランスの田舎町の古びた邸宅に1人で暮らすクレール。(なんとこの素敵な邸宅はジュリー・ベルトゥチェリ監督の祖母のものらしい。)
認知症も相まって"今日が私の最後の日"と予感したクレールは生前整理のた
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

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アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師 ヒュー・グラスの半生と、彼の過酷な旅を描いた今作。
作中設定は1823年、アンドリュー・ジャクソン大統領による「インディアン移民法」成立(1830年)の7年
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

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SNSで話題になっていたため鑑賞。
面白い面白くないと言うよりは、「風刺」ということにすればわりと何でもありなのか、という感想だった。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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漫画も含めアニメシリーズを全て鑑賞していたため今作公開をとても楽しみにしていた。

全国高等学校バレーボール選抜優勝大会3回戦。
烏野高校VS音駒高校との戦い。
通称"ゴミ捨て場の決戦"。

3セット
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

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前作に引き続き鑑賞。

バルボッサからブラックパール号の奪還に成功したキャプテン ジャック・スパロウ。
しかし自身が13年前に"深海の悪霊"デイヴィ・ジョーンズと結んだ"血の契約"の"契約期限"が迫っ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

以前観たことはあったはずだが、改めて鑑賞。

18世紀、カリブ海の港町 ポート・ロイヤル。
総督の娘 エリザベスと鍛冶屋の青年 ウィル・ターナー。
互いに惹かれ合いつつも身分差がそれを許さない2人。
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マーベルズ(2023年製作の映画)

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MCUシリーズ史上最短の105分。
「ワンダヴィジョン(2021)」「ミズ・マーベル(2022)」在りきの作品。

「キャプテン・マーベル(2019)」にてスペース・ストーンの光を浴び、光をエネルギー
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

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12歳の少女 佐々木杏奈は持病の喘息の療養も兼ねて、夏休み中に義母 頼子の親戚夫婦宅へ出向く。
そこで見かけた"湿っ地屋敷"に妙な親近感を覚える。
まるで自身を迎えに来たかのように浮かんでいたボートに
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くれなずめ(2021年製作の映画)

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松居大悟監督が自身の舞台劇を映画化したもの。

暮れなずむ、日が暮れそうでなかなか暮れないこと。

その、昼と夜との淡い境目。
影が暗闇へと溶け込んでいく過程。
マジックアワー(ブルーアワー)はつまり
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雪の華(2018年製作の映画)

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2003年に大ヒットした「雪の華/中島美嘉」をインスパイアした作品。

主演俳優・女優のプロモーション的映像美、病気を絡めた余命設定、生々しさを一切排除した清廉潔白・晴雲秋月な恋愛様相。

美雪は病弱
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セトウツミ(2016年製作の映画)

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高校2年生の内海と瀬戸。
正反対の性格な2人が毎日放課後に同じ場所で待ち合わせして"喋るだけ"の青春物語。

全編会話劇、ほぼワンシチュエーションの短編集。
にも関わらず、しっかりと季節が巡っているの
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さかなのこ(2022年製作の映画)

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さかなクンさんの自伝「さかなクンの一魚一会〜まいにち夢中な人生!〜」が原作。

連日のタコメニューに辟易とする父や兄、実は海鮮が苦手だった母など「天才」の陰に押し潰される一般人(「一般人」という表現の
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

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2009年にイギリスの映画雑誌が発表した「落ち込む映画」ランキングで第1位に選ばれたという今作。

母の唯一の娯楽のTVを質に入れ、その金でヘロインを買う。
ダイエットサプリと謳われた覚醒剤を常用する
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