過去の呪いを解く映画。
ディズニーの罪深さは、沢山の呪いを女子に掛けたことであろう。
『白雪姫』『シンデレラ』『眠れる森の美女』等で、いつか王子様が現れると、ありもしない呪いをかけた。
夢は叶わないと>>続きを読む
昭和とはブラックな時代だ。
子供のころ全く気付かなかったドリフの笑いは、ブラックと暴力とパワハラのオンパレードだ!!
いかりやの不当なパワハラ虐待に耐える加藤茶。
下僕扱いで、自炊した飯すら食べさせて>>続きを読む
アイドルはがらんどうである。
そのアイドルを、70過ぎてもしている吉永小百合。
70過ぎてウエディングドレスが、結構可愛く見えるなんて、本当に根っからのアイドルだ。
その反面、がらんどうだから吉永小百>>続きを読む
「正義は勝つ」に対するアンチテーゼは、昔なら「正義は負ける」とか「正義なんてこの世にはない」だったろう。
今は「正義ほど厄介なものはない」「正義を語る奴ほどタチが悪い」なのではないか。
SNSでの過>>続きを読む
「ニンニクマシマシ、野菜、アブラマシマシ」
胃もたれしそうだが、意外とさっぱりで幾らでもいけちゃう。
むしろ、もっともっとと中毒性がある。
『ラーメン二郎』の話ではなく、 ラージャマウリ映画の話である>>続きを読む
男のナルシシズムや自己満足を、「それでいいんだ~」と開き直って描いている。
女性に反発を食らいそうだ。
男性である自分にとっても、自分の中の幼い部分を「男はそれでいいんだ~」と開き直って見せられている>>続きを読む
クズのフォークダンス。
フォークダンスで、次々交代する相手が全員クズなら・・・って感じ。
しかしクズ男を描いているようで、実はどうクズ男に対応するかという女性側の「クズ対応マニュアル」を描いてると思う>>続きを読む
「今まで俺は、本当の美を知らなかった!」
ジュリエットを見初めた時に言う、ロミオの台詞だ。
実はパーティーに忍び込んだのは、別の女性ロザラインが目当てだった。
それまでロザラインのことを恋しくて泣いて>>続きを読む
ポスターがラファエロの『聖母子像』みたいだったので、
アー、羊の救世主ね・・・と思った。
育ててるのがマリアだし。
アイデアとしては『天才バカボン』のウナギイヌレベルだ。
若い人は知らないかもしれな>>続きを読む
モスバーガーに「モスの菜摘」という商品がある。
バンズの代わりに、レタスで肉を挟んでいる。
こんなのハンバーガーじゃないという人は、本作を納得できないかも知れない。
これはガチガチに凝り固まった頭の固>>続きを読む
ドラマが解っていない。
人間というのは、矛盾した生き物だ。
ドラマはそうした人間の矛盾を描き出すものであり、矛盾した人間同士の対立なのだ。
本作では、オリジナルにあったドアンの矛盾という毒気が抜かれ>>続きを読む
どうしてアメリカ人は、ゾンビとサメ映画が好きなのか?
脳みそがゾンビなのだろうか?
とにかくゾンビ映画とサメ映画だけは、異常な進化を遂げている。
ゾンビが津波になって押し寄せるってさ。
ゾンビって溺>>続きを読む
死体で遊ぶ話が好き💛💛
ヒッチコック『ハリーの災難』、埋めたり掘ったりを繰り返して死体が災難に遭う話。
『バーニーズ/あぶない!?ウィークエンド』
せっかくの休暇を社長の死で取りやめにしたくないばかり>>続きを読む
ハリウッド映画の悪い影響が出ている。
ずっと地味展開なのに、クライマックスだけ突然CG漬けの怨霊バトルになる。
クライマックスは盛り上げねばという、悪しきハリウッド病に毒されていないか。
全体的にも>>続きを読む
リアルな『ホームアローン』を見たいだろうか?
リアルにやれば、留守番している幼児は惨殺される。
玩具で足を滑らす強盗は、間抜けなお人好しだから成立するのだ。
各種競技エリートの高校生たちが、タイムス>>続きを読む
世界の中心で叫んでいるのは、愛ではなくて愚痴である。
蛇足が長すぎて、上映時間2時間20分。
蛇足に蛇足を足した蛇足足足映画。ムカデか?
一応『ロミオとジュリエット』にひっかけている。
ロミジュリは、>>続きを読む
『オレンジ』より『カマトト』で良いのではと思ったが、カマトトとは少し違うかも。
土屋太鳳演じる女子高生は、内気で一歩が踏み出せない。
でも本当は勝算や保証がなければ行動しない、人目を気にする打算的人間>>続きを読む
言霊とまでは言わないが、台詞というのは価値観をひっくり返すものだと思っている。
シェイクスピアの『マクベス』で、
「女から生まれた者に倒されることはない」との魔女の予言で、安心していたマクベス。
しか>>続きを読む
そもそも、この話はAIの知性を少しも証明していない。
何故なら、AIが優秀だから成功したのではない。
恋愛経験の少ない中二病男だから、彼女に勝手に恋をしてあの結果なのだ。
あの男ならポンコツAIでも、>>続きを読む
友情の話。
喧嘩別れして、互いに相手が必要だと気づく主人公エディとヴェノム。
では敵役はどうか。
敵役クレタスには、そもそも恋人のシュリークが居る。
クレタスとカーネイジがタッグを組んでいる時は良い>>続きを読む
恐竜映画ではなく昆虫映画。
『スター・ウォーズ』新三部作同様、統一感がない。
「船頭多くして船山に上る」如く、監督により方向性がバラバラ。
最初から三部作として、方向を決めて無いのだろうか?
前作の課>>続きを読む
アガサ・クリスティは、アンフェアな手を打つことがある。
サプライズ好きだが、やったもん勝ち精神でお騒がせなオバサンだ。
しかし、この手の犯人で驚かせたのはエラリー・クイーンが先だった。
クリスティは余>>続きを読む
祖父・義父・息子と三世代なのがミソ。
祖父が冒険のロマンを語る反面、義父は冒険の責任を語る。
勿論、責任なんて煩わしい。
だから義父を嫌うが、後半になって責任の重さを知る。
ロマンと責任、両方を語る教>>続きを読む
黒澤の『七人の侍』を下敷きにしているが相違点がある。
『七人の侍』では、野伏せりの実態は見せていない。
『用心棒』でも、敵の卯之助の強さは示さない。
敵側を余り見せないのが黒澤の癖だ。
本作はアメリカ>>続きを読む
タイトルが一番ショッキング。
出オチなので、これ以上の展開はない。
「女子高生を殺したい」ではなく「女子高生に殺されたい」
なるほど稀有な変態さん、ということで秀逸だけれど・・・出オチ。
後は、どうや>>続きを読む
バブル時代のゴジラ。
一番金があった時代でもターミネーターもどきがショボいので、これ以上を望んでも酷だろう。
もどきの走りは爆笑だが、日本は見立て文化なので能面に複雑な感情を読み取るように、速すぎて却>>続きを読む
「痛みを伴う改革」という妄言を信じていた頃の話である。
消費税増税も痛みを伴う改革も、結局は貧困しか生まない。
本作で挙げたスローガンを信じている観客はいないだろう。
痛みを伴う小泉改革は、非正規雇>>続きを読む
卵で生まれる爬虫類は、親の影響が少なそうだ。
個体として独立している。
哺乳類は、そもそも授乳なしでは生きていけない。親から引き離された子猿の実験では、うつ病まで発症する。
鳥はどうか。
最初に見たも>>続きを読む
古臭い昭和ドラマの匂いがした。
出来の良い娘にしわ寄せが集中する所や、異端者に対する日本人の反応など。
娘に対する父親の頑迷さも、割と昭和な感じ(民族の伝統意識が強い分、慣習的にもなる)。
しかし、>>続きを読む
「ハ〜ゲるわ デンジャーゾーン!!🎶」
(空耳Highway to the Danger Zone )
36年間、Gの加重がハゲるほど危険なのだと思ってた。
マッハ10も出したら、エイジレスのトムでも>>続きを読む
このベストセラー作品の秘密を探ってみる。
ナチに隠れて検閲本を読む読書会のサスペンスと、失踪した女性を追うミステリーかと誤解した。
実はナチと読書会。失踪女性の秘密というのは、単なる客寄せの口実だ。>>続きを読む
大嘘なのに仕掛けが浅い。
最高女と最低男の組み合わせ。
または、白馬の王女とシンデレラ・クズ。
現実には、チグハグカップルは大勢いるだろう。
しかし物語として、そのギャップが面白いと思うなら、もっとキ>>続きを読む
レビュアーの方に、貴重な情報を教えられて鑑賞。
ウィキ掲載のスクリューボール・コメディ10選のひとつ。
高級毛皮を拾ったせいで、わらしべ長者のように人生が変わる女性の話。
プレストン・スタージェス脚本>>続きを読む
今だったら、ストーカーで接近禁止命令が出るだろう。
この時代は、一押し二押し三に押し・・・と男性側の猛烈アタックは微笑ましいものと思われていた。
嫌よ嫌よも好きのうちと、女性側が被害を訴えても笑って取>>続きを読む
内面の痛みを、外傷に置き換えて表現している
男性化する妊婦と母性化するオヤジ。
愛されたい者と愛したい者。
善悪・性別・生命と機械などを乗り越え、上書きされる感覚を描く野心作。と、真面目なシネアストな>>続きを読む
橋下徹の顔面をもっと四角くした主人公が、必死にあがくのが面白い。
犯人側に同情して、大阪を悪くした橋下の車に爆弾仕掛けるのはもっともだ、ヤレヤレと応援したりして。
あ・・・橋下徹じゃなくて、チョ・ウジ>>続きを読む