もんきちさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

もんきち

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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

2.5

「吹き替え版でどうぞ」

面白いけど長い(170分)。色々伏線も効いてて〇ですが盛りだくさんに詰め込まれててお腹イッパイ。学長の役どころがいい効果出してます。ただヒンドゥー語?が聴き慣れてないせいか少
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ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

2.5

「色々と惜しい」

狂気にしろ愛国心にしろ追う側の追う動機がチト弱い。狩り感覚で人を殺すような異常な人間が犬を殺されて泣くのはなんか違う。逃亡劇にしては緊迫感が薄い。終盤のかくれんぼシーンは一体なんな
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

2.5

「大味」

思わせぶりな設定の登場人物、説明的な長台詞、全編を覆う御都合主義、、、まるで昭和の2時間ドラマを見ているよう。とにかく脚本が大味。主人公が「元警官」とか「元特殊工作員」とかいう設定は諸刃の
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.5

「シリーズモノの限界」

毎度のビックリハウス系。そして重機カタルシスに真空投機。腹を食い破って出てくるのももう目新しさなし。もうシリーズモノでネタ出尽くしてるんですから残るは裏読み深読みの楽しさです
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スプリット(2017年製作の映画)

2.0

「ラスト、シビれます」

いや~ラストは思わずおおーっと声出て鳥肌立ちました。だけども本編はちょっと冗長気味。精神科医のバアさんの台詞が説明臭いんです。あと後半ビックリハウス系演出もいらないです。個人
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キャバレー(1986年製作の映画)

2.5

「スゴいぞ野村宏伸」

さすが黄金期。角川映画の最大の魅力である「カネかけっぷり」と「フンイキ」は抜群。キャストスゴいし音楽も〇。演劇的な脚本演出も〇。角川お馴染みのズシっとした名優の面々が傾いた演技
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チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

3.0

「吹き替え版でお気楽に」

このテはキャラ立ちがすべて。そういう意味では今作はチョイ役も立っててウマい事いってます。話もシンプルだしテンポも尺もいいんで、吹き替え版でお気楽に。楽しい映画でした。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

2.5

「泣けません」

さあ泣こう、と思って観始めましたがあれ?泣けないぞ。警察犬とコーギーのターンが「ラストへの繋ぎ感」出過ぎててうーん。前半の背中ジャンプも伏線丸出しでうーん。けどこのテの動物モノがちゃ
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.0

「アメリカ万歳映画」

短カットと音の効果がウマくて戦闘シーンはなかなか見応えありました。みんななかなか死なないけど。岩場落下シーンはスゴかったです。しかしほんとアメリカ人は好きですこのテの「絶対見捨
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ハッピー・ゴー・ラッキー(2007年製作の映画)

2.0

「サンドラ・ブロック+ブリジッド・ジョーンズ」

車教習のオッサンとの絡みにテーマ含んでるんですけどちょっとわかりにくいです。ネガティブ要素が少ないので最後の「私は笑い続ける」て台詞の解釈が難しい。

ノウイング(2009年製作の映画)

1.5

「ハズレニコラス」

冒頭はサヴァン系ミステリーぽくておっ!?と身を乗り出したけど、中盤で雲行き怪しくなり終盤もんどりうって後ろにコケました。「なんでやねん!」とツッコミ所満載でもはやコメディ。これだ
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泥の河(1981年製作の映画)

4.0

「佳作」

コントラスト強目のモノクロ画と効果的なSE、アフレコっぽい音声もジワジワ効いてきます。「ひと夏」という時間と「川」という世界の刹那感。心情演出もとてもよくてキャストも名演。久しぶりに観終わ
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.0

「佳作」

8割は平凡な日常を淡々と描いているだけ。しかしこれが実にセンスがよくて見事。構図や音楽やテンポやカット割り、、お金掛けなくてもこれだけの映画が作れます。最後のリアル映像もクドくなくていい。
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.0

「安定感」

話自体はヒネりもなく素直な展開。所々御都合主義でグラつくもののオーシャンズコンビのさすがの安定感で事故には至らず。ネット時代におけるメディアとジャーナリズムの本質をシニカルに描いておりま
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

「良サウンド環境必須」

全編を覆うノーラン音。異時間軸の面白い構成。「40万人の撤退」というスケール感や緊迫感は全然なくて、こじんまりと目の前の出来事だけを淡々と描く。深読み材料は多いが咀嚼し切れず
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フローズン・グラウンド(2013年製作の映画)

2.0

「ハズレニコラス」

刑事&娼婦&犯人の3軸進行は欲張り過ぎ。犯人の猟奇性も狂気性も描けてないし完落ちまでの頭脳戦てワケでもない。全体的に幹がなくブレブレ。実話系で足枷があるとはいえ脚本のデキ悪過ぎ。
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ライク・ア・キラー 妻を殺したかった男(2016年製作の映画)

3.0

「典型的なダメパターン」

前半よかったんだけどなー。後半ハンパなく失速。ラストがダメ映画お決まりの「狭い場所パターン」。角刈り刑事が自白強要一辺倒なので話に緊張感まったくなし。ヘイリー・ベネットの使
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.0

「集中力必須」

難解な人物劇。倒叙形式じゃなく抽象的な台詞回しと登場人物の多さもあって、個人的には1回観ただけではよくわからなかったです。全体を覆う色味とラスト10分はオツ。

本能寺ホテル(2017年製作の映画)

2.0

「どっかで見た感じ」

「現実での生き方の模索」と「戦国時代の信長」の関係性がまったく弱いので全然感情移入できない。奇をてらったキャスティングや冴えない小ギャグも残念。色々伏線も張れそうなのに惜しい。
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スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

2.0

「贔屓目に見ても☆2つ」

中国のステレオタイプな描写と会議室でウダウダ回想する演出が×。画だけはトニー・スコット調のいいテンポなのに、話の冗長さとバランス悪くて見ててイライラ。どうしたトニー。

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.0

「佳作」

恐る恐る蓋を開けてみたらあらいい。クセのある絵柄とポニョ感で一般ウケが難しそうなのが実にもったいない。テンポも演出も音楽もいいしキャラも立っててハチャメチャで面白かった。

アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.0

「対比」

警察と犯罪者、善と悪、黒人と白人、勝者と敗者、反する2軸のバランスがとてもうまい。デンゼル・ワシントンのインテリ感がいい感じ。対してラッセル・クロウがイマイチ。全盛期ならオスカーだったかも
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

2.5

「映画+ドキュメンタリー÷2」

アメリカこういうの大好き系。実際の出来事がベースモノは演出の塩梅が難しいと思うんですけど今作はリアル重視でしょうか。人種的配慮もあって故に映画的には少々薄味。逆にセミ
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ジャッキー・コーガン(2012年製作の映画)

3.0

「字幕で」

会話劇。とにかく会話会話。全体に漂うダークなユーモア、オバマの演説とカネに絡むドライな感覚。咀嚼力必須。バサっと終わるラストはオツ。個人的にはやはりブラピは何か食べて欲しかった。

シティヒート(1984年製作の映画)

3.0

「安定感」

フンイキあってなかなかいいです。脚本はちょっと冗長ですけど80年代映画のいい感じあって楽しく観れました。バート・レイノルズ全盛期ちょっと越えぐらいのビミョーな時期ですが元気イッパイ。この
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ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

2.5

「パンチラ不要」

台詞で説明しようとするので話がわかりにくい。それになんかどっかで観た感じの画ばかり。舞台が下津井である理由もよくわからなかった。あとこのテの子供も見る作品でパンチラは絶対やっちゃダ
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ポリス・ストーリー レジェンド(2013年製作の映画)

2.5

「脱アクションの難しさ」

安セットと入れ込み過ぎのキャストのせいでまるで古畑任三郎。脱アクションの意気込みはわかるが話が重い。その割には中途半端なアクションが邪魔。ここはシリアスに徹すべきでした、、
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.5

「エマ・ワトソン好き向き」

プロットが20年前の「ザ・インターネット」からナニも変わってないのが面白い。典型的な「話の風呂敷広げ過ぎ系」。このテのSNSの視覚効果はもうお馴染みになったけど日本語が全
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シークレット・アイズ(2015年製作の映画)

3.0

「2大女優のオーラ」

話自体は山場もなく淡々としたもの。故に役者の力量がキモ。それにしてもこの2女優が演じるだけでここまで見応えが出るものか。所作や目の配りだけでもズシリと魅せる。おかげで2人以外全
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ライフ(2017年製作の映画)

2.5

「やっすいです」

ヒトデ化まではおっ、なかなかいいぞ!?と思ったものの、イカ化以降は急下降。よくある安いビックリハウス系&既視感満載。ラストで強引にヒネるものの伏線もナニもないのでまったく効かず。S
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マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

3.0

「タイトルが惜しい気がします」

原作知らないけど面白かったです。声も方言も30年代感もよかった。個人的にはフンフーンみたいなハミングのBGMはどうもダメ。あとレイアウトが単調な立ち目線ばかりのせいか
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チップス 白バイ野郎 ジョン&パンチ再起動!?(2017年製作の映画)

3.0

「単なる懐古趣味」

お気楽エンジョイ内容。ただリメイクにしてはCHiPs感はほぼなし。話ももっとシンプルでよかったんでは。単なるドタバタバディモノとしてはキャラも立ってたし掛け合いも面白かったんでヒ
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.5

「押井寄りです」

お馴染みシーンを無理矢理使う攻機あるある。コレジャナイ感ハンパなし。別に9課じゃなくても攻機でなくてもいい内容。もう攻機の1巻はアニメ化も実写化もしなくていいと思います。どれも「結
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コードネーム:プリンス(2014年製作の映画)

1.0

「睡魔との戦い」

オープニングでグダグダ長説明始まるのは駄作あるある。で、予感的中。いい所を探そうと必死になりましたが無理でした。眠くて死にそうでした。アクション映画で眠くなるてスゴい事です。90分
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機動警察パトレイバーREBOOT(2016年製作の映画)

2.5

「安心」

パトレイバーはやっぱりこういうお気楽な感じがいいです。

アフターマス(2016年製作の映画)

1.0

「恐ろしいほどの安さ」

駄作。そもそもキャスティングダメ。脚本が全然ダメ。全編ド安展開。他の数百人の遺族を完全スルーしてるので話に厚みがまったくない。ラスト墓前で「待ってたぜ。さあ殺してくれ」ならま
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