山城新伍はキング・オブ・バカです。そのことがわかるだけでもこの映画は見る価値ある。もうひたすらくだらない。バカらしい。鈴木則文は中身のない映画を撮らせたら天下一品なんだよ。
輝男というとこれをあげる人が多いが僕は「徳川いれずみ師 攻め地獄」や「亡八武士道」のが上だと思っている。でもこれが嫌いというわけではない。おかーさーんという最後のシーンはいまだに僕のトラウマだ。首が飛>>続きを読む
はい雑です。石井の作品でも雑で(でも石井に雑でない作品なんかあったっけ)、だからこそ楽しい。三人の「女犯罪者」を描く話だが第二話にはなんと本当の安部定が出てくる。普通におばあちゃんになっている安部定を>>続きを読む
いいのか丹波哲郎。こんな映画にでて。このころの石井ってどれを見ても脂ぎったステーキを無理やり食わせられる感じなんだよ。今はこんなステーキを食べたらもう胃がもたれて仕方がないだろう。でももう一回胃がひっ>>続きを読む
僕の中では石井輝男の最高傑作。序盤の貞操帯からサイケデリック刺青、ラストの股裂きと「テルオ、ヒロポンでもやって撮ったのか」という疑惑が止まらない。ここまでテンションをあげてとる監督は石井と三池くらいだ>>続きを読む
フランキー動きすぎだぜ。♪できるできる出世ができる、出世はで~き~るという歌詞がリフレインで止まらない。若いころの高島忠雄もバカキャラでいい感じだ。日本にもバカな(ほめ言葉)ミュージカルがあったんだぜ>>続きを読む
なんたってデニス・ホッパーだ。僕はこのデニス・ホッパーの長セリフだけで完璧にノックアウト。ロード・ムービーとしても大好きな作品。タランティーノ作品だけどトニー・スコットがちゃんとエンタメにしているので>>続きを読む
酷すぎるんだけど嫌いかと言われると困る。いや三池のぶっとび感や放り投げバックドロップ感が一周回ってたまらない。まあまともな映画好きなら怒って出ていく展開なんだけど、僕はまともでないんで(悲しい)この映>>続きを読む
僕を三池教に走らせた名作(その後その宗教に関する不信感を徐々に募らせていくのだが)。最初の大杉蓮による麻薬一気吸いでいきなり度胆を抜かれ、さらにはこちらが想定していないストーリ―に翻弄され最後はドラゴ>>続きを読む
最初はひさうちみちおみたいなキャラの造形(まあ見た目が悪いのさ)どうにもなじめなかったが、そのうちに気にならなくなるから不思議だ。しかし中学生ってのはどうしてこうも「バカ」なんだろう。そしてその「バカ>>続きを読む
谷原もこんな映画で主役はっていたと言われたくないだろう。でも僕はこの映画が好きだ。何とも言えないガジェットだらけ(花電車の暗殺者、少年殺人チームなど)は見れば見るほどゲラゲラで、それでも目が離せなくな>>続きを読む
世界は急に色がつく。世界は主観的であり、その主観が「意味あるもの」になった時点で美しくなるんだ。そしてこの映画はその単純だけど美しい世界を見事に描いている。内容はベタだ、そして展開もベタだ。それでも僕>>続きを読む
福田雄一の映画って70年代のプログラムピクチャーだよね。だから面白いは面白いんだけど、一番の不満は制作陣も俳優たちもこの映画を「どーしようもないプログラムピクチャー」と思ってないことなんだ。「ほらくだ>>続きを読む
決してA級の名作ではない。クライム&サスペンスの前半、そして急にとんでもないオチに来てB級ホラーになる後半。そこには前後のつながりはない。けどそこがいいんだよ。それこそがタランティーノなんだよ。僕はこ>>続きを読む
タランティーノの最高傑作はキルビルでもパルプでもましてやましてやナチュラルボーンキラーズでもない(ただフロムダスクティルドーンだといわれると悩む)。これこそがタランティーノの全てが詰まっている名作であ>>続きを読む
藤原竜也はいつでも藤原竜也だ。だからボンベロではない。その点においてこの映画はミスキャストであるがそれ以外は僕は好きだ。特にガジェットである装飾品は大好き。それを見るだけでも意味はあったんだよ。たとえ>>続きを読む
よくも筒井の名作をこんなにめちゃくちゃにしてくれたな!でも面白いから赦しちゃう。切ないんだよ。そしてその切なさは原作の切なさと同じだ。だからもう一回言う。赦しちゃう。最後くっちゃくちゃで泣くシーンで僕>>続きを読む
確かに映像は目を見張るものがある。戦闘機のシーンなどこれはアニメなのかと少し驚く。でもねえ……まず暗いんだよ。そして説明ばかりなんだよ。なんか大島渚の映画を見たような既視感が。独りよがりのシーンだけが>>続きを読む
とってもきれい。流石京アニ。ただ最後の疾走シーンに僕は泣くことができなかった。うん、たぶんこれはテレビ版を見ている人が感動を補完する映画なんだよ。だから僕のような「初めて」の人は少しばかり疎外される。>>続きを読む
中村、これでいいのか。いやミステリとして楽しいはずなのに結果はミステリものの醍醐味である「解決編」が雑というどっちらけ。浜辺がかわいいからまあいいかって感じでしか見れない。
原作は好きだったのでいろいろと雑なのが悲しい。小栗旬の存在も説明不足だし、平手はただの不満げな女子でしかない(しかもあまりかわいくない)。北川は唯一頑張っているともいえるけどそれでもそこだけで見れる?>>続きを読む
完全版で見れていろいろと全作で納得がいかないところがすべて補完されたのが嬉しい。土浦で見たのだが、この映画館の近作品への愛が止まらなかったことをここに書き記しておく。ありがとう。
ウェルメイド中のウェルメイド。よくできているっす。最後に次々と展開する伏線回収が楽しくてしょうがない。長澤まさみもこれでもかって言うくらい楽しそうで、いや演者が楽しそうってのはとってもいいことなんじゃ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
よかった!とっても良かった。だって最後が救われるんだもん。庵野やればできるじゃないか、いい子いい子をしたくなる。たしかに最後マリだよ。そして綾波でもアスカでもましてやミサトさんでもないよ。でもそれは今>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いろいろと突っ込みどこ満載なんだけど、まず人間が少なくとも素手で戦っていることのできる敵がどうやって世界を破滅に陥れたんだということが最大の疑問。中身もティム・バートンの「マーズ・アタック」じゃねえか>>続きを読む
まあルルーシュが生きていたこと、シャーリーが生きていること、そしてCCが優しいこと。それだけでも僕には満足。番外編なレベルだけど僕は好き。
ふわっとしていて結構好き。そうそう、朝の空が見れるだけで幸せなの、僕らは。それだけで満足な世界があるんだよね。そしてそれは「バスの掃除」でも同じ。幸せっていうには小さすぎるんだけど、それでも僕らは満足>>続きを読む
もう好きすぎて困る。だって「愛」って一方的なものなんだよ。それは人でもものでもなんでもそう。見返りなんか考えない。そこがとってもいいんですよ。僕たちは「何か行動する」と勝手に反応が返ってくると勘違いし>>続きを読む