このレビューはネタバレを含みます
1985年制作のリチャード・マーカンド監督の法廷サスペンス映画である。
この映画をもしご覧になるのであれば、これを読む前に白紙で観ていただくことをお勧めします。
出版社主の娘が別荘でメイド>>続きを読む
1956年制作のアメリカハリウッド製SF映画。
「マーくんパパ」さんに触発され、大昔観たものを再鑑賞した。
これって多分、今のCG多用のSF映画しか観ていない若者とSF映画の進化経緯を体感し>>続きを読む
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1997年制作のデヴィッド・フィンチャー監督作品である。
封切り当時、劇場で鑑賞している。
確か主演のマイケル・ダグラスが宣伝も兼ね来日した時のインタビューで「ここ数年で最高の脚本であり即出演を>>続きを読む
2019年制作のローランド・エメリッヒ監督による戦争映画である。
日米における第二次世界大戦の分水嶺となるミッドウェイ海戦を描いている。
何はともあれ昔から日米戦映画では日本人サイドの役者に怪>>続きを読む
1950年制作のゼョセフ・L・マンキーウィッツ監督によるアカデミー賞作品賞含め6つのアカデミー賞に輝いた名作である。AFIアメリカ映画BEST100には毎回上位に登場してくる。
田舎から出てきた>>続きを読む
1954年制作の本多猪四郎監督によるゴジラ映画の第一回目の作品である。
その前年に公開されたハリウッド映画「原子怪獣現る」がほぼ下敷きとなっている。
日本の怪獣映画の元祖と言っていい存在であ>>続きを読む
1990年制作の滝田洋二郎監督による病院コメディーである。
広告代理店のコピーライターをしている新谷公平(真田広之)はある日帰宅すると妻の春子が見知らぬ男(大地康雄)を連れ込んでいるところに鉢合>>続きを読む
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2017年制作のマーク・ウェブ監督によるヒューマン・ファミリー・ムービーである。
天才児への向き合い方を描いているが、つまるところ子供への向き合い方、あり方を示唆している映画なのかなと思う。
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1983年制作のフィリップ・カウフマン監督によるNASAのマーキュリー計画を辿る実話映画である。
表題の「ライト・スタッフ」は質実剛健、頭脳明晰なる「正しい資質」を持つ者を指し、宇宙飛行士足り得る>>続きを読む
2018年制作の画家ゴッホの映画で邦画タイトルは「永遠の門 ゴッホの見た未来」。
アメリカ、イギリス、フランスの合作でジュリアン・シュナーベル監督作品。
ウィレム・デフォー演ずるフィンセント・>>続きを読む
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2000年制作のSFファンタジー+サスペンス映画である。
太陽フレアが醸し出す異常現象として、30年振りに1999年のNY上空にオーロラが観測され、電波障害が発生する。
そんな時、若くして消>>続きを読む
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2020年アレクセイ・シドロフ監督による戦車戦争映画の傑作である。
ロシア映画と言えば、「ヨーロッパの解放」や「スターリングラード大攻防戦」など規模とリアリズムにおいては他の追随を許さないものの>>続きを読む
1949年制作のヘンリー・キング監督による戦争映画の傑作である。
戦争映画と言ってもドンパチ場面はあまり無く、もっぱら基地での人間関係や組織論、管理論をテーマとした作品でグレゴリー・ペックが好き>>続きを読む
1989年制作のジェームズ・キャメロン監督によるSF映画である。
深淵(アビス)をのぞくと深淵(アビス)は
あなたを見返す〜ニーチェ
海底油田の採掘基地を舞台にした海底に潜む地球外知的生命>>続きを読む
遠藤周作原作で71年篠田正浩監督の映画は大昔に鑑賞しているが、丹波哲郎がいくらソース顔とは言え、アングロサクソンのフェレイラ神父役で出てきたのに、それはねェーだろうと思った記憶がある。
が、決して>>続きを読む
2004年に制作され奇しくも、同年封切り前に永逝したレイ・チャールズの伝記映画である。ミュージシャンの伝記物では以下の如く名作が多い。
「ベニー・グッドマン物語」
「グレン・ミラー物語」
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1984年に制作されたサーフィンを中心とした夏のスポーツドキュメンタリー映画である。
何もサーフィンを観たかったのではなくて、全編山下達郎の音楽で埋められてるという事で勇んで劇場へ行った記憶があ>>続きを読む
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以前レビューしたものを誤って消去してしまったので、これを機に推敲し、書き直してみました。いいねをいただいてた皆様ごめんなさい。
1965年の小林正樹監督によるラフカディオ・ハーンの「怪談」から4>>続きを読む
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1975年のシドニー・ポラック監督作品である。
シドニー・ポラックはプロデューサー、監督、俳優の三役をこなす根っからの映画人である。監督作品も「追憶」、「トッツィー」、「愛と哀しみの果て」など名>>続きを読む
2001年のトニー・スコット監督作品。
CIAの伝説的工作員であるネイソン・ミュアー(R・レッドフォード)は退職直前に、手塩にかけて育て上げたかつての部下トム・ビショップ(ブラッド・ピット)が中>>続きを読む
2017年のギレルモ・デル・トロ監督の作品でアカデミー賞作品賞に輝いている。
発話障害者たるイライザ(サリー・ホーキンス)はアマゾンの奥地で捕獲された半魚人と心を通じ合い、やがては愛情を抱き始め>>続きを読む
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1976年のアラン・J・パクラ監督の作品で名優達が寄ってたかって創り上げたポリティカル・サスペンス映画の秀作である。
この映画を見る前に「ペンタゴン・ペーパーズ」を観ることをお勧めする。リチャ>>続きを読む
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2009年制作、マーチン・スコセッシ監督のサイコサスペンス映画である。
一般評価がイマイチなのだが私はこれは面白いと思う。
そうそうこんな映画は創れるものではないと感じている。
1950>>続きを読む
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2017年スピルバーグ監督の社会派サスペンスの秀作である。
まるでアラン・J・パクラの創りそうな題材であり、タッチ感がある。
タイトルの「ペンタゴン・ペイパーズ」(最高機密文書)とはベトナム戦>>続きを読む
1984年のミロス・フォアマン監督によるアカデミー賞作品賞をはじめ8部門に輝いた傑作映画である。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとはいったいどういう人物であったのだろう。
誰しも彼>>続きを読む
2006年のメキシコ出身ギレルモ・デル・トロ監督のメキシコ、アメリカ、スペイン合作のダーク・ファンタジー作品である。
1930年代後半のスペイン内戦後のフランコ独裁政権軍と反乱ゲリラの抗争に巻き>>続きを読む
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1985年のシドニー・ポラック監督作品で雄大なアフリカを舞台に叙情性溢れる音楽と名優二人による哀感漂う演技でアカデミー賞作品賞に輝いている。
1913年のデンマークに住む裕福ではあるが未婚のカレ>>続きを読む
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コーエン兄弟の2007年アカデミー賞作品である。
麻薬取引のトラブルから偶然大金を手にしたルウェリン・モス(ジョシュ・ブローリン)と組織に雇われて彼を追う冷徹・凶悪な殺し屋アントン・シガー(ハビ>>続きを読む
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1976年にドイツで起こったアンネリーゼ・ミシェルの保護責任者遺棄致死事件を映画化したもので実話である。強いて言えば実話サスペンス・ホラーといったところか。
悪魔憑きに遭った若き女性の悪魔祓いに>>続きを読む
1959年のウィリアム・ワイラー監督の傑作である。
1907年以来3回目の映画化で2回目の映画化の時にワイラーは既に助監督としてこの映画に携わっている。因みに4回目のリメイクが2016年に創られ>>続きを読む
家族愛をホロコーストの中でコミカルに描いた1999年のイタリア映画の秀作である。
ホロコーストをそもそもコミカルに描くということに違和感を感じながら、これも一種の対位法なのかとも思い鑑賞した記憶>>続きを読む
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山田洋次監督の1977年の作品である。
高倉健が東映の仁侠映画に区切りをつけ、新たな方向性を模索していた時期で武田鉄矢も海援隊が下火となっていた時で運命的な出会いとなった作品である。
こ>>続きを読む
フレデリック・フォーサイス原作、フレッド・ジンネマン監督の1973年の傑作サスペンス映画である。
フランスの実在の右翼過激派で武装秘密組織OASのシャルル・ド・ゴール大統領暗殺未遂事件が元になっ>>続きを読む
スピルバーグ初期の作品で1971年に創られたロードムービー型サスペンスの傑作である。
何気ない日常に潜む魔の刻を描いたものだが、現実にも十分起こり得るし、いやそれ以上のことが起こっているのかもし>>続きを読む
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1994年のリュック・ベッソン監督作品である。
主人公ジャン・レノことレオンがニキータで演じた掃除人(当局における始末人のコードネーム)のインパクトが強かったことから、その掃除人の私生活にスポッ>>続きを読む
1983年制作、小林正樹監督、小笠原清・小林正樹脚本による極東軍事裁判の記録フィルムを全編使用したドキュメンタリー映画である。
長きに渡って日本の歴史教育実態に疑問を持っていた。
なぜ明治維新>>続きを読む