ドウェイン力石さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

RRR(2022年製作の映画)

4.8

もうとにかく全てが過剰で最高に楽しい。絶対に映画館で観た方がいいからレビューなんて確認せずすぐさまチケット予約して観れ。
エンドクレジット中もずっとダンスと歌で楽しませてくれて(バックにライフル持った
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パペット・キラー(2019年製作の映画)

3.1

ジェイミーとリーとカーティスだったりジェイソンマスク被ってみたりと低質なホラー映画オマージュが散りばめられてるんだけど、それ以上にティーン設定の登場人物たちが一様にアラフォー丸出しなのにもかかわらず作>>続きを読む

サイレンス(2016年製作の映画)

2.5

クワイエットプレイスより前だしハンディキャップホラーとしては割と初期の作品になるぽい?

被害者も犯人もドジ蔵でなんかイライラしてくる。伏線もさぁ後でコレ使いますよ〜って監督の声が聞こえてくるようで…
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.5

北欧神話的なイメージ映像が多いのもあるけど昼間は抜けない最強剣とかカラスにピンチを助けられるとか、主人公の心象風景にとどまらないなかなかにファンタジーな要素があって、「実はゲームの実写版です」って言わ>>続きを読む

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.5

おんもしれ〜〜!!!面白すぎる映画見た時になぜか泣けてくる現象が久しぶりに起こった。
前半ダラダラからの微グロシーンであぁ〜これくらいの感じね、と思ってたらそこまでがタダの後半へのフリでしかないってい
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湯殿山麓呪い村(1984年製作の映画)

2.6

ホラーだと思って見たら金田一耕助的な村ミステリーだった…。ただミステリーにしてはこいつなのか?あいつなのか?的な遊びもなく唐突に犯人が判明するのであんまりノれない。
強制即身仏の話やそのビジュアルとか
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.1

今の基準で見てもとんでもないセンスしてる。とにかく赤、赤、赤で建物から照明まで、血すら必要以上に赤い。なにそのこだわり。
やっぱり古いだけあってホラーがクラシックだなってのは否めないけど終盤のカルトぶ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

逆行視点からのアクションは一体どうやって撮ってんだって驚きもあってすごい面白い。ただその逆行アクションシーンが比較的少なくて…初っ端からもっとドカドカやってほしかった。
移動シーンやら無くてもいいとこ
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ホテルレイク(2020年製作の映画)

2.8

静かなホラーシーンは結構不気味で怖く撮れてる。暗い部屋にたたずんでるとことかちょっとヘレディタリーぽいなと思いつつもまぁよかった。

人物が多すぎて相関図が常に欲しいところとジャンプスケアシーンがそも
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DAGON(2001年製作の映画)

3.2

どうしても今見るとCGちゃっちぃな〜て思うところもあるんだけど刮目すべきは急な激グロ描写。それまではタコ脚お姉さんとか魚顔おじさんとかで牧歌的ホラーだったのに、善人ハゲジジイが顔の皮を生きたまま引っぺ>>続きを読む

キャンディマン(2021年製作の映画)

3.6

Jピールは黒人差別問題を絡める作家性で有名だけど、スペクタクル感というか観客への媚びというか、しっかり面白ホラーポイントを散りばめてくれて観客に社会派映画鑑賞後の重い気分を背負わせないようにしてくれる>>続きを読む

アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

3.0

ジャンプスケア多めで偽マリアの尊顔もお目目まるまるドクロって感じで怖いかっていうと1ナノも怖くない。まぁそもそも多くは求めてないしJ.D.モーガンの暖かいオヤジ顔も観れるんで、いわゆるこのラインの映画>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.3

急に場所が転じたり荒唐無稽で関係ない事が起きたりする夢描写が楽しい。ロペスの夢世界が欽ちゃんの仮装大賞セットみたい。
事件の解決のために犯人の精神世界へダイブするってのは面白いんだけど、最終的に犯人救
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.5

安心良作。底辺クソメンが勝手に劣等感爆発させて女性に迫る様のキモ描写がキモい。
話や演出はいわゆる「ベットの下の男」の都市伝説まんまなんだけど撮り方1発でこんなに新鮮に見えるんだねと感心しました。

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.5

ピノキオを作る過程がダークすぎて笑った。背中に呪いの釘ぶちこむのやめなさい。
ムッソリーニが出てきたり死が頻繁に描かれたりディズニーには絶対にできないデルトロ節満載のリメイクで、ラストの結末含め最高な
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

もうホントに糞の煮凝り。シリアスなのかギャグなのか方向性もブレブレ。政治風刺のレベルもとんでもなく低いし、ギャグは面白くないどころか不愉快。
20億かかってるらしいけどCGも酷くてほん呪の方が全然クオ
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キャンバス(2020年製作の映画)

3.0

感動するほどでもなければ特段お話が上手いわけでもなく。ただひとつ言いたいのはキャラデザ担当は確実に尻フェチの変態野郎だというコト。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.7

人種差別ベースの映画だと問題提起に終始しちゃいがちだけど、これはちゃんと映画作品としても面白い。毒ヘビの話とか秀逸すぎるんよ。
パパはカスだけどホワイトトラッシュ文化で育って毒ヘビのフリしてたら遂には
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.6

前作よりは全然いい。謎解き要素は薄ぺらで、はい!ネタバラシ〜な展開を楽しめ。
ただ取り巻きどもが最後改心しました風に描かれるのはちょっと…普通に金の切れ目にかこつけて裏切りを重ねてるカス人間ズなわけで
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

ほとんどパソコンのディスプレイ上でコトが進んでいくけどYouTubeやニュース映像織り交ぜたりで視覚的に飽きがこないように工夫されててエライ。娘の死亡認定早すぎたのはちょっと笑っちゃうけど、それ以外は>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

捕鯨シーンの武器に日本語が書かれてるわキャストがそこだけアジア人だわでもうホントにスイマセンという気持ちになってしまうね。マイルド反捕鯨派なので許してください。
ネイティリのバーサーカーモードが怖かっ
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マジック(1978年製作の映画)

3.2

人形ホラーにハズレなしとは私の持論ですが、この映画に関しては正確にはヒトコワホラーなのでまぁ普通です。若い頃のアンソニーホプキンスが主演。この頃からすでに首が短い。

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

2.3

快楽ダメ、音楽ダメ、テレビも電話も電気使うものは全部ダメな超禁欲的アーミッシュ村にUSAデカがやってくる!暴力を振るい、村一番の女を寝取り、ショットガンをぶっ放す!

白人酋長モノ的な雰囲気もあるしア
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.2

色んな意味で容赦ない描写が続いてつらいんだけど、人気取りに走らずあえてそんな映画作りを続けるスタローンは信頼できる漢。もうステロイド打ちすぎて顔面が老木みたいな質感になっとる。

ただ今作に関しては人
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

猛毒親映画。
背筋が凍る展開とグフフなラストでスッキリ楽しい。全体的に高い水準でまとまっててスゴい優等生なんだけどA24ホラーにあるようなヒエッッッて脳に水かけられた気持ちになるようなシーンはなかった
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.6

ビジュアルショックが強すぎてテーマ性とかもうどうでもよくなっちゃったッ。クソメンが同じクソメンを産み出す非生産的生産シーンとかもうホント思いついても「よし!これで行こう!」ってならんだろ。
ストーリー
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バーバリアン(2022年製作の映画)

4.3

なんだこれ!読めない展開に禍々しい真相とスッキリ終わるラストで最高じゃん!!!もっと名を馳せててもいいのに!
ちゃんと怖いしラスト近くでは笑って泣けるシーンもあるよ。オススメ度2兆点。
てかデトロイト
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

4.6

もう造形からアニメーションからハイパーな仕上がりすぎて、細かいディティールもデカい画面なら見やすいからとにかく劇場でやってるうちに観れ。
観てる間ずっっっと悪夢観てるみたいでこんな体験なかなかない。血
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我が名はヴェンデッタ(2022年製作の映画)

2.5

お母さんとの時間が短すぎて復讐への感情移入ができないし、娘そのまま巻き込むなよ父。
建物の設計図が建築事務所のWEBページからダウンロードできちゃったり会社の内側はセキュリティ薄すぎたりなんか全体的に
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

是枝監督は血ではない家族の繋がり描くのがもう作家性なんでしょうね。ソンガンホが出てるだけで作品のシリアス度が下がってすごく見やすくなる。ありがとうガンホ。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

演技巧者の面々をしっかり集めて、なおかつ俳優達も監督の求めに100万パワーで応えてるド傑作。樹木希林のセリフになってないフガフガ言ってるところとか完全に人生経験のなせる演技。すご。
血の絆=家族の絆で
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トロール(2022年製作の映画)

4.0

平均3.2点てFilmarksがキリスト教徒に占拠されてることは明白。忘れられた哀しき大巨人の帰還ってだけでもう3.5は固いはずなんだよな〜。

フォルム的にも生い立ち的にもどうしてもキングコングニュ
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.3

クリスマス作品だけあってだいぶ子供向けに作られてるし金もそんなかかって無さそう。でもヨンドゥのエピソードが見れるならハッピー。

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

1.2

村シリーズと違って最初からホラー映画であることはもう投げちゃってる。ヒロインも霊視体質の割には見える度にこの世の終わりみたいな顔してよく生きてこれたなお前。
これメインテーマはヤマメの人を笑わせると1
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

泣いた泣いたッ。
いい曲があって、ユーモア(下ネタ)もあって、泣けちゃって、こんなコスパのいい向精神薬はトイストーリー1ぶり。

「あなたとファックできて光栄です。」

黄龍の村(2021年製作の映画)

2.0

クソメン描写に定評のある阪元監督、本作でも冒頭からクッソ腹立つマジクソおもんな大学生集団のスマホ撮影風ロードムービーから始まってイラクソが止まらん。演技なんだけどあの2人もうホントに嫌い。白目の変顔く>>続きを読む