復讐は連鎖するのでは?と思い、ラストまでドキドキしながら観てしまった。最近のローチ監督の映画を知っていると尚更そう思ってしまう。権力者たちを憎く感じるのはもちろんだが、彼らも貧しい生活を経てああなって>>続きを読む
黙ることをしらないモラハラ義父と無能な息子(夫)。そんな奴らと自由のない同居暮らしをするか、毎日寝る場所をかえて不法占拠をし、管理人に追い出さられる不安な暮らしをするか そんな選択しかできないつらさ。
このレビューはネタバレを含みます
家族が本当は生きていたこと
それに安堵するが、そう言わざるをえなかった過去
アミンがどれだけ辛い出来事を抱えて生きてきたのかを知る
ラストの和やかな会話にほほ笑み、アミンの重荷が少しずつ軽くなる>>続きを読む
サーリャは幾つの辛い出来事をしょうがないで諦めてきたんだろうか
しょうがないで片付けることしかできない日本の理不尽な制度に腹が立つし、何もできない自分の無力さにも腹が立つ。
微力だが難民について知る、>>続きを読む
冒頭に流れる「Scarborough Fair」の歌詞の意味を知り、虚しさが増した。
自転車、車の運転、難題を成し遂げたら愛する人が再び戻ってくるよと、でもそれは決して成し遂げることのできないこと。
こんな長編映画を映画館でみるのは初めて
不思議な映画体験だった。
ワークショップを思い起こすような重心をとらえたカメラワーク。まるで私に訴えかけてるようで目があう度、ドキッとした。
ミラのチャーミングさとウェンの冷静さ
正反対な2人のやりとりが観ていて面白い。
ミラのこと鬱陶しく思っちゃうけど嫌いになれないね。
電気が切れてしまったときの、イライラが溜まってママを呼ぶのも面倒!と思考が一瞬止まってしまうのあるあるすぎた。
クズ人間でもシモーネがいなければロッコの才能は開花されていなかったのだろうか。そうではないと信じたい。
ロッコの聖人のような優しさに付けいるシモーネに腑が煮えくり返る。罪を被るのが優しさではない、私は>>続きを読む