usaさんの映画レビュー・感想・評価

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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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エリセ監督の映画への挑戦。 
映画をみせるんだ!と興奮するミゲル、古びた車でフィルムを持ってきてくれる友人、物語の節々に高揚感が詰まっていてみていて飽きない。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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僅かな登場シーンで唯ならぬ存在感をだすハンナ・シグラが最高

フルタイム(2021年製作の映画)

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このままではいつか壊れてしまう、そんなはらはらした気持ちが絶えない。
ラストの連絡はハッピーエンドと捉えてよいのか?解決していないことが多くまた同じことを繰り返してしまいそうだ。
住居、子ども、仕事、
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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和む。
牛に話しかけ懐かれ、"はちみつがあったらな〜"とマイペースなお人好しさに和む。
こんな人生の終わりもありかもしれない。
ホテルがなくても隣にクッキーがいるならと思わせる終焉、良き。

パリの記憶(2022年製作の映画)

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両親が最後にみたモネの蓮、その前に立ちつくし涙をながすショットはとても哀しくとても美しい。

パリ18区 グット・ドール街(2022年製作の映画)

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偏見という悪魔に取り憑かれていた主人公。子どもとの距離が縮まるにつれ、悪魔が取り放されたようにみえた。

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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地底奥深くまで沈む、心が沈む。縦に伸びる黒い線が家族を引き裂く。どんなに目を背けても老いは必ずやってくる。とても恐ろしい映画だ。

最悪な子どもたち(2022年製作の映画)

5.0

どこからリアルなのかフィクションなのかわからない、映画内映画。ドキュメンタリーの定義とは何だろうと考えてしまう、とても良き映画であった。(キアロスタミを思い出さずにはいられない)
映画を撮ることで与え
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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俺の美声さんが陰でカラオケ王と呼ばれているのとても笑った。
相変わらずの少ないセリフに反してユーモアの豊富さ、無表情なのにどうしてこんなに温かい気持ちになるの?
アキ・カウリスマキがまた映画を撮ってく
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ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)

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今の世界情勢と重ねて考えてしまう。関心のない主人公は傍観者である私たちのようで、、皆から見放され、熊からも哀れな目で見られる主人公。決して他人事ではない、今起きていることから逃げてはいけないと訴えかけ>>続きを読む

わるい仲間 4Kデジタルリマスター版(1963年製作の映画)

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何が面白いのか、財布の中をみて笑うふたりにとても嫌な気持ちになる。 わるい仲間なんて優しい言葉では済まされないよ。

キリエのうた(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

旅の途中で幕が閉じる。
それは突然奪われてしまった姉や母の人生のように
まだあの時のまま立ち止まっている夏彦(この頼りなさ、情けなさはラストレターの鏡史郎を思い起こす)
先を進み旅を続けるキリエ(るか
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

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こんな風にしがらみを物ともせず、自由に練り歩きたいものだ。ドラムが鳴り響く中、ベルリーンと叫び歌うシーンが大好き。

タブロイド紙が映したドリアン・グレイ(1984年製作の映画)

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大自然をバックに劇が始まる演出に心奪われた。 私も襟からアンテナ伸ばして「タクシー」と言いたい。アメリカ式の朝食を食べたい。(銀色の粒、あれは何?)

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

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証明してみせてよ。独りじゃないって
いつも幽霊がそばにいるから
あの浮遊したような淡い気持ちの中を彷徨い続けている

雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)

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富と孤独と時間をあわせると大変なことになる
私の日常を刺激してくれるのはあなたではない、あなたと私の孤独を一緒にしないで。と誰もいない中、寝室で語るシーンがとても好き。
計画的な欲求(避妊リング)に女
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