このレビューはネタバレを含みます
高齢化社会を迎えた日本が避けて通れない介護の問題。特に認知症でコミュニケーションが取れなくなった家族に時間を捧げなければならない身内にとっては切実です。
この映画は真面目に働く介護士が一方的にそのよう>>続きを読む
野上彌生子の歴史小説「秀吉と利休」の映画化。
1989年の公開当時この原作を読んでいたこともあり、めちゃくちゃ観たかった作品です。
「ルネッサンス人、利休」とか「美は揺るがない」というキャッチコピーは>>続きを読む
金曜ロードショーで拝見。2008年公開のシリーズ第4作。
評判が今一つだったので未見でしたが、今回はこれまでインディの声を担当していた村井國夫さんによる新録音ということが決め手。こういう趣向はうれしい>>続きを読む
山田洋次監督の90本目の作品だという。御年91歳!未だに新作を作り続けていることはまさに奇跡。本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
さて、今回は待望の大泉洋さんを迎えています。個人的に渥美清さんの衣>>続きを読む
キャストに広瀬すずさん(ラストレター)、黒木華さん(リップヴァンウィンクルの花嫁)、そして奥菜恵さん!(打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?)と岩井俊二監督作の歴代のヒロインが並んでいるだけでも>>続きを読む
「転がるビー玉」の宇賀那健一さんの新作。娘を殺され、妻が自殺してしまった男の、癒されない日々をどんよりと描く。非常に暗い低予算映画ですが、ギリギリのところで踏みとどまっている感じがいい。例えば人とあま>>続きを読む
シンプルに楽しめます。火、水、木、風という4つのエレメントを擬人化し、人種の多様性を上手に表した映画。水は火に弱いとか、火は木を燃やしちゃうとかアニメならではの表現で、人種間の交流の難しさをさらりと表>>続きを読む
ヨーロッパ企画お得意のタイムリープもの。
「サマータイムマシンブルース」からもう何年になるの?
とことんタイムリープにこだわる姿に感心します。
今回は京都の貴船の旅館を舞台に2分だけ時間が戻ることに>>続きを読む
前作からシンプルな続編で良かった。不気味だったミステリオがスパイダーマンの正体をばらしてからの続き。どんな展開になるのかと思いましたが、予想のはるか上をいくものでした。
ただ、それが良かったのかどうか>>続きを読む
面白かった「1秒先の彼女」の日本版。クドカン脚本、山下敦弘監督というありそうでなかった組み合わせ!
なのに!!!
絶対面白いはずがなんだかモヤモヤ。もともとの変な感じがなくなってキュンキュンしない。あ>>続きを読む
菊地凛子さん、意外や映画初主演だそう。
20年前に何者かになりたくて田舎から東京に出て、でも何にもなれなかった40代の独身女性。そんな主人公が東京から故郷の青森を目指すロードムービーです。
どうしてこ>>続きを読む
情報が出ないままで公開日を迎えた本作。最初は鈴木Pのあざとさになんだかな〜と、パスしようと思ったけど、もしかしたらこんなに真っ新な状態で宮﨑駿監督の新作が見られるなんて最高の贅沢なんじゃないかと考え直>>続きを読む
最近、フランスのコメディタッチの佳作を観る機会が多いけど、移民問題を扱った格差ものが多いなぁ。
本作もその1つ。
兄のストリートファイトで支えてもらっている貧しい青年が主人公。ラッパーの腕を磨きながら>>続きを読む