Ranさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

こんな世界があるのかぁという気持ちと、ステレオタイプ過ぎる印象もありつつ、恐らくまだしぶとく根を張る結婚出産至上主義への嫌悪感と。
水原希子の彫刻みたいな容姿が田舎にそぐわなくて、本当に美しい人だな。
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

感想がうまくまとめられないけど、とにかく俳優陣が素晴らし過ぎますね…

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.1

私的だからこそ生々しく時折席を座り直してしまう居心地の悪さもあったけど、古いカメラ機材やフィルムの編集作業へのフォーカス、映画への愛情が滲むシーンが好きだった。変な叔父さんとの出会いが分岐点で、ラスト>>続きを読む

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.4

作品全体の色合いとか湿度は好きだったけど、所々ノイズに思えるカットとか演出があって少し気になった。主演がこの2人じゃなかったら多分成り立ってない。

東京オアシス(2011年製作の映画)

4.0

和製カウリスマキじゃんと思って観てたら映画館のシーンでポスター貼ってあって、あ、ってなった。名脇役の使い方が贅沢過ぎるよー音楽も良いし。
原田知世の話していたこと、解る。
たまには逃げてもいいよな。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.9

淡々としたロードムービーが好きだからすごく好みだった。蒼井優の所在なさげな表情も森山未來の不器用そうな感じもすごく良いですね…窓の外から差し込む陽の光が瞳に反射して揺れてる少し後ろからの横顔、あの角度>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.3

有名やけどなんか観てなかったシリーズ。
冒険とか夢とかしょうもなギャグが詰まってて、小学生のときに観たかったなぁ。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

有名やけどなんか観てなかったシリーズ。
タイトルバックがめちゃくちゃ良い。実話っていうのが凄いし若かりしディカプリオの顔面が良過ぎる。

ブロードウェイのバークレー夫妻(1949年製作の映画)

3.7

安定のアステアとロジャースコンビ。勝手に踊り出すシューズ、トップハットのセルフオマージュ的ダンスシーン。ストーリーが今観てよかったなと思った。

かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.7

原作のイメージと世界観やキャラデザがぴったりはまってた。尺もちょうど良い。

RRR(2022年製作の映画)

3.5

少年漫画インドおじさん実写版。ナートゥダンスシーン最高だった、元気出る。

メトロポリス(2001年製作の映画)

3.7

背景美術が素晴らし過ぎてそれだけでも見る価値あり。ストーリーは切ない。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.3

世界観やウタのキャラビジュも好きだしAdoの声もVaundyや折坂からの楽曲提供も良かったけど作品としてはうーん、撮りたいシーンが先行して盛り込み過ぎて間延びしたことで作品全体のバランスを損なった感。>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.2

原作ファンだからこそ2作目は正直残念だった…3作目で打ち止めになる予感がする。
映像化が難しいのもライト層を取り込んで興行収入を上げないと続編が作れないのも解るけど、もう少し原作の人物像に近い配役がで
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.7

合う時間がなくて珍しく吹き替えで観たけど、山内が山内まんまで笑った。
ストーリーはちょっとノーランのインターステラー的な時間からくりで、子どもには難しいかも?しかしアニメーション技術はほんとすごい、1
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スイート・チャリティ(1968年製作の映画)

3.6

シャーリーの細くて綺麗な脚と剽軽な表情に変な髪型が何か癖になる。独特な振り付けのダンスシーンはちょっと笑ってしまった。ララランドの元ネタシーンも良き。賛否両論あると思うけど私はこのラスト好きだよ。

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

-

パンちゃん3歳…?なのにトランクスとごてんが大きいから混乱した、ドラゴンボール初心者には時系列わからず。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

これが書籍だったら多分マーカーだらけ。星の子供の朗読シーンで気付いたら息が止まってた。生命力と混沌で満ちた生き物との対話。

13歳のウッディ・ノーマンの演技力が尋常じゃない。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

続編として文句なしに面白かった!戦闘機シーンはやっぱりハラハラするし苦しそうで若干酔ったけど(前作も)、臨場感あって凄かったなーどうやって撮ってるんだろ。
ストーリーは出来過ぎ感もありつつ、この作品は
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.3

原作に惚れ込んで、李相日監督で映画化と知った時から首を長くして待っていた…遂に。
キャスト発表されたときは正直若干不安になったものの、大丈夫だった。すずちゃんの演技力は怒りを観てから安心感あるし、横浜
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

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特撮リテラシー皆無の状態で観たら、ウルトラマンって元々そういう設定だったの!と勘違いしてしまうところがちらほら。映画設定いくつかあるみたいですね。ゼットンがブンダーだったしタイトルバックはほぼ使徒の襲>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

もっと色々魔法動物登場させてほしかったな〜
グリンデルバルドがえろくて可愛かった

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.9

原作に忠実で、ダンスシーンは圧巻の演出!IMAXで観て正解、主演のレイチェルの歌声が最高なのでDolbyでも良かったかも。アリアナのキレキレダンスも良き。3時間弱の大作なので気合入れて観るべし。冒頭シ>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

瘡蓋に優しく爪を立てられる感じ。境遇やタイミング、観るときの心境によっては喀血しそう。池松壮亮と伊藤沙莉のごく自然なやり取りが、2人だけの空間でしか発露しないパーソナルなコミュニケーションを覗き見して>>続きを読む

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.6

面白かった!原作読まずに観たから解らない単語を追うのに少し苦労したけど、二国間の対立、戦争の局面を変えた謎の病、それぞれの国家の要人たちの思惑、病の抗体の秘密と、ストーリーの骨子が解りやすくて置いてけ>>続きを読む

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

3.9

有名過ぎる作品。セシルカット。
モノクロとカラーの使い分けがストーリー展開上効果的だった。ジーン・セバーグは映画史において永遠に語り継がれる美女だと思う。
"人の生き方に対して反対するのはいいけど、変
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

聴こえないけれど、自分のために歌ってくれと言い、娘の喉元に手を当てながら切実に歌声を感じ取ろうとする父親の表情に涙が出た。エミリアの歌唱力に拍手。
音楽が良い作品は劇場鑑賞に限る。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.5

ウェスアンダーソン監督が撮る映像のビジュアル、テンポ、エスプリを偏愛している。今作もアイレベルを水平アングルに固定したカメラワークや異常なまでに均整の取れた構図、モノクロとカラーが交錯した独特な色彩表>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

おじいちゃんと少年のほのぼのロードムービー。イーストウッド作品の中ではだいぶ柔らかいストーリー。91歳で主演も監督も務め上げるなんて本当にすごいよなぁ。