Ranさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

生きる(1952年製作の映画)

3.8

構成が面白かった、葬儀での会話で回想される様々なこと。どれだけ分業化され効率化されたとしても、最終的に人を動かすのは熱意だと信じたい。いのち短し恋せよ乙女。リメイク版も観よ。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

わかりやすいストーリーでゴジラの描写も迫力あり、戦争もの感が強くて個人的に観終わった後疲れたけどキャストも良くて楽しめた。しかしあの冒頭のクオリティは一体どうしちゃったのか。

ニライカナイからの手紙(2005年製作の映画)

3.3

若かりし蒼井優の清廉さが際立つ作品。やや諄い演出やメインキャスト以外の演技力が残念だけど竹富島の風景と蒼井優の完璧な横顔を観るだけでも価値がある。

カクテル(1988年製作の映画)

3.4

有名だけど観てなかったシリーズ。ストーリーどうこうより80年代のムードを楽しむ作品ですね。若かりしトムは血気盛んなキャラクターがよく似合う。

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

3.5

ストーリーは個人的にそこまではまらず、ただ長尺でも中弛みせず見応えのある内容だった。蝶衣が綺麗で醜くて儚かった。因果と運命。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.8

ウェス作品の中で一番好きだ。理屈などなくほぼ直感・本能に近い部分が絶対的に好きと言ってる感じ。一瞬一瞬がここまですべて完璧な映画って他にあるのかな。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.6

還暦過ぎてまだここまでアクションやるんかーバイクからのパラシュートシーン凄過ぎる。
ヒロインはそこまで好みではなかったけど金髪日本刀女はスーツ姿と目つきがタイプでした。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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そう簡単に点数もつけられなければ感想をまとめることもできません。もっかい観る。

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

3.8

教材映画。久しぶりに授業受けた気分。
哲学とは問うこと。"話せば解る"を前提とした思索が通用しないことも世の中にはあるけど、考えるのをやめたら終わりだもんな。

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.9

泣きの演技に惚れる。レア・セドゥは目つきと声が良い。女神のような裸体と奔放で繊細な表情にも魅かれる。盗られた立場の視点は置き去りだけど、日本的潔癖な倫理観は捨ててフランスの話として観れば綺麗な物語。>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.6

イーストウッドといい、この年齢でまだここまで演るのかぁとハリソンのプロ根性に頭が下がる。インディジョーンズシリーズは小学校の頃に観たっきりだったけど、それでもオマージュに気付けるくらいには記憶が残って>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.0

最後まで通してちゃんと観たことなくてやっと観た、噂に違わぬ名作じゃないですか。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

映画全体の質感とムードを楽しんだ後は各々の解釈。ちょっとsomewhereっぽさもあったけどこっちの方が不穏な奥行を感じた。
チェスのあと父親に髪を撫でられながらソフィが眠りに落ちるまでの会話が作品の
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

あの電車は方舟。
普通って言葉は曖昧なくせに排他的だと思う。

ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.5

何歳になっても茶目っけある人っていいよね、いつもちょっと恋しながら生きてる人は綺麗だな。
倍賞千恵子の声は敬語で引き立つと思った。ビーの作るロールキャベツが食べたい。

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

4.0

有名だけど観てなかったシリーズ。ちょい役が豪華過ぎるだろー樹木希林さんは代わりのいない存在だなとつくづく思う。オダギリジョーは声が良いよねぇ。
親孝行せんとな。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

原作未読で観たけど、面白かった!演奏シーンが良かったなぁ。

海街diary(2015年製作の映画)

4.1

疲れのせいか何なのか、本当になんでもないシーンで涙が止まらずずっと泣いてた。たぶん羨ましかった。綺麗なものばかり。優しいものばかり。

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.4

作品全体のムードは好きだったし光石さんはやっぱりすごい俳優さんだなと思ったけど、こういう感じの主人公をどうも好きになれない、リップヴァンウィンクルの花嫁を観たときに似た嫌悪感を覚えた記憶がある。

フラガール(2006年製作の映画)

3.4

蒼井優見たさに。監督が李相日というのが意外過ぎて。こんな作品も撮るんだなー。
実話っていうのが良いですね。