はなさかさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

はなさか

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七人の侍(1954年製作の映画)

3.9

日本映画不朽の名作。8年ぶりくらいに観た。なんといってもそのキャラクター造形だと思う。

赤ひげ(1965年製作の映画)

4.0

なんたる多幸感。

基本的にバッドエンドが好きだし、正直脚本としてまとまりはあんまりないような気がしますが、この映画はこれで良い!
清々しいです。

パヴァロッティ 太陽のテノール(2019年製作の映画)

3.8

恥ずかしながらパヴァロッティのことは何も知らずに観た。彼のいた時代を追体験する様な構成は一部だれているなあと思う部分もあったが、最後の「誰も寝てはならぬ」を彼がその人生をもってして歌っているかのように>>続きを読む

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.9

三船敏郎の声と顔!!!!これが黒澤明が愛した俳優なのだなあ。シャイニングの元と言われても信じる。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

良いドキュメンタリーだった。三島由紀夫という人物その人とそれに影響を受けて生きてきた人々を討論会の一つのイベントを通して描かれていた

生きものの記録(1955年製作の映画)

3.9

初めての時代劇以外の黒澤明だったけど、面白かった。派手な動きはないけどしっかりとストーリーに引っ張られていった、演出力。

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.0

湯浅監督の映画は正直あんまり向いてないな、と思ったけど、これは良い。

これを監督したというだけで向こう100年は食っていけるだろう。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.0

動くだけで楽しい豊かなアニメーションというのはキャラクター描写やストーリー展開をサボるための言い訳じゃない

原作もかなり昔に読んだ。四つの短編を一つの夜に起こったことにするというのはめっちゃ良い。そ
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.8

めっちゃポニョっぽいなと最初思ったが監督は出来てから気づいたらしい。
後半主人公の描写が雑すぎたけど、気持ちよく動くアニメーションに爽快感のある話で良かった。磯の匂いがした。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

大爆笑ってわけではないけど笑えた。クラスのみんなが趣味は違えど理解し合えていい奴らなのがよかった。

全体としてコメディにありがちな「あるある」ネタを差別的なステレオタイプにならない様にしていたのが良
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.7

ラブコメって程ではないけどコメディ。ビル・マーレイが器用な人間なんだけど、不器用な優しさが良い。食べ物がみんな美味しそうだ。

Away(2019年製作の映画)

3.7

個人作家が作ったという点と、ゲームなどで使われるリアルタイムレンダリングを用いた即興的な演出が相まってアニメーション新時代を感じさせる作品…なんですが、

日本語版エンディング!!嘘だろ?!どんなセン
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

かつて観た時はこんなに面白いとは思わなかった。劇場の画面で観れて良かった。言われるだけのことはあった。

晩春(1949年製作の映画)

3.8

正方形に近い形だからこその美しい画面構成。能のシーンが良かった。かつての能舞台がこういった形で残るのは良いなあ。日本家屋ならではの奥行きのある空間を魅せるのも黒澤明とはまた違う映画の魅力だなあ。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

正直、全然期待してなかったけど、良かった。ブルーススプリングティーンのファンの話でファンムービーなんだけどそれだけじゃない。そこから一歩踏み出した映画だった。完全に神格化しているわけではないのが良い。>>続きを読む

サンダーロード(2018年製作の映画)

3.7

悲しくて可笑しい話だった。つらいけど何とか生きていくというか。全体としては人生讃歌のような感じがした。

ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.6

カートゥーンサルーンの最新作。一応ケルト三部作と言われる作品群のラストらしい。言うだけあって今までのに比べ成熟しているというか圧倒的に進歩している。かぐや姫の物語のような絵を観るだけで面白い映画。>>続きを読む

相撲道~サムライを継ぐ者たち~(2020年製作の映画)

3.8

題材が良い。映画館の画面と音響で観る相撲は思ったよりも素晴らしい。今はなき豪栄道と満員の国技館だけで泣ける。映画としては語りすぎではないかなという感じ。映画というよりテレビのドキュメンタリーのようだっ>>続きを読む

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

3.9

ストップモーションアニメ……なのか? とにかく動く。よく動く。動きはストップモーションアニメ特有のギクシャクした動きだが気になるということは一切ない。それが味になっている。面白い。これだけの長さとクオ>>続きを読む

ポーラX(1999年製作の映画)

3.7

暗い映画なんだけど、湧き上がってくるエネルギー。何故か楽しい。

山の焚火(1985年製作の映画)

3.5

白痴(とまではいかないが)のせいにする脚本が嫌い。後ろに製作者の影が見えるから。他人に責任を押し付けるな馬鹿。「子供がやったことなんで」と同じ責任逃れと思う。

モラル・オーダー(2020年製作の映画)

3.6

画面構成はほぼつねに美しい。ストーリーは説明不足が目立った。実話なのがわかってなるほどという感じ。

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

3.9

二本立てを一気に観たのですが、前作に比べ明確にパワーアップしていたように感じました。

バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

3.8

今更ながら観た。面白かったけも話題になってた割には…という感じだった。
ケレン味バリバリだった。、

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

素晴らしい。多分映像はCG技術の結晶なんだろうけど、ずーっと続く緊張感は役者や演出とか古い映画の力だと思う。

ただ途中一カットだけ時間が飛ぶところが残念。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.9

おっちゃんが連れてかれるところ、観たときはなんか良いシーンだなーくらいにしか思ってなかったけど、後からジワジワ泣けてきた。

全体として人間讃歌というか、どんな時代場所においてもそれぞれが自分なりに生
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.6

映画が面白いというより仕組みが面白い。タイムスリップと逆行を完璧に使っているとは思うけど、だからこそ驚きは少なかった。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.8

手に汗握るとはこのことか。最後の真犯人の件は個人的にはあんまりだった。物語を着地させる必要があるのはわかるけど。

マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語り(2019年製作の映画)

4.0

圧倒されました。
マロナはずっと丸を求めていた。コインだったりボールだったりしたけど。それは人間との関わりを持つ上で必要な物だった。

インターステラー(2014年製作の映画)

3.6

映画館でIMAXで観れてよかった。最後のSF超大作かもしれんな。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.4

ジム・ジャームッシュだからある程度楽しめたし、最後まで飽きずに観れた。無名の人達だったら途中で寝てると思う。

ジム・ジャームッシュ作品のなにも起きてない時間を退屈させずに見せる力はなんなんだろう。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

とんでもないジェットコースタームービーでした。良くも悪くも大量消費時代の映画という感じ。面白かったです。

メリル・ストリープが少ししか出てないけど、やはりやばい。語り尽くせない。