へんりーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ハジキを持ったおじさんたち(1963年製作の映画)

3.5

ちょっとシュールな極道コメディー映画だ、たまにはフランスっぽ過ぎて謎だったけど楽しかった。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

興味深い場面が多いけど全体的にやり過ぎだと思う。内容が随分馬鹿馬鹿しいのにユーモア感がない、逆に笑えるほどのシビアさもない故に何より永さを感じる。結局監督が思う程意味がないという後味。スタイルも奇妙だ>>続きを読む

12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)

4.5

Friedkin監督作品。1957年バージョンと同じく良いと思う。キャストと編集は素敵だ。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.5

オーストリアによる殺人鬼を中心する実録映画。スタイルは少しシュールで良い、結局完全に悲観的な作品だから観て気をつけたほうがいいかもしれない。本当に興味深い。

オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

3.5

別に言いたいことがないけど、呪われた鏡についての映画としては悪くない。笑

ネットワーク(1976年製作の映画)

4.0

面白かった。時代を感じる、多分45年後の人間がまだ全てを理解できる企画ではなかったかもしれないけど作風が随分現代的な風刺映画だ。

ゲーム(1997年製作の映画)

3.0

めっちゃ久しぶりに観た。ハイ・コンセプトそのものだ。あまり入れ込めなかった、普通に楽しかったのに。

ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

1.5

完全にめちゃくちゃだ。言葉がないほどコンセプトがない混乱映画。せめてプロダクションデザインが前作と同じく悪くない。でもどうやってこんなにどうしようもない続編が存在できるか謎だ。

スマイル(2022年製作の映画)

3.5

結局中田秀夫版「リング」(大盛りの「リング」)と「It Follows」のミックス。コピーのことはコピーだけどホラー映画としては効果的で本当に悪くない。ジャンプスケアが好きな人には絶対ススメダ。映画そ>>続きを読む

NSFW 絶対消去(2014年製作の映画)

3.0

ただ本当に特徴がないスリラー、短くて良かった。

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

2.5

アンバランスが凄い。このコンセプトを本当に悲劇的な映画にしたらもっと自然なのにモードは中途半端なバカコメディー。嫌いでもない、最後がちょっと意外だったけどまあ。

海潮音(1980年製作の映画)

4.0

随分好みどおりの映画だ、作風もキャラクターも映像も音楽も非常に好きだけどまあ、内容的には弱さが少しでもある。もっとちゃんとした最後が欲しかった。でも観て良かった、こんなタイプの映画はやっぱり当時の日本>>続きを読む

ミック・テイラー 史上最強の追跡者(2013年製作の映画)

3.0

今回は最初から最後までスプラッタートーチャーだ。意味の無さが印象的に近い。けどまあ、ちょうどよかった。ちゃんとしたグロ映画も存在意義がある。あとカンガルーのシーンが馬鹿すぎて笑いだした。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.0

狂気監督Michael Ciminoによるベトナム戦争の精神的効果を中心する名作。悪い映画ではない、良さがあるけど個人的にゃちょっと微妙だ。心がない作品って感じ。

白熱(1949年製作の映画)

4.5

激しい、これほど激しい40年代映画は初めて観たと思う。スタイルも特に演技とダイアログも文句なし。ただキャラクターが随分多いから顔を覚えにくいところもある・・・多分個人的な問題だ。とにかく本当に良かった>>続きを読む

ウルフクリーク 猟奇殺人谷(2005年製作の映画)

3.0

オーストラリアによるスラッシャー映画だ。残念ながら撮影が本当に上手なのに内容的にはちょっとどうでもいい。せめて普段より最後がリアルかな。

アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

ハリウッド的予算がある実録映画。なるほどなるほどって感じだ。特に感動したところもないけど。

拳銃魔(1949年製作の映画)

3.5

面白い。随分シュールなファイナルが好きだ。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

村上春樹に違いない。楽しんだけどパトスが強い。リアリズムを探りそうな物語の中に随分現実に離れた村上アーケタイプが登場することのために僕には個人的にちょっと感動しにくい。結局何よりも演技を中心にする映画>>続きを読む

バージニア・ウルフなんかこわくない(1966年製作の映画)

3.0

演劇の映画化であることが当然だけど映画として価値があることも違いない。でも、まあ、結局二時間の喧嘩と狂気と憎しみにも過ぎないから大変疲れた。

ロシアン・ブラザー(1997年製作の映画)

4.5

こんなにしっかりした予算があまりない映画が珍しい、スタイルと作風は本当に印象的だ。主人公もかっこいい。内容についてはメランコリックなチンピラ物語で充分興味深い。

ロシアがウクライナを侵略したからあち
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ナイトムーブス(1975年製作の映画)

4.0

ノワール映画で良い。キャラクターが興味深い、編集だけがちょっと微妙だと思う。

エクソシスト ビギニング(2004年製作の映画)

1.5

久しぶりに観た。存在しないほうがいい作品だよね。Paul Schraderバージョンも傑作ではないけどこれは単なるクズ映画に過ぎない。

独裁者(1940年製作の映画)

4.0

もちろん歴史的に大変興味深い作品なんだけどただの風刺・コメディー映画としても良かった。40年代だから個人的にあまり好きじゃないドタバタシーンも随分あるけど政治をからかう対話などが受けた、最後のモノロー>>続きを読む

レイク・マンゴー 〜アリス・パーマーの最期の3日間〜(2008年製作の映画)

5.0

これこそホラー映画だ、こんなに怖くてリアルなのは珍しい。深い恐怖を感じさせるホラー映画探りの数年ぶりの当たりだから僕にとって間違いなく傑作だ。スタイル的にも文句なし。

アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

1.5

あくまでもバカホラーなんだけど特にもったいないのは、ちょっとでも興味深いキャラクターと行けそうなコンセプトが入っていること。けど本当にどんな失敗もした作品だ、チープなCGI、どうでもいいわけのない化け>>続きを読む

ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

1.0

何故これが存在している?何故これほど才能がない人が映画を撮れる?一体どういうコンセプト?

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.5

おお、楽しかった。格好良くてちょっとナイーブな物語だ(実録より作り話のよう)、「ニュー・ハリウッド」運動の始まりとも知られる。あちこちスタイル的なアンバランスがあるけど退屈はしなかった。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.5

本当にクリエイティブで面白かった。最初から最後まで楽しんだ。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.0

楽しめやすいことは楽しめやすいけどあくまでも実録映画より作り話や例え話っぽい。それとしても問題点が多い、例えば主人王の性格変化が突然すぎる(起業家のやる気以外の理由もちょっと不明)、編集が良くない、ペ>>続きを読む

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

2.0

なんでやねん。要らなかったよこれ!全く内容がない、Saulもメキシコのマフィアもシャブも登場しない2時間の「Breaking Bad」最後のエピソード直後のJesseの脱出を描く。もっとスタイリッシュ>>続きを読む

園子温という生きもの(2016年製作の映画)

2.5

ああ、これ当時に観た。奥さんが突然泣き出すシーンを覚えている、園子温自身が酔っ払って画にビールを吐くシーンを覚えている。
本当に大ファンだった。ただ、僕にとって園子温が女優だけではなく映画そのものを犯
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呪詛(2022年製作の映画)

2.5

素人くさい。呪いそのもののコンセプトがちょっと興味深い、もっとちゃんとした物語ならやっとカッコいい台湾製ホラー映画になったかもしれないけど、これはそれではない。2014年(?)に4Kカメラを持つYou>>続きを読む