古典的な作りで安心して観られた。問題の捉え方や描き方もステレオタイプといえばステレオタイプだが、題材の時代に合っていたと思った。
長い。
小説を読んでからずっと宗教の話だと思っていたが、映画を観たら異文化の受容がテーマの話のように思えてきた
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テーマは非常に古典的で、初めは何十年も前の映画を観ているような気になるが、こうした考えが決して古びるものでなく、いまでもなんとなく憧れてるし、まだ解決を見ていない問題でもあるということが、ラスト、母親>>続きを読む
人でなしの集団ということの意味は、同じ厳しさを共有しているということであって、甘えのないその世界を軽快に描いているのは爽快で、無門の身軽さや佇まいの繊細さがその説得力を増していた。現代人に結びつけたシ>>続きを読む
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ワイダはやっぱり最後の最後まで怒っていたんだなと見届けたような気分。あの赤いシーンが見事だと思うかあざといと思うかでワイダを好きか嫌いか別れるんだろうという気がした。私は「おお!」とテンションが上がる>>続きを読む
音が迫って来た。時間軸は変にこだわらずにやってもらった方が見やすかったかも。イギリス人の好きな良い話なんだろうな、忠臣蔵みたいなもんかなと思った。
映画は丁寧でよく考えられた画面に満たされる感じ。この映画を観てから、『パターソン』に「エミリ・ディキンソンが好きなんでクールね!」というセリフが出てきたり、たまたま読んだフォークナーの「a rose >>続きを読む
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「詩とは何か」この映画に何重にも答えがある。どれもはっきり語られるわけじゃないが、そこがまた詩だと思った。
久しぶりにジャームッシュの作品を見たが、彼の人種についての感覚が垣間見えるキャスティング、洒>>続きを読む