「ミワさんなりすます」に続けてこれを見たわけだが(最終話を見たのは年末を挟んで今日)、やはり#松本穂香 は芝居が上手くなったな。だめんずとくっついたり離れたりする話なのだが、気持ちの変化をちゃんと表現>>続きを読む
紗江子のように、優秀な子種を得た上に巨額の慰謝料をせしめて離婚し、裕福な実家に出戻るという(母と娘の双方にとっての)最高峰の勝ち組人生は、今さらのようだが、私のような3兄弟の親の想像を絶している。思え>>続きを読む
シーズン1、2と一気見したので感想はまとめて。
原作は新潮社系の漫画で、ドラマはシーズン1が「ヒル・ツー」、シーズン2が「ヒル」と逆になっている。この計算は正しい。「同じ場所で気づかれずに二重に生活>>続きを読む
脚本を初期の湊かなえが書いており、仕掛けだらけだから、面白いのは当然。この頃はまだ全12話が普通だったが、最後まで楽しめた。
まだ無名だった中村倫也や山崎紘菜、すでにベテラン子役だった美山加恋が出てい>>続きを読む
またまたヤンマガの原作だが、連載中で第3部182話まであるらしいので、ドラマは第1部だけかな。荒唐無稽だがそれなりに手に汗握る展開で、つい見続けてしまいそうだが、3月公開の映画が完結編になると予想され>>続きを読む
「俺の話は長い」の金子茂樹作品(中島悟演出も同じ)。昨年の「ジャパニーズスタイル」で試みられた演芸風シットコムは私には今ひとつだったが、今回は戦力外男子に囲まれる#小池栄子 (肌のハリがやたら良い)を>>続きを読む
謎のドラマである。燃え殻という名の小説家が書いた原作があるのだが、ドラマは「ハロウィンの夜に突如失踪した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー」になっており、断片的な記憶についての>>続きを読む
「silent」のスタッフ再集結ってこれか。とすぐわかる癖のある脚本は、本家の坂元裕二をそのうち上回りそうだ。デビュー作を含め3作目とは思えない扱いで、今季最大の期待作ということになる。
クアトロ主>>続きを読む
シーズン1は冨永愛の初回のみ見た後に放置してしまったので、先にシーズン2を視聴。
細かく史実を踏まえているので実に勉強になるコンテンツなのだが、NHKのファンミーティング(まで見てしまった)で演者たち>>続きを読む
こちらも最終回でいよいよ年が押し詰まる。
血まみれで中2病みたいな台詞を吐いて死んでいった#北川景子(茶々様)は、クシャナ皇女を思わせるものだった。あとで見たらナウシカのキャストをあれこれ考える人々>>続きを読む
日曜劇場で高校野球物か、と思って見る前からおなかいっぱいなので見ないつもりだったが、新井順子・奥寺佐渡子・塚原あゆ子の3人が作るのなら見ないわけにいくまい。
ということで見始めて、鈴木亮平が教員免許>>続きを読む
「BE LOVE」で連載していた原作も少し読んだが、眉間の皺が深い眉濃のゆりあ先生は#菅野美穂 にそっくりである。設定は50歳だが、菅野は46歳。とうに閉経しているヒロインになりきって切る啖呵の恰好よ>>続きを読む
松本穂香 を久しぶりに見たような気がしたが、冬ドラマの「リエゾン」で見ていた。発達障害からオタクへ、というわけか。この人の演技は視線と首の角度に癖があって、その魅力に吸引されると目が離せなくなる。>>続きを読む
もう一度見直したいと思っていたら再放送が始まった。原作に各要素をぶち込んだオリジナルストーリーとのことで、神の診察眼、犯因症、無痛治療、無毛の中村蒼(先天性無痛症)、偽の記憶を持つ自閉症少女(今回発見>>続きを読む
MXにソニーミュージック提供の「treatment」というドラマ枠があり、まあいろんなものを放映していて、短いものばかりなのだが、最後まで見たことはなかった。
今回初めて最後まで見たのは、東京・浅草>>続きを読む
昨年の新春ドラマを2年近く遅れて見た。副題長くね?
舞台は湘南、というか江ノ電沿線。富裕家庭の娘、土屋太鳳 が極楽寺駅のホームで永山絢斗の顔を凝視するシーンから話が始まる。あんなふうに見つめられたら>>続きを読む
北香那 を見ようと思っていて忘れていたのを視聴。キャバ嬢役は似合っているようでかなり違う感じなのだが、存在感は十分で、やはり今後の大成が期待される。
本作は東京が舞台なのになぜか関西ローカルのドラマ>>続きを読む
繰り返し映像化されてきた小説だが(映画3本、ドラマ7本と横溝正史作品として最多)、原作通りに作られたことはないほど複雑な構造が含まれており、どうやっても2時間前後では収まらない。小説は休載を挟んで3年>>続きを読む
秋季ドラマもどうやら一段落したし(残しているのは普通に「最愛」「SUPER RICH」、そして「ムショぼけ」である)、日経新聞の編集委員ですら話題にしているので、とうとう見る羽目に。といっても9話で短>>続きを読む
私の見たのはこのテレ東版/風間俊介版ではなく、TBS版/金子賢版なのだが、例によってFilmarksに見当たらないため、確信犯でここに書く。
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9月に見た「囚人のジレンマ」と同じTBS版の「第三>>続きを読む
#波瑠 だからと少し期待したが、前夜の「顔」と同じ「テレビ朝日開局65周年記念 松本清張 二夜連続ドラマスペシャル」なので似たりよったりの出来だった。CMもろとも本編を飛ばし見してしまったのか、編集が>>続きを読む
NHK名古屋の制作だがなぜか舞台は金沢。ええ話や……
昨冬・今春に「silent」「星降る夜に」という聾のドラマが続けてヒットしたのは、酒井法子の「星の金貨」、常盤貴子の「愛していると言ってくれ」が>>続きを読む
つい最近までTERASAでしか配信していなかったので見られなかったのだが、いつのまにかU-NEXTで見られるようになった(今回見たのは地上波の再放送)。
#仲間由紀恵 は本作でブレイクしたが(はっとす>>続きを読む
10/23で3話まできたところだが、案の定、視聴率も評判も良くないようだ(「VIVANT」と比べるのはどうかと思うが)。
二宮和也の逃亡者編、大沢たかおのシェフ編、中谷美紀のキャスター編が同時並行し>>続きを読む
評判が良くないのは意外だったが、CXのドラマらしい演出で私は楽しめた。悪評の矛先は天才新人弁護士#平手友梨奈 の三白眼のコミュ障ぶりに集中しているが、弁護士物は多かれ少なかれ天才コミュ障とそれをとりな>>続きを読む
竹内涼真演じる解離性同一障害(DID)の容疑者と、同病の娘(#畑芽育)をもつ元刑事(沢村一樹)が誘拐事件の謎を解くという荒唐無稽な話で、メチャクチャすぎて先読み不可能な2時間ドラマ。画面が繋がらないと>>続きを読む
三谷幸喜の初ドラマ作として有名で、プロデューサーが三谷のことをよく知らないまま依頼したので現場で喜劇的な要素がどんどん変更されていったという。今の医療ドラマからすると信じがたいことだが、ほぼ病院の内部>>続きを読む
#天海祐希 の初テレビドラマ作品とのことで、最初からヒロインという注目作である。前年まで月組のトップスターだったのだからさすがに演技にはそつがない。しかし退団直後に希望したのは石原プロだったというから>>続きを読む
船山馨は忘れられた作家と言っていいだろう。椎名麟三などとともに第一次戦後派を標榜しながらヒロポン中毒となり、20年後に「石狩平野」で新聞小説にカムバック、おびただしい小説を書いて映像化されている。>>続きを読む
「ゴダールが死んだ」という#桜井ユキ(やはり魅力的!)のモノローグから始まり、10歳の息子が「ママが好きなゴダールが死んだよ!」と叫びながら帰ってくる。その後、この子のプレイする格ゲーにゴダールという>>続きを読む
「名もなき毒」事件から数年後という設定で、テレビドラマ版の杉村三郎シリーズはこれで終わり。原作はまだ続き、なんと本当に探偵事務所を開業するらしい(国仲涼子がしきりに「もう探偵になったらいいんじゃないの>>続きを読む
宮部みゆきの「杉村三郎シリーズ」の2冊をドラマ化したもので、本放送でも見ていたが、深田恭子が眩しすぎてじっくり見ていなかった。3冊目「ペテロの葬列」が同キャストで翌年に単発ドラマ化されていたことを今知>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(永野芽郁、上白石萌歌、川栄李奈、福原遥はともかくとして、秋田汐梨、富田望生、堀田真由、今田美桜、大原優乃、横田真悠、森七菜など錚々たる面子の足がかりになった)>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
#彼女たちの犯罪
まず名乗らない語り手が、オープニング(これは良かった)に登場する3人の女の運命が交錯することを過去形で予言する。
一人はアパレルのプレス#深川麻衣(佐藤玲かと思った)、二人目は二>>続きを読む
TBSは、奇しくも同じ3連休に封切りされたジブリと同じ事前情報封鎖の戦略で放映開始に臨んだ。1話1億円という大盤振る舞いという話で、まさに社運を揺るがす問題作だった。
第1話を見て、ずっとロケでいく>>続きを読む
原作はスポーツ誌に連載されたもの。才能、遺伝というモチーフからチェンジリングのテーマにつなげ、「カッコウの卵」の物語に仕上げる手際は、原作者の巧さを印象づける。
ヒロインは21歳の#土屋太鳳。女体大>>続きを読む