地球外生命体さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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完璧な他人(2018年製作の映画)

3.1

イタリアのアカデミー賞に当たるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で作品賞、脚本賞を受賞し、2016年以降世界各国(17カ国)でリメイクされているイタリアのブラックコメディ【おとなの事情】の韓国リメイク版。>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.2

38歳の若さで急逝したフランスの劇作家、ジャン=リュック・ラガルスの戯曲『まさに世界の終わり』を映画化。第89回アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品。

「もうすぐ死ぬ」と家族に伝えるために、12年
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教授とわたし、そして映画(2010年製作の映画)

3.3

現代韓国映画界屈指の映画作家ホン・サンス監督が2010年に発表した監督第11作。映画学科の教授とその教え子だった映画監督、そして映画学科で学ぶ女子学生の間で繰り広げられる恋愛と映画をめぐる4つのエピソ>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.2

10代の少年少女を対象とした短期保護施設を舞台に、誰にも言えない心の傷を抱えた女性と子どもたちが、大切な誰かとともに生きる喜びや希望を見出していく姿を描いたヒューマンドラマ。

ティーンエイジャーを預
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

3.1

パンクロック好きの孤独な少女が、敬愛するパンクバンドの覆面リーダーを匿ったことから巻き起こる騒動を描いた異色ラブストーリー。

過保護に育てられた臆病な少女パティは、孤独で単調な毎日を送っていた。そん
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

3.4

『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』などで世界の映画界から熱視線を浴びるカナダの俊英グザビエ・ドランの監督第5作。2015年・第87回アカデミー国際長編映画賞のカナダ代表作品。

201
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生き人形マリア(2014年製作の映画)

3.0

激しい情念を宿した生き人形が引き起こす惨劇を描くフィリピン製ホラー。

監督はフィリピンを代表する、16年に49歳の若さで急逝したウェン・V・デラマス。フィリピン映画歴代国内興行収入ランキング・ベスト
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死の谷間(2015年製作の映画)

3.1

核汚染の末に生き残った1人の女性と2人の男性の、欲望が交錯する奇妙な共同生活の行方を描く心理ミステリー。

原作は、1976年にエドガー・アラン・ポー賞を受賞したアメリカの児童文学者ロバート・C・オブ
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いつか家族に(2014年製作の映画)

3.2

『活きる』で知られる中国の作家・余華(ユイ・ホア)によるベストセラー小説『血を売る男』を映画化したヒューマンドラマ。

本作が監督2作目となる俳優のハ・ジョンウが自ら主演も務め、物語の舞台を朝鮮戦争後
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あなたがここにいてほしい(2021年製作の映画)

3.4

中国のソーシャルカルチャーサイト「ドウバン」に投稿された実話をもとに、ある男女の10年間にわたる愛をつづったラブストーリー。

原作/リー・ハイボー(李海波)《與我十年長跑的女友明天要嫁人了 》(十年
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0.0MHz(2018年製作の映画)

2.6

日本でも小規模公開ながら話題を集めた『コンジアム』の原案となったWEBコミックを映画化した韓国ホラー。「Apink」のウンジ、「INFINITE」のソンヨル共演。

霊が現れる時、ラジオの周波数が0.
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ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)

2.7

若い男女のすれ違いの恋にゾンビ映画独特のシチュエーションを絡め、恐怖と切なさが交じった異色のホラーコメディ。

ザックの恋人ベスが、毒蛇にかまれたことから突然命を落としてしまう。喧嘩したままベスと死別
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マイファミリー おばあちゃんとオオカミのいた夏(2019年製作の映画)

2.7

悪いオオカミからおばあちゃんを守る。子供たちの奮闘を描く涙と笑いのファンタジー・コメディ。

パリに住む9歳のユゴーは夏休み、父親アルノーの実家でサラおばあちゃんの80歳の誕生日を祝うため、海辺の田舎
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

2.7

1985年にアメリカ合衆国ジョージア州でツキノワグマが麻薬密売業者が投棄した大量のコカインを摂取し、薬物の過剰摂取により死亡した実際の事件をモチーフにしたパニックアドベンチャー。エリザベス・バンクスに>>続きを読む

3人のアンヌ(2012年製作の映画)

3.3

ヨーロッパでも高い評価を得ている韓国のホン・サンス監督が、フランスの名女優イザベル・ユペールを主演に迎え、韓国の海辺の街へバカンスに訪れた同じ名前を持つ3人のフランス人女性が繰り広げる恋を描く。

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ショック・ドゥ・フューチャー(2019年製作の映画)

3.2

エレクトロミュージック全盛期を目前にした1970年代後半のフランスを舞台に、男性優位の音楽業界で新しい音楽の可能性を探る若き女性ミュージシャンを描いた青春音楽映画。

主演はアレハンドロ・ホドロフスキ
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キックス(2016年製作の映画)

3.2

これが長編映画デビュー作となる新鋭ジャスティン・ティッピング監督が、ロサンゼルスを舞台に、奪われたスニーカーを取り戻そうと奮闘する少年の成長を、スラム生活の実態やスニーカーマニアのカルチャーを交えなが>>続きを読む

タイガー・ガール(2017年製作の映画)

3.3

前作、『愛のステーキ』でロッテルダム国際映画祭、ミュンヘン国際映画祭を含む多数の映画祭で多くの賞を受賞したヤコブ・ラス監督長編作品第3作目。

マギーは猛勉強を経て警察官の採用試験を受けるが、身体能力
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クレイジー・デートナイト(2021年製作の映画)

3.2

ひょんなことからギャングたちの犯罪に巻き込まれてしまった青年の運命を描いたクライムコメディ。

シャイな青年マイクは、近所に暮らす女の子ケルシーとの初デートに漕ぎ着ける。車を持っていない彼はインターネ
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.2

クロエ・グレース・モレッツが主演を務め、第2次世界大戦で極秘任務に挑む女性パイロットの戦いを描いたサスペンスアクション。

1943年。ニュージーランドからサモアへ最高機密を運ぶ密命を受けた連合国空軍
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我が家のおバカで愛しいアニキ(2011年製作の映画)

3.1

ダメ男の長男と3人の妹。中年世代に差しかかった4人が日々の生活に悪戦苦闘する、ヒューマンコメディ。

バイオダイナミック農法の小さな農場を営むお人よしの男性ネッドは、大麻を取り締まるおとり捜査に引っか
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ブレイク・ビーターズ(2014年製作の映画)

2.6

1980年代、社会主義政権下にあった東ドイツでブレイクダンスに自由と希望を見出そうとする若者たちの姿を、実話を元に描く。

ブレイクダンスに出会い、プロのダンサーになるまでを描く本作では、ダンスを踊れ
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スケート・キッチン(2018年製作の映画)

3.5

米ニューヨークのガールズスケーターたちの友情と絆を描いた青春映画。ニューヨークで実際に活動している女子スケボーチーム「スケート・キッチン」のメンバーを起用し、ティーンの悩みと成長を等身大に描写。

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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.7

閉塞感に満ちた小さな町で必死にもがく若者3人の12年間を描き、第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた作品。

かつて栄えていた産業が衰退し、アメリカの繁栄から取り残された「ラス
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ノースハリウッド(2021年製作の映画)

3.2

LAスケートシーンで最も注目を集めている新鋭スケーター集団/ブランド・ILLEGAL CIVにより製作された長編映画第1弾。

世界的音楽プロデューサーであるファレル・ウィリアムスらをプロデューサーと
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サスペクト 哀しき容疑者(2013年製作の映画)

2.8

国家的陰謀に巻き込まれた元北朝鮮の工作員が、当局に追われつつ、自らも事件の真相を追って決死の逃亡・追跡劇を繰り広げる、コン・ユ主演の韓国製サスペンスアクション。

元北朝鮮特殊部隊のエリート工作員、ド
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.1

ジェラルド・バトラー主演で、ゲリラ組織が支配する島に不時着した飛行機の機長が、犯罪者と手を組みながら窮地を乗り越えていく姿を描いたサバイバルアクション。

元MI6という経歴を持つスパイ小説家チャール
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ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年製作の映画)

2.8

ソウルに立つ地上108階の超高層ビルで大火災が発生。消防士たちは生存者を救えるのか。韓国で大ヒットを記録した豪華キャスト共演のパニックサスペンスアクション大作。

ソウルを流れる漢江の中州、汝矣島(ヨ
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.1

実写とストップモーションアニメを組み合わせ、小さな貝のマルセルが繰り広げる冒険を描いた作品。

アマチュア映画作家のディーンは、靴をはいた、体長およそ2.5センチのおしゃべりな貝のマルセルと出会う。デ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

直木賞作家・角田光代の同名恋愛小説を、『パンとバスと2度目のハツコイ』『知らない、ふたり』の今泉力哉監督で映画化。

28歳のOL山田テルコ。マモルに一目ぼれした5カ月前から、テルコの生活はマモル中心
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ジャンヌ・ダーク(1948年製作の映画)

3.1

長年ジャンヌ・ダルクを演じるのが女優としての最大の夢だったというイングリッド・バーグマンが、主役を務め、好評を博したマックスウェル・アンダーソン原作の舞台劇『ロレーヌのジャンヌ』の映画化。

製作費4
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ジャンヌ(2019年製作の映画)

2.9

原作は、フランスにおいて異彩を放つ詩人・作家・思想家シャルル・ペギーの戯曲『ジャンヌ・ダルク』(1897)と詩劇『ジャンヌ・ダルクの愛の秘義』(1910)。

『ジャネット』では神の声を聞く体験と戦い
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ジャネット(2017年製作の映画)

2.9

原作は、フランスにおいて異彩を放つ詩人・作家・思想家シャルル・ペギーの戯曲『ジャンヌ・ダルク』(1897)と詩劇『ジャンヌ・ダルクの愛の秘義』(1910)。

『ジャネット』では神の声を聞く体験と戦い
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.2

インドのチャイ売りの少年が映画監督の夢へ向かって走り出す姿を、同国出身のパン・ナリン監督自身の実話をもとに描いたヒューマンドラマ。第95回アカデミー賞国際長編映画賞インド代表作品。

主人公サマイ役に
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痛いほどきみが好きなのに(2006年製作の映画)

3.2

イーサン・ホークが1996年に出版した自伝的恋愛小説を、自ら監督、脚本、出演で映画化した『チェルシー・ホテル』(2001)に続く監督第2作。

音楽をジェシー・ハリスが担当、ウィリー・ネルソンやノラ・
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リターン・トゥー・マイ・ラヴ(2005年製作の映画)

2.8

スティーブブシェミが監督した2005年のアメリカのコメディ/ドラマ映画。

ニューヨークでの生活に失敗し、生まれ故郷の小さな町へ無一文で戻ってきた青年ジム。息子を溺愛する母親は大喜びするが、希望を失っ
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