Kikiさんの映画レビュー・感想・評価

Kiki

Kiki

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「これは君の話になるー」
はて?

「ドライブ・マイ・カー」はハマらなかったけど、今作の芸の細かさには没入してしまいました。


もらいタバコさえ緊張感が走る。
終始不穏な空気感と説明会の居心地の悪さ
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.2

「一休みは、より長い旅のため」

18年の時を経て…
"心のシャッター"で見る景色

「旅」
よく自分探しの旅と言うが、生きてきた道を確かめる旅もある。アミちゃんとジミーに感化され、数年前の嬉しかった
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

「お元気ですか、私は元気です」

「青春18×2 君へと続く道」を見て、どれほど泣けるのだろうと確かめるための鑑賞。

手紙(手書き&ワープロ)
ノスタルジックに浸る…
そして死と向き合うことは生きる
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人間の境界(2023年製作の映画)

4.5

「虚しい、空しい、人間の境界線」

ポーランドとベラルーシの国境を
4つの章立てで、難民家族・国境警備隊の青年・支援活動家たち・精神科医ユリアの視点で多角的に映し出す。
モノクロや足元に下がる映像がド
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

アニメ実写化

鈴木亮平にあっぱれ!

監督🎬佐藤祐市

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

-

「目を背けてはいけない、フェイクではない戦争犯罪の真実」

AP通信のチェルノフ記者たちは、戦争の惨状を伝えるため命懸けの撮影を決行する。

『私たちは歴史を正しく記録し、真実を明らかにし、マリウポリ
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あまろっく(2024年製作の映画)

4.0

「死ぬまで笑うときたい⤴︎」

人情物語…ベタやけど好きだな

「人生で起こる事は何でも楽しまな⤴︎」

笑わない主人公優子の😏にやり顔、したり顔、困り顔、はにかみ顔…江口のりこさんの返し(ツッコミ)
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.1

「迷子のソウル(魂)」

地上に生まれる前のメンター(魂)の世界と死後の世界とゾーンの世界が同じ場所という…秀逸なファンタジーアニメでした。
大人ウケするメッセージに感じましたが、噛み砕いた説明やデザ
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かづゑ的(2023年製作の映画)

4.5

最上級の夫婦愛ドキュメンタリー

かづゑさんは自分のことを「案外図々しい」と言う。病(らい)を受け止め、逃げずに人生の最終章まで生きて讃える人間力が素晴らしい。

瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所、
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

「伝説」の映像化

雄大な映像美と音楽!
こんなに美しい砂漠は🏜️映画館で見なきゃ!
政治、宗教、植民地、資源の問題が現代社会とリンクするので重々しく感じてしまいます。にしてもオールスターにワクワクで
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

「足踏み」ドカドカ
大量破壊兵器を作った科学者の鼓動を表すかのよう臨場感たっぷりな重低音に没入。

難しいとの前評判で時代背景と人物相関を予習動画で頭に入れてから見た。聴聞会と公聴会の圧倒的な会話
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沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)

4.5

「桜咲く 少年兵の笑顔かな」

カンヒサクラを植樹し続ける人
慰霊樹に見立て兄の名前をつける弟さんが読んだ句が心に残る

「護郷隊」として組織され戦場にいた方々の証言インタビュー映像、当時は10代半ば
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さよなら ほやマン(2023年製作の映画)

4.0

いじらしい兄弟と家族や仲間を知らない女、それを見守る町の人の距離感が最高でした!
ありえないようで…素敵な展開
「あんたの痛みは、あんただけのモノじゃない」
"誰かの居場所になる"って表現も覚悟もカッ
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戦雲 いくさふむ(2024年製作の映画)

4.5

『今からでも遅くはない。共に目撃者になり、今という歴史を背負う当事者になってほしい。』
🎥‥三上智恵監督

戦雲(いくさふむ)

南西諸島の今!
「台湾有事」を想定した「国防」とは何か。
海や星空の美
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彼方に(2023年製作の映画)

3.6

「彷徨う心」

子どもを亡くす…未来を無くす
伴侶を亡くす…今現在を無くす
という話を思い出した。。

突然の事件、悲劇は残酷だ
タクシー運転手を始めいろんな乗客のドラマと出会う。

あの少女はなぜ抱
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パレード(2024年製作の映画)

3.6

「想いを残した者たちが集う場所」

起承は地味に感じましたが、転結の展開がグッとくる作品でした。野田洋次郎の歌は沁みるわ〜♪
それぞれが会いたかった人を探す"パレード"に参加することで、少しずつ心を開
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.7

「冷徹な殺人犯VS少年たち」

とても面白い中国原作小説の日本映画化
ロケ地は沖縄なのに、全員標準語の違和感は否めない…
大手企業と警察と新聞社のズブズブ関係のためか、貧困や家族関係の複雑な家庭環境の
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

5.0

「IN THE NAME OF GOD」
(神の名において)
檻の中から見えた鏡文字に唸る

最初から最後までヒリヒリして
余韻が強く残る好みの映画でした。

女装した異常者に見える"ドッグマン"と呼
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.6

「音ハメ♪アクション!」

見事な伏線回収に笑
ブライス・ダラス・ハワードのぽっちゃり体型でダンスやスケート、アクションも…違和感を感じつつ完璧なコメディでした。

サム・ロックウェルの倒れ方、どう撮
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.9

広い海で独りぼっち

広い海でたった独り

癒されるのは、高い周波数で鳴く孤独なクジラの鳴き声

介護、虐待、DV、差別、孤独を救えるのはSOSの声が聴こえる者たち
心の傷みの共鳴者は、きっといる!
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.0

「太陽と影」

まさに"ソウルメイト"
育った環境、価値観の違いを超える時間の流れが丁寧に描かれる作品。
ミソとハウン二人の演技がとても好かった。

オリジナル中国版未見です。

巡る、カカオ~神のフルーツに魅せられた日本人~(2023年製作の映画)

3.7

「神のフルーツに魅せられた日本人」

ガーナ・コロンビアのカカオ農場で
栽培、収穫、製造する過程と歴史を知る
カカオを発酵し"うまみ"を出す!

仕事の中で疑問に思うことを追究する行動力に頭が下がりま
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宮古島物語ふたたヴィラ 再会ぬ海(2023年製作の映画)

3.8

「宮古島物語 ふたたヴィラ」続編

心から願う再会を果たせる奇跡のヴィラ
故人にふたたび会える喜び…
前作同様、序盤のベタなボケや舞台劇のような空気感の人情劇…ユーモアも交えながらより温かい視点で描か
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3

「等しくめぐる夜と朝、闇と光」

母親から届く荷物…ありがたい🙏
登場人物皆さんから優しい愛を感じます。

PMSとパニック障害、我が事として考えると…勝ちに行かなくていい、でも負けない。しんどさを分
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「け な げ」

人が心を通わす…少しずつ…
何も言わなくていい、沈黙は悪くない

1981年夏、アイルランドの田舎町が舞台
"恥ずべきことのない家"に預けられた少女

「人間が粉ミルクを飲んで、牛が
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.6

「勝ちに行く」

幸せの味 かき氷
幸せな匂い 百合の花

「他人を救えても自分が死んだら意味ないよ」
若者へ一直線に響きますね。
"生き恥"なんて使ってはいけない言葉だと滾りました。
登場人物皆さん
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

チャップリン🐕

ラジオから流れるウクライナ侵攻ニュース
とても現代と思えない景色と静かな暮らし

タバコ、酒、労働者、カラオケバー、妙なバンド、ノスタルジック、大人の男と女の駆け引きを歌詞にのせて。
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サイレントラブ(2024年製作の映画)

3.3

「ガムランボール」チリン♪

夢のサポートからいつ愛に変わった?
住む世界が違う二人+一人の三角関係

山Pの「見えなくても聞こえなくても愛してる」みたいな恋愛映画を想像していたら違った。
キャストは
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

「時代を超越した世界」へ

鬼才ヨルゴス・ランティモス監督
真新しい脳を移植された実験体ベラの冒険譚。
ロンドン・リスボン・パリへと…
ベラの目線を通して肉体的に経験することや人との出会いで、脳の成長
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

「埋蔵金はどこに…」一攫千金ミステリー

原作コミックは未読ですが"血湧き肉躍るエンターテイメント大作"面白かったです。製作チームの実写化に対する愛情が伝わってくるんですよね。

ヒグマや狼のクオリテ
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.0

「過酷」

1972年に起こった飛行機事故
遭難事故からのちに執筆された著書を基に作成された悲劇の映画。
精神的に支え合うチームワークが生存する鍵で、胸に響きます。
生存者の一人が俯瞰で語り…まさかの
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

3.7

「人生は映画のように、想定外」

サン・セバスチャン国際映画祭を舞台に初老男の胸騒ぎが描かれるロマンスコメディ。「トイ・ストーリー」でレックスの声を務めるモート・リフキンの台詞に笑い、キュートな立ち振
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

「紅」がループする♪

綾野剛さん、実は歌うまいと思いましたw

"映画を見る部"や超真面目な後輩が、いい感じ出してた。聡実くん役/齋藤潤くんという逸材をよく見つけましたね。

脚本📖野木亜希子さん流
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.7

「超越」

好きなことを仕事に出来る喜び
嫌いなことを3年我慢する辛さ

笑いに取り憑かれたツチヤの苦い顔
岡山天音さんの存在感がぶち上がる予感

にしてもピンクに圧倒された!

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

"幸せのかたち"

正職がありミニマムな生活
ドキュメンタリーのように追う生き様

「繋がっているようで繋がっていない」

完璧なプレイリスト😍どつぼ

監督🎬ヴィム・ヴェンダース


ちらりキャスト
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.9

「えっ! ネコ娘…」

きな臭い横溝正史ミステリー感がありました。評判がよろしい意味がわかります。
昭和31年‥鬼太郎誕生物語
戦争と人間の愚かさと妖怪を描く水木しげる作品(やはり実写よりアニメがいい
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