随分前に観てたんだけどレビューする作品が溜まってめんどくさくなってきて、そうこうしてるうちにレンタルが始まっちゃった。というわけで書きかけだったレビューをやっとこさ仕上げた。
ショートショートと>>続きを読む
やっと会えたよミーガン!
予告編やYouTubeのショート動画をちょこちょこ見てて、これ観たーい!絶対初日に行くー!とずっと待ち焦がれてた。何でかって? そりゃミーガンがクソかわいいからよ。不気味>>続きを読む
なんなの!このニコラス・ケイジを頂点とした低脳で爽快なアホ映画群は。ジャンルなの? ニコラス・ケイジ映画ってジャンルなの?
被害者の殺られ方があまり残酷じゃないとか、ロボットの殺し方に工夫が足りな>>続きを読む
常々、長回し、ワンカットにこだわる映画に良作なしと言い続けてるが、またそれが証明されたようだ。カットを割った方がずっとおぞましさが際立ったのに。アングルを変えた方がより恐怖が増したのに。ここ、被害者>>続きを読む
120分を超えると膀胱が耐えられなくなるので、前日から水分を控えての鑑賞。尿意に邪魔されることなく完走。短いエンドクレジットが終わって、場内が明るくなったとき、まず思ったのが、「ケイト・ブランシェッ>>続きを読む
今年のGWは「セブン」と「羊たちの沈黙」の地獄の2本立てでスタート。全席自由席なので、整理券をゲットしに開場前の目黒シネマに並んだ。ディスクでは繰り返し見倒したお気に入り作品だけど、映画館での鑑賞は>>続きを読む
公開翌日に観てすぐにレビューを書き始めたんだけど、自分でも驚くほど悪口しか出てこなくて、しばらく寝かせておいたテキスト。その後、MBSで放送された「幕前〜第一幕 クモオーグ編」を連日浴びるように見倒>>続きを読む
なんと!ついに映画で老いを感じてしまった。いつか来るとは思っていたけど、エブエブだったかぁ〜。
とにかくスピード感がすごくて、なんとか最後までついていけたけど、もう振り落とされないよう必死だった。>>続きを読む
粗いな。疑われることで愛を感じる女と、容疑者だとわかっていても惚れてしまう男。好きな話なんだけど、ソレの容姿や行動に、「これは惚れてしまうわ!」と思える魔性が感じられなくて。メイクや衣装でもっときれ>>続きを読む
エガースの解釈の余白が大きい不定形ミニマムな作風が好きなんだけど、ノースマンのポスターから伝わるイメージがウィッチやライトハウスとは違い過ぎて、あまり期待値を上げすぎないように用心しながら鑑賞した。>>続きを読む
ようやく公開。海外ではとっくにディスクが販売されてるというのに遅すぎる。オールタイムベストのサスペリアのルカ・グァダニーノの新作ならばと、何度も海外盤Blu-ray(日本語字幕も収録されてる)を買お>>続きを読む
予告編を観たときから、「あ、これ絶対おもしろいヤツやん!」と楽しみにしてたマーティン・マクドナーの新作。きっと「スリー・ビルボード 」みたく偏見や思い込みをぐちゃぐちゃにしてくれるに違いないと期待し>>続きを読む
現在、大映4K映画祭なんて素晴らしいお祭が催されてる。時代劇の大映といわれた黄金期の名作がきれいになって一挙上映。市川雷蔵の大菩薩峠が観たかったのだが日が合わず、特撮時代劇の大魔神を観てきた。
デ>>続きを読む
ずっと前に観たんだけど、レビューするのに作品と向き合うのがしんどくて、少し寝かせておいた作品。
韓国映画がおもしろい!と日本に紹介され始めた頃、レンタルで観て衝撃を受けたパク・チャヌク復讐三部作の>>続きを読む
絶海の孤島に集うセレブたち。登場人物は犯人と容疑者、そして探偵のみ。スターの共演に画面を彩るブランド品の数々。前作同様、あのアガサ・クリスティスタイルを踏襲してブノワ・ブランが帰ってきた!
いや、>>続きを読む
これはズルい。そりゃ泣くってば。
そもそもオリジナルはさほど好きな作品ではないんだけど(ディスクも買ったことないし)、名画座で何度も(じゃない方の映画として)観たし、テレビでやってたらついつい観ち>>続きを読む
予告編を観て楽しみにしてた作品。「もう終わりにしよう。」のジェシー・バックリーの緊張した面持ち、リンゴが一斉に落ちる印象的なカット、トンネルの向こうに見える人影…どれもこれも好みだ。これが期待せずに>>続きを読む
元々は韻律に基づいた英文学。言葉選びやリズムにこだわった古典なので、英語で味わうのが本筋なんだろうけど、そんな英文スキルは毛頭なく、翻訳された「サー・ガーウェインと緑の騎士」を大昔(たぶんファンタジ>>続きを読む
コゴナダのアフター・ヤンがあまりによかったので、デビュー作も観てみた。
本作もまた切り出された何気ない日常が、モザイクのように配置されていく小津安二郎スタイル。でもそこに建築物が加わるのがコゴナダ>>続きを読む
カリスマシェフと客による極上のグルメミステリー。いや違うな、狂気のフルコースディナーサスペンスか。ちょっとした違和感が次第に恐怖に成長していく過程はミッドサマーに酷似している。
どうやっても料理と>>続きを読む
観なきゃよかった。わかってたのに。そもそも「花様年華」の続き(ウォン・カーウァイは続編とはしていないらしいけど、そんな言い訳は通用しない!)などあるわけないのだ。あれほど美しく閉じられた封じられた恋>>続きを読む
随分前に観たんだけど、感じたことをうまくレビューできなくて、ずっと悩んでた。おもしろさを伝えたいんだけど、ストーリーを紐解いてもそこにおもしろさはなくて、書いては直し、書いては直しを繰り返してた。>>続きを読む
会社の同僚に観てと言われて視聴。タイトルからすでにネタバレしてるから、開始早々、はいはい、「この女性がゴーストなのね」とわかるからこれがオチではないのだ。
もうどう考えても神経質そうな白人がやるべ>>続きを読む
クローネンバーグがやらないなら俺(私)がやる!そんな心意気すら感じるジュリア・デュクルノーの長編第二弾。「RAW 少女のめざめ」を観たときから彼女の変態ぶりに注目していたが、こちらの予想を上まわって>>続きを読む
マーベルシネマティックユニバースを観るのはエンドゲームでもうおしまいにしようと思ってた。この先ダークナイトのように深淵を覗き込むような世界観は望めないし、うす〜いキャラクターのヒーロー盛りみたいな作>>続きを読む
久しぶりに見るナヴィの青い勇姿。ディスクは持ってるけど、あのパンドラの見晴らしのよい奥行き感と広がりはやっぱりスクリーンで見なきゃね。というわけでIMAXへ。
さすがにいま観ると話が古くさい。でも>>続きを読む
「湿地」に続いて2本目のアイスランド映画。どんよりとした鉛色の空、寒々しい空気、低い彩度、光合成するには足りない日光。独特のムードがハリウッド産の映画を見慣れた目には新鮮。
なんだけど、開始早々、>>続きを読む
ひどい脚本。神に裏切られたゴアの神々への復讐を描くのにこのストーリーはないわ。悪ふざけが過ぎる。せっかくのクリスチャン・ベイルの熱演を踏みにじった罪は重いぞ。おもしろいアイディアがあるなら許せるがそ>>続きを読む
どうしよう。何も思い出せない。あんなに楽しかったのに。若い頃のタランティーノを思い出してさえいたのに。
おいしいものを食べて、そのときの味や食感が永遠に記憶に残ることってあるでしょ? 初めてハー>>続きを読む
なんて思慮深くきめ細やかな映画なんだろう。
描かれていることがとても尊いのに、言葉でうまく説明できない。観てとしか言えない。伝わってくるのはコミュニケーションの何かだと思うんだけど、ここに美しさと>>続きを読む
昔、美人姉妹のお姉ちゃんの方から「なべさん、イベント・ホライズン観た?」と電話がかかってきた。あまり興味はなかったのだが、「ちょっと変わった怖いSFだからぜひ観て」と強く推された。邦画を観ないぼくに>>続きを読む
昔ロードショーで観たときには、ラストシーンで号泣してしまい、呼吸困難で死ぬかと思った。いかついDVDボックスもBlu-rayも買ったけど、これは劇場で観るべき映画と開封もしてない。そんな名作が日本初>>続きを読む
裕福なインテリ黒人ニューヨーカーのひねくれたストーリーテリングがおもしろくて、今回はどこに連れて行ってくれるのだろうと楽しみにしてたジョーダン・ピールの新作。
ははーん、仰ぎ見る恐怖か、なるほど、>>続きを読む
ウォン・カーウァイの作品群が4Kリマスター上映されるってことで、一番好きな花様年華をチョイス。連日満員でいい席が取れるまで時間がかかってしまった。昔観たときより明るく、鮮やかになってた気がする。デュ>>続きを読む
〈本文は4Kレストア版とほぼ同じ〉
ああ、やっぱりいい。赤いテーマカラーにもマギー・チャンのチャイナドレスの着こなし。独特なハイカラーが映える。たぶん20着以上あったよね、数えてないけど。もうっと>>続きを読む
製作費はわずか120万円だったらしい。なるほどシークエンスは限定的だし登場する役者も少ない。それなのにこんなに濃密で緊張感ある42分間が撮れちゃうんだ⁉︎
確かに、そこでそんなモノ出さない方がい>>続きを読む