NGさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

2.5


これはギャンブルなのか…?

いくらオーバーアクトでお馴染みの賭ケグルイといえど藤井流星の演技はなしじゃないですか?キャラクターとしての魅力もなければ、ボソボソ喋りとヒャッハー演技もものにできていな
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あの頃。(2021年製作の映画)

2.5


おたく要素やハロプロはほぼおまけ。ハロプロをきっかけに出会ったおなじ趣味を持つ男たちの友情の話だった。
なんならハロプロより風俗の話題の方が多い気がする。
ホモソノリの強い男おたたちの話だからそもそ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0


つっこみどころはありつつそれなりにたのしめていたけど、後半の虐待動画のくだりで一気に冷めてしまった。

しのぶくんはいつも正しいけど、安全圏から正論を言うだけですずのことを守りはしない。
じぶんがす
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.5


キャストの再現度の高さや実力、人気、ほとんど出番もないのに間宮くんと尋也くんをわざわざ出演させたことから考えても最初から続編ありきの企画だろうにちゃんとひとつの映画としてまとめられていたのがよかった
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AWAKE(2019年製作の映画)

4.0


将棋に関する知識はもちろん、AIやプログラミングに関する知識もないし、それらについて作中でなにか詳しく説明されるわけでもないから、詳しいことはなにもわからないままなのにそれでもすごいおもしろかった。
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貞子(2019年製作の映画)

2.0


清水尋也くんが実際に撮影した映像だけは100点満点。あそこがこわさのピーク。あのシーンだけはちょっとドキドキハラハラする。

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


「ひとはしあわせを求める権利を持っているのとおなじように不幸を受け入れる権利だって持っているんだよ」

「ひととひとが出会って考えが変わることって当たり前じゃない?」

「君はちょっと極端なんだ。正
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

2.5


評判がよかったから期待しすぎたのかもしれない。
キャスト(特に南沙良ちゃん)の演技はよかったけど、あんまり刺さらなかった。

なんていうか泣きながら大声で心の内を叫ぶことが〝エモ〟だと思っている監督
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街の上で(2019年製作の映画)

2.5


登場人物全員、じぶんの話したいことや聞きたいことのために会話っぽいなにかを繋いでいるだけでろくに相手をみていない。要するにコミュニケーションがとれていない。だから、ほんとうにちょっとしたことですれ違
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.0


評判ほどよくなかった。期待はずれでがっかり。

普通を問う作品にしては中身がないし、会話劇のはずなのに会話のテンポも悪い。
自分軸があってマイペースでやさしい先生はとても魅力的だけど、香住のあの斜に
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます



「ブルーはいい子だけど、ロレンツォはすきじゃない」

アントニオがみていた兄の幻覚こそ彼の本心なのだろう。
ホモソーシャルな体育会系の部活に所属し、親や周囲からの視線を常に気にして生きてきたアント
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.0


ポケモンが生活に溶け込んでいる世界、羨ましすぎる。

ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

3.0


高校生がクラブで酒を飲んだり、オザケンのレコードを貸し借りしたり、建設中のマンションに不法侵入したり、どう考えてもいまの時代の話じゃないのにスマホもInstagramも存在しているちぐはぐさに頭が混
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町田くんの世界(2019年製作の映画)

3.0


劇場でみたときは開始10分で寝てしまったけど、人生に疲れたいまみると心に染みる。
豪華キャストの中でも前田敦子のコメディエンヌっぷりと池松壮亮のど変態っぷりが最高だった。
常にローテンションでクール
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

2.5


公開から5年しか経っていないはずなのにすごく古くさく感じる。いまはもうおばちゃんが若い男の子の股間を鷲掴みにしている姿をみて笑えるような時代ではない。

多部未華子ちゃんのレトロポップなファッション
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0


華子とも美紀とも違う人生を歩んできたわたしにも心当たりのある苦しさが画面いっぱいに溢れていて息がつまりそうだった。

華子も美紀も幸一郎もずっと淋しさと緊張を混ぜたようなヒリヒリした空気を纏っていて
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.0


きらいじゃないけど、これと言って言うこともない。幼児的万能感を捨てきれない者たち(=ベイビーズ)がディストラクトされていくだけの映画。暴力の嵐。

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.0


匠海くんの影のある表情と薄暗い目、射抜くような鋭い視線と殺気だったオーラが印象的な後編だった。
彼が田淵にやったことを考えると自業自得でしかないけど、病室で暴れまくったあと「──天罰。 天罰くらった
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.5


近場で公開されていなかったのでAbemaで。

どうしようもなくかっこわるい〝負け犬〟ボクサー森山未來より、なにを考えているかわからない北村匠海より、がけっぷち芸人ボクサーの勝地涼に感動してしまった
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影踏み(2019年製作の映画)

2.5


複雑に絡み合った人間関係、久能も双子という驚きの展開。小説なら違和感なく飲み込めるのかもしれないけど、映像だとさすがにむりがある。違和感しかない。

映像の質感や劇伴がやけに古くさいのも気になる。
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.5


字幕版しか公開されていないからもっとダークファンタジーよりの作品なのかと思っていたけど、ふつうに子供向けの作品だった。魔女のキャラクター造形がかなり差別的。

さくら(2020年製作の映画)

3.0


「大人になるというのは、一人で眠ることじゃなくて、眠れない夜を過ごすことなんだ」

匠海くんのやさしいナレーションが心にしみる。

誰もが憧れるスーパーヒーローのような兄と自由奔放でわがままな妹の間
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.5


ハーレイの暴れっぷりは素晴らしかったけど、想像以上に良い子ちゃんな映画でがっかりしてしまった。
ガールズエンパワーメント映画お決まりの嘔吐シーンだけでなく、メインキャラに黒人、アジア人、LGBTQを
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ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.0


離島にやってきた若者(新入生)を強引に勧誘し、記憶を失うほど酒を飲ませ、謎の集会(ダンス)で正常な判断力を奪う。超監視社会のお話。
強めのギャグ描写で誤魔化されているだけでやっていることはカルト集団
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とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.5


二宮健と北村匠海より英勉と佐野勇斗の方がしっくりきそうだなぁ、と思っていたけど、二宮監督と匠海くんだからこそシンプルで爽やかな挫折と成長の物語になっていて、想像していたよりずっとおもしろかった。
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

2.0


鮮やかな色使いと真っ赤なバイクはかっこよかったけど、それだけだった。

後世に強く影響を与えた作品というのはある種テンプレ化してしまうから、原典に辿り着いても期待するような衝撃は得られないことの方が
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.5


ベトナム戦争に関する反戦デモはもちろん、当時のアメリカについての知識もなく、裁判についてもそれほど詳しいわけではないので、開始早々激しい台詞の応酬と情報量の多さに振り落とされそうだったけど、裁判がは
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5


本作からホグワーツが登場し、ダンブルドアやニコラス・フラメルがニュートを手助けするなど、前作以上にハリーポッターとの繋がりを感じる。
でもまさかナギニ(!)がこんなに美しく、かなしい運命を背負った女
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5


ハリーポッターシリーズ第1作目の『賢者の石』のような派手さや心踊るドキドキやワクワクはなかったけど、メインキャラの4人全員が相手を思いやれるしっかりとした大人で好感が持てるし、魔法動物もみんなかわい
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