ゴダールを拗らせた駆け出しの監督が溢れるリビドーを放出させたって感じが全編に渡って匂い立っていてヤバいwたぶん真面目に語ったら負け😂
原題『PETITE MAMA』。登場人物が10人にも満たない73分の小品。森のざわめきを捉えた繊細な音響効果が絶品。その空気感を崩さないように流れる挿入歌の導入法も細心の心遣いがされていて感心しきり。>>続きを読む
飼い犬にはリールを着けて!
DQNが屯している酒場には行かないで!
隣人ガチャに外れたら潔く引っ越して!!
鑑賞中に何度こう願ったか!🤦笑
スペインの片田舎に引っ越して来た元教師のインテリフランス>>続きを読む
荒廃したディストピアな漁村を舞台にしたファンタジー。深田晃司の『海を駆ける』と監督が師事したという同郷の巨匠ラブ・ディアスの作品を足して2で割ったような感じ。そう言えば恩返しに来る巨大魚の化身もどこか>>続きを読む
TikTokやインスタのストーリーなど昨今の秒のコンテンツとは対極に位置するナレーションもインタビューもない4時間にもわたる美食ドキュメンタリー。けど、これが名匠ワイズマンの手にかかると全然長く感じず>>続きを読む
山水絵巻シリーズ第二弾。前作からかなりアプローチを変えてきたグー・シャオガン監督。山水画のように美しい中国の茶畑のスケッチの間に金欲にまみれた人間の醜いドラマを挟む構造はわからなくはないが少々唐突すぎ>>続きを読む
山田太一原作の小説をロンドンを舞台に大胆に脚色したアンドリュー・ヘイ監督作。
都会暮らしでの底知れない孤独、パートナーがいない孤独、そしてセクシャルマイノリティーとしての孤独。「気が狂いそうになる」>>続きを読む
2022年にNHKの509スタジオで数日間に渡り収録された音楽家・坂本龍一のラストコンサートに追ったドキュメンタリー。
ゲストで登壇をされた教授と親交があった役所広司さんが仰っていてたが長い闘病生活>>続きを読む
香港版のパオロ・ソレンティーノって感が強いセレブリティーをこき下ろす作風なんだけど、こちらの方が隣国なだけあって感性が近くめちゃくちゃ笑えた😂やっぱ笑いの感性って大事だわ。
主演のアンディ・ラウはい>>続きを読む
90年代にとある中国の工場で起こった銃撃事件を扱った作品。
正直苦手な映画だった…。オカダカズチカ似の青年の演技が過剰で全体的に空回りしていた印象。演出もドラマチックに煽りすぎていて感情がついていけ>>続きを読む
初めてのホン・サンス。韓国映画には珍しく時代性も社会性も一切ない他愛のない会話劇。ヌーヴェルヴァーグよろしくスタジオも使わなければ照明も焚かない自然志向の撮り方。韓国のロメールと呼ばれている割には小道>>続きを読む
オーソン・ウェルズ×ウィリアム・シェイクスピア。
市民ケーンよろしく結末の棺を運ぶシーンから始まる導入部がいかにも彼らしい。その強烈な深い陰影と立体的な画面構成はひと目でウェルズの映画とわかるから素>>続きを読む
ジャッキー映画3本目。
名スタントと名高い2階建てバスのシーンは手に汗握るやつ!
他にもスラム街を破壊しながら進むカーチェイスシーンなどアタオカな場面は枚挙にいとまがないんだけど、その最たるものはラ>>続きを読む
ジャッキー映画2本目。
ラストの語り草になっているユキーデとのタイマイ勝負は圧巻!
ジャッキーのカンフーの殺陣は受けて受けて受けて、耐えて耐えて耐えて、耐えきってから最後に逆転をするからスカッとする>>続きを読む
初めてジャッキー・チェンの映画を通しで見たけどめっちゃオモロイ!時代を感じさせる演出も多々あるんだけど、その小気味のいい映画全体のリズム感だけは現代の作品にも全然引けをとっていない!
以前アメトーー>>続きを読む
数々の名盤の収録が行われた音響スタジオに迫ったドキュメンタリー。レジェンド達のインタビューはどれも貴重なものばかりだったが、一番響いたのは葉加瀬太郎さんのものかも。
自分にとっての聖地はアビー・ロー>>続きを読む
上海郊外の安アパートで一人暮らしをする口の悪いおばあちゃんを追ったドキュメンタリー。市場でカニを値切ったり婚活相手のおじいちゃんにたかったり、まあ大阪のおばさんに負けないくらいのたくましさ😂
ラスト>>続きを読む
東京国際映画祭にて。以前から日本とは深い関わりあいを持つヴィム・ヴェンダース監督がメガホンを取った現代の日本を舞台にした作品。
舞台挨拶でヴェンダースが「私には日本の魂がある」と仰っていたがまさにそ>>続きを読む
相変わらずヤバすぎる物量と熱量!
それにしても王の母親が世界一おっかねえ肝っ玉母さん((⛄))笑
余計な予備知識なしに強引に友達とかに見せた方がいいやつやね。どんなに嫌がってた人でも鑑賞後は
\ バーフバリ!バーフバリ! /
ってシュプレヒコールをあげること請け合い(笑)
今作も鬼楽しい。もうストーリーなんかどうでもいい!断崖絶壁のロッククライミングにバイクチェイスにヘリコプターチェイス。そのどれもがトム印の激ヤバのお仕事ぶりでもう最高!これは大きなスクリーンで見なきゃ>>続きを読む
アメリカの赤黒く血塗られた侵略の歴史をスコセッシ×デニーロ×ディカプリオが200分を超えて描ききる野心作。
先住民のオセージ族の持つ石油利権に群がる白いパラサイト集団。アリ・アスターの『ミッドサマー>>続きを読む
60年代にインドネシアで行われた大量虐殺。虐殺を遂行して英雄的な扱いを受ける実行犯にその虐殺行為を再現ドラマとして演じさせるというとんでもない二重構造。それがフィクションではなくドキュメンタリーだとい>>続きを読む
リンクレイターとケイト姐さんの待望のタッグ作品。コロナ禍の波を乗り越えてようやく日本でも公開😢
ストーリーは家庭に収まってしまった元天才建築家のヒロインが創作意欲を取り戻すまでを追ったもの。有り余る>>続きを読む
ゴジラやスター・ウォーズなどでクライアントの言うことを100%聞かなければいけなかったAIロボット監督のギャレス・エドワーズがその溜まった鬱憤を吐き散らかすかのように制作したSF超大作。だからからか、>>続きを読む
4K版も近々に公開されるとのことで我慢できずに鑑賞。今見ると正直しつこい演出も多々見受けられるんだけど、やっぱり香港が生んだ歴史的なフィルム・ノワール作品だわ。トニー・レオンもアンディ・ラウもどっちも>>続きを読む
原作があるなんて微塵も思わしてくれないくらい、通常運行のウェス特急。その語り口はやはり唯一無二。にしても、ガンジーを演じたあのベン・キングスレーが白玉のような被り物をさせられて自転車漕いでいるのがもう>>続きを読む
大胆な淡いミントカラー。無感情な芝居と完璧な構図。1950年代への懐古と懐疑。そしてオーソン・ウェルズとステイホーム👾🏠。やっぱ全編ウェス・アンダーソン節が炸裂してましたわ。
地平線が見渡せるほどの>>続きを読む
オープニングが楽しすぎる。「Open The Door!!」って叫んでんのに飛行機の格納庫の方を開けちゃうコントのような一幕。いや、やっぱりベタは偉大よ。笑いながらも画面に釘付けになってしまった(笑)>>続きを読む
初めてのライナー・ヴェルナー・ファスビンダー。白飛びするようなどぎついハイライトの中に人間の闇を描く試みが素晴らしい。それに対してまだ正気を保てている登場人物には普通のライティングを施す対位法。
物>>続きを読む
『立ち去った女』でヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を獲ったフィリピンの怪物作家ラヴ・ディアスの作品。彼の作品は映画祭でしか見れなかったりするから配信されているのは本当に貴重!
物語は『罪と罰』を下敷き>>続きを読む
巨匠タル・ベーラがその独特なスタイルを確立した記念碑的な作品。それがなんと今現在配信されていることを知り早速鑑賞。
鉱山から運ばれてくる石炭を載せた滑車のきしむ音、一面が酒に濡れて怪しく光る酒場の床>>続きを読む
コロンビアのジャングルに住む故郷をなくした先住民の男と学術調査に来た西洋人の男との衝突を描いた物語。
全く異なる哲学を持った2人。現地で見聞きしたことをいちいち紙に書き残し知識を無尽蔵に蓄えることに>>続きを読む
アメトーークのトム・クルーズ大好き芸人を見てたまらず鑑賞。もう普通に楽しい🤤
ドバイの世界一高い高層ビルでのシーンがCGじゃないとかホントヤバすぎるよね🤦ホトちゃんじゃないけどずっと😵って顔をしなが>>続きを読む
パンデミックがピークの頃の香港が舞台。富める者は地方へ移民をして、貧しい者は都会へ留まらなければいけない。留まったところでマスクはブルジョワジーの手元にしかなく、下っ端の人間は加熱処理をして同じものを>>続きを読む
風立ちぬからナウシカまで。キャリアの全ての要素が盛り込まれた宮崎駿監督の集大成的な作品!今までの作品は和なら和、洋なら洋と世界観が統一していたんだけど、もう俺には残された時間もないしどうせならどっちも>>続きを読む