さしみさんの映画レビュー・感想・評価

さしみ

さしみ

ピンポン(2002年製作の映画)

4.5

空飛ぶんだ。
月にタッチするなんてワケないよ。
アイ・キャン・フライ!

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.7

変態的でありながら哲学的。
次々と襲いくる快楽的な焦燥感。
こんなの脳みそ壊れちゃうよ、、

劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い(2017年製作の映画)

3.7

プリズマ☆イリヤの前夜譚。
言うなれば、「プリズマ☆イリヤZero」

作画は並ですが、ストーリーが素晴らしい。

プリヤはFateシリーズの中で食わず嫌いされてるイメージがあります。そしてその理由も
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劇場版 空の境界/終章 空の境界(2010年製作の映画)

4.6

黒桐幹也と『両儀式』

「今の世界を作り直すんじゃない。新しい世界で古い世界を握り潰すの」

劇場版 空の境界/第六章 忘却録音(2008年製作の映画)

4.6

妖精とゴドーワード。

「つまるところ、自分さえ生まれなければ、世界はこんなにも平和だった」

劇場版 空の境界/第五章 矛盾螺旋(2008年製作の映画)

4.6

根源を体現する者と根源を求める者。

「ロケットペンシルなんだ、要するに」

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.5

カミラ・カベロの歌唱力が光っていました。
多様性をテーマにしていますが、内容はそこまで説教臭く無く、キャラクターも素敵でした。

ミュージカルはあまり得意では無いですが、楽しめました。

劇場版 空の境界/第四章 伽藍の洞(2008年製作の映画)

4.6

織を失った式と直死の魔眼。

「私は、弱い私を殺す。おまえなんかに両儀式は渡さない」

N号棟(2021年製作の映画)

3.6

なかなか良かったです。
低評価が乱立してますが、そこまで酷くないと思います。低評価の理由は凄く分かりますが、、、

まず良い点から、
閉鎖的な団地内で出来上がっているコミュニティに翻弄され、死生観を問
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劇場版 空の境界/第三章 痛覚残留(2007年製作の映画)

4.6

シリーズで1番好きな章。
痛みと痛覚と歪曲。

「生きているのなら、神様だって殺してみせる」

ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.8

日本の名建築をロケ地として撮影された事も相まって映像がとても美しい。

この作品のDVDを会社の上司に貸してから3年近く経ちますが、一向に帰って来ません😌

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.3

桜ルート三部作の最終章、最高でした。
前二作品は劇場で鑑賞しました。
本作は劇場で見逃した事を激しく後悔する程の出来でした。

本作も前作同様、戦闘描写が素晴らしい。
セイバーオルタ戦や宝石剣ゼルレッ
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劇場版 空の境界/第一章 俯瞰風景(2007年製作の映画)

4.6

大好きな作品。シリーズを通して傑作。
事故をきっかけに死線を視る力「直死の魔眼」を得た少女の物語。

あの難解な原作をこれだけのクオリティに仕上げた事が素晴らしい。そして今や超有名なアニメ制作スタジオ
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回転(1961年製作の映画)

4.0

ある屋敷に住む兄妹の家庭教師としてやって来た女性が、恐怖に見舞われるゴシックホラー。
そしてJホラーに多大な影響を与えた偉大なる作品。

言ってしまえば、人が遠くに立っているだけ。
窓越しに笑っている
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フロンティア(2007年製作の映画)

4.3

フレンチホラー四天王の一角。

恐らく四天王最弱。
されど絶望的な展開は勿論、スプラッター描写も中々見応えがありました。
政治的な事柄を描いていた点も、他作品と上手く差別化が図れていました。

特にテ
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変な家(2024年製作の映画)

2.5

想像していたより楽しめました。
ミステリーがホラーにすり替えられていたのは驚きました。ストーリーは破綻していたものの、ホラー演出はふんだんにあり、不快な映像を作ろうという気概は好きでした。

しかし、
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

5.0

ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの5つの都市で、同時間に起こるタクシー運転手と乗客の会話劇を描いたオムニバス作品。

かつてアルフレッド・ヒッチコックは言いました。

「ドラマとは
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

素晴らしい映画体験が出来ました。

ひとりの女性の成長物語であり、哀れなるものたちを観察する皮肉コメディ映画。

不思議な世界観が圧倒的な映像美や衣装、独特なカメラワークよって芸術作品に近いものに昇華
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

2.0

ミステリーサスペンス以前に、映画としてのクオリティが低いと感じました。

開始15分でミステリーサスペンス要素を放出。
驚くほど強引な伏線と展開。
気持ちの悪いアクション。
グチャグチャで無駄なカット
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

4.7

オープニング最高かよ。ライジング !

ゴア描写に関しては、前作と比較すると多少劣っていましたが、全体的にダリオ・アルジェント感を漂わせ、『死霊のはらわた』シリーズは勿論、パッと思いつくものだけでも『
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

5.0

これは渋い。非常に渋い。

90年代ニューヨークを舞台に、「武士道と云ふは死ぬことと見つけたり」の一節で有名な江戸時代中期に成立した書物『葉隠』を愛読し、武士道に傾倒する殺し屋ゴースト・ドッグの孤独な
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ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

4.2

ストーリー性が高く、造形が前作に増して素晴らしい。

前作の内容をおさらいしてくれる親切な作りのため、開始直後に男が肉塊と化します。

セノバイトたちの人間時代を見せたのは、蛇足に感じました。

怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンション(2005年製作の映画)

3.4

恐怖とユーモアがあり、長編としての完成度はそこそこ高いと感じましたが、形式としては短編オムニバスのほうが好みでした。

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.8

何回観ても飽きない映画の一つ。

タランティーノ監督の1作目を劇場で鑑賞できた事が感動ものです。字幕翻訳が変わっている箇所が多い印象でした。

最高の映画体験ができました。

スラッグス(1987年製作の映画)

3.6

環境汚染により凶暴化したナメクジが、次々と人間を襲うモンスターパニック作品。

本物のナメクジを使用しているシーンもあり、個々のショッキングシーンは素晴らしいと思いましたが、モンパニ映画としてはナメク
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.3

水に始まり、水に終わる。

アリ・アスター監督の長編3作目である本作。
『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』に引き続き、「家族の呪い」を根底に据えつつ、母親に会いに行くというロードムービー的な側面
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.7

体の痛みと心の痛み。
痛みは人を強くする。
乳首も然り。

ゲロゾイド(1988年製作の映画)

3.4

カメラワークが「死霊のはらわた」過ぎると思って観ていた矢先、チェーンソーが出てきて笑いました。

前半のテンポが非常に悪い為、86分でも長く感じます。また、画面が異常に暗い点もゴア描写が良かっただけに
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