momさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

3.5

通常版から3年振りの鑑賞。
名作を4Kで再び。

これは珍しく邦題が成功したパターンだと思う。
一度観れば“1900”という、そこに込められた意味も分かるけど、まずは観ないと始まらない。
観客の目を引
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トラフィック(2000年製作の映画)

3.5

黄金色のメキシコと対照的なブルーの判事の家族。

建前だったり形式だったり面子だったり、あちこち回り道をしている間に麻薬は蔓延していく。
偉い人たちのお上品な会合では麻薬組織は撲滅できない。
アクショ
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TINA ティナ(1993年製作の映画)

3.0

当時は友達とティナのことを“パワフルおばちゃん”と呼んでいた笑
アンジェラはあの筋肉でティナの役を勝ち取ったんだろうな。

スターの伝記映画というと、ドラッグか暴力、またはその両方に苦しむ人生で、まぁ
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テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR (Taylor's Version)(2024年製作の映画)

4.0

あれ?あたしが観たのはTaylor's Versionだよね?
“Disney+”マークとポスタービジュアルが付いてるから普通の『THE ERAS TOUR』の方に誘導されてレビューしちゃったけど、こ
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.5

『リトルマーメイド』や『未来少年コナン』、『魔女の宅急便』みたいな、ディズニーだけどジブリ感の強い作品だった。

ディズニーアニメはほぼ全部観てるけど、男の子同士の友情を描いた作品て初めてじゃない?(
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恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜(2006年製作の映画)

3.0

ないわー。
この役の男もだけど、マシュー・マコノヒーがあたし的にない。
サラ・ジェシカはSATCほどではないけど、ファッショナブルで素敵。
クールなズーイーは安定の可愛さ。
銃砲店員のロブ・コードリー
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インスペクション ここで生きる(2022年製作の映画)

3.0

ガブリエル変わったなー。

虐め、行き過ぎた指導、暴言、
審判でもいれば、その都度止めてくれるだろうが、全権を与えられた者ならやりたい放題でエスカレートするのは当然。
虐めは伝染する。

『G.I.ジ
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アーティスト(2011年製作の映画)

4.0

観た気でいたけど、まだ観てなかった!

今の映画は説明し過ぎで、映像の迫力やら色やら爆音やら、とにかく情報量が多い。
しかし本作は、サイレントからトーキーに変わる瞬間に焦点を当て、無声映画の古き良き時
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おやゆび姫 サンベリーナ(1993年製作の映画)

2.0

確かに体は小さいけど、生まれたときから成人女性の姿でびっくりw

王子様との出会い方やドレスが赤青と変わるとこなんか、『眠れる森の美女』を意識してるのかな。
『ピーターパン』『シンデレラ』『ジャングル
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アイアン・ウィル/白銀に燃えて(1993年製作の映画)

3.0

実話がベースの犬ぞりムービー。

ほぼ銀世界の中でのシーンだったけど、息だけでなく体からも湯気が立ってて、北極か!ってくらい寒そう。
犬は毛皮があるにしても、よく平気だよね。

ストーリーは地味で、レ
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ひとりっ娘2(ひとりっこのじじょう)(1995年製作の映画)

3.0

続編の“2”じゃなくて“ ² ”じじょうね。

どっちがメアリー=ケイトだかどっちがアシュレイだか見分けがつかないけど、『フルハウス』のときのミシェルのままで懐かしい。
妹のエリザベスも似てるけど、や
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世界の人々:ふたりのおばあちゃん(2023年製作の映画)

1.5

楽しそうで何より
とは思うけど、何が言いたいのか分からない。

ドキュメンタリー監督って、身内を撮りたがるよね。
腕を磨くために撮るのはいいけど、公開したりコンペに出品するのはやり過ぎな気がする。

フリーダ(2002年製作の映画)

3.0

学生の頃のボーイフレンドはディエゴ・ルナかー。
クレジット見なきゃ分かんないわー。

手術中のシーンはフィル・ティペットっぽかった。

身体の痛みと心の痛み、両方に耐えた人生。
苦痛から生まれた芸術。
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

4.0

職業柄、物事を数字に置き換えて考えることが得意な弁護士の男。
計算式によってテロの犠牲者に支払う補償額を決める仕事を自ら買って出る。

彼の計算式では、金持ちには多く、貧困者にはとても公平とは言えない
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.5

4Dで観たら気持ち悪くなりそうな笑
見てるだけで甘〜いお菓子の世界。
任天堂、カプコン、KONAMI、色んなゲームキャラが出てくるけど、Qバートってそんなに人気なの?w
『ピクセル』にも出てきてたよね
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

Part1も凄かったけど、今作の方が好きだなー。
視界いっぱいに広がる砂の惑星。
重低音で体に響く音響。
劇場で観るために作られた作品。

命の水が循環する装備、ワームを誘う装置、スパイスを採取する重
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.0

後先考えずに行動し、失敗しても学習しない母親。
自分にないものを人が手に入れるとキレる男。
実話が基らしいけど、こんなのどこにでもある話。
道を外れかけた少年をデニーロの手に預けたりなんかしたらどうな
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今日、キミに会えたら(2011年製作の映画)

2.5

出会って、ときめいて、恋をして、愛し合って、世界が一番輝くとき。

周りが見えなくなるってこういう事よね。
現実から目を背けてると、事態はどんどん手に負えなくなる。
いくら楽しい人でも、問題を先延ばし
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ホット・ショット2(1993年製作の映画)

3.5

1が『トップガン』なら2は『ランボー(2か3?)』がベース。
捕まった大佐は本当に『ランボー』の大佐やんww
この時代、こういうくっだらないコメディが流行ったよねー。
『ポリスアカデミー』とか大好きだ
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ボレカス(2020年製作の映画)

3.5

“ボレカス”とはチーズやマッシュポテトをパイ生地で包んだイスラエルのお菓子だそうで、日本では“ブレカス”や“ブレッカス”と呼ばれてるみたい。

年寄りって強情だよね。
人の意見を聞くとか、自分の考えを
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アダマン号に乗って(2022年製作の映画)

2.0

“ドキュメンタリー”と銘打てば何でもいいのかっていうような内容。
いい機材を使って人間を撮れば、観客が勝手に意味を付けてくれる。
なんて都合のいいジャンルだろう。
作り手が出来るだけ手を加えずに自然な
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マーゴット・ウェディング(2007年製作の映画)

3.0

のちに共同で多くの作品を手掛けるグレタ・ガーウィグと公私共にパートナーであるバームバック監督。
カット割りが早くて余計な余韻がない。

身内でも性格はそれぞれなので、合わなければ疎遠にはなるだろう。
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ワイルドサモン(2023年製作の映画)

3.5

わぁ!キモいwww
擬人化するにも程があるw
インパクト凄いのは認める。

笑っちゃマズイ?
真面目に観るべき?

でもこれどこまでがCG?
実写との合成かな。

鮭食べられなくなるわーw

遺灰は語る(2022年製作の映画)

3.0

この物語の主人公は“遺灰”。

ノーベル賞作家であるピランデッロの死後についてはwikiにも書いてなかったので、実際にどうなったかは知らない。

おまけの『釘』は、ピランデッロの最後の短編で、あるシチ
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.0

ストップモーションアニメやCGなど、枠に囚われない自由な作りが面白い。
『ジャイアント・ピーチ』みたいな世界観だなーと思ったら同じ監督だったw
造形のオリジナリティや構図のセンスが群を抜いている。
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ニュージーズ(1992年製作の映画)

3.0

『アニー』のような、新聞売りの少年たちがメインのミュージカル。
ニューヨークで起こった少年ストが基らしい。

クリスチャン・ベールは若いけど『太陽の帝国』のときよりは大きいので驚きはないけど、ロバート
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奇跡の旅(1993年製作の映画)

3.0

マイケル・J・フォックスのやんちゃそうな声がチャンスにピッタリ。

犬の演技も凄いけど、猫はどうやってるんだろう。

ちなみにヤマアラシの針は攻撃用で刺して逃げるけど、ハリネズミの針は防御用なので抜け
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.0

えっ、ティナ・フェイの脚本なの!?
コメディエンヌとしても面白いし、シリアスな役もいけて多才な人なんだなぁ。
2024年のリメイクも楽しそう。

レイチェルやアマンダが“プラスチックス"なのがウケるw
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覚醒の時(2022年製作の映画)

3.0

よくニュースで目にするような、子供の浅はかな行動。

でもあれは現実だったのか、“見えた”だけなのかは分からない。

ある人形使い一家の肖像(2023年製作の映画)

3.0

場面が切り替わると数ヶ月単位で時間が経過していて、特に説明はないが間で何が起こったかは想像がつく。

人生には大きな節目や転換期があるが、淡々と描くとまぁ大体こんなものだろうという感じ。

夢枕に出て
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隣人(1992年製作の映画)

3.0

ブロンドのケヴィン・スペイシーなんて怪しいに決まってる。
弾け気味の新しい隣人に美味しい投資の話。
やめときなさいw

エディが頭がいいと言うよりも、リチャードがバカなんよ。
同情できないのはイタい。
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抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

3.5

最初のPV撮ってる人がアイヴァン・ライトマン監督本人だったww

まぁ大体結末は分かるよね。
人気俳優をキャスティングしたラブコメは分かりやすいのがいいのかもしれない。
前にもジャスティン・ティンバー
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安置所に幽霊は出ない(2022年製作の映画)

3.0

自分がやりたい事が見つかり、その上それを仕事に出来るなんて、なんと幸運な人だろう。
自分の人生は、自分で選択することに意味がある。

消えゆく彼女の肖像(2022年製作の映画)

3.0

美術館での禁止事項はとりあえずスルーで。

彼女の感性は、突然現れたものではない。
元から持っていたんだろう。

みんな熱いものを内に秘めている。
展示してある彫刻と違って、人間には解説が付かない。
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マペットのクリスマス・キャロル(1992年製作の映画)

3.0

どのバージョンでもハズさないクリスマス・キャロル。
ディズニー×マペット、さらにスクルージにマイケル・ケイン!
これぞクリスマスの奇跡!

最後はいつも幸福と感謝で心が満たされる。

バウンティフルへの旅(1985年製作の映画)

3.0

レベッカ・デモーネイの美しさがレベチ。

老人の話を聴く若者、若者の話を聴く老人、どちらも少なくなってきている。
“お節介”という親切がしにくくなった時代。

何十年ぶりかで地上に出てきて興奮気味の老
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